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来年、コロナで1万人が死にます。

ウィルス 社会

我々が怖がるべきは何か?

さて、私たちの怖がっているものは一体何か、そして何をすべきかを今一度考えなくてはいけない。

例えば、
「今やるべき(あるいは今政府や自治体がやっている)ことは、『コロナの根絶』なのか『コロナとの共生』なのか」
を一般国民に聞いてみれば良い。きっと多くの人は考え込んでしまうのではないか?

 

私なりの結論を言うと、「コロナの根絶」などまずあり得ない話だ。

今各国で開発中のワクチンだって、天然痘におけるそれのように、100%予防できるようなタイプのものが開発される可能性はゼロに近い。インフルエンザワクチンのように、発症を抑えたり、症状を軽くしたりするのが目的となる。

それでも頑張って国内で根絶できたとしよう。これが狂犬病なら動物を検疫することによって「一国清浄状態」は保てる。しかし新型コロナは人間が媒介する感染症であり、海外では依然として病原体は無数に存在する。では鎖国するという選択肢を設けるかという問題になる。

もはや全世界規模の感染症になってしまった新型コロナを根絶するためには、全世界で同じレベルの対策をせーの!でやるしかないのだが、現実的ではない。

となると、我々は「コロナとの共生」以外に選択肢はないのである。

多くの人は「根絶」なのか「共生」なのかという整理もしないまま、漠然と怖がっているだけなのだ。

コロナは算数で見ろ

コロナは共生を余儀なくされる厄介者ではあるが、どの程度厄介なのかは単純な算数が示してくれる。

例えば、これを書いている7月17日時点での、国内コロナ死亡者数累計は984人となっている。早ければ今月中、遅くとも3か月以内に1000人の大台に乗り、まず間違いなくテレビでは速報が打たれると思う。

しかし、冷静に考えてみれば、なぜ自殺者数は半年もせずに1万人を超えるのにニュースにならないのか?毎年1000万人が感染して1万人が死ぬインフルエンザのためになぜ自粛しない?毎年交通事故で3000人以上が死ぬのになぜ自動車を規制しない?

それは感覚で認知できないからに他ならない。インフルエンザで1万人が死んでも、日本全体では1万人に1人も死んでいないし、自分の知り合いで「インフルエンザで死んだ人」というのはなかなかいない。交通事故も同様。

ではなぜコロナだけ…?答えは簡単、マスコミがデタラメな情報を使って騒ぐからだ。そして残念ながら、マスコミは「日本が損するように振る舞う」という習性がある。

先日の投稿で書いたように、コロナで死ぬのはほとんどが老人。平均年齢を採ってみると、地域によっては平均寿命を超えてる場合すらある。インフルでこういうデータが見当たらないので何とも言えないが、いわゆる新型インフルの際は新型コロナよりもはるかに年代のばらつきがあったと記憶している。

「ヒラの」インフルでさえ、毎年10人以上の子供(何歳かは知らないが)がインフルエンザ脳症で亡くなっていると言う。関連死を含めればもっとということだ。一方のコロナは、日本ではいまだに1人として未成年は死んでいないのだ。

うちの娘を見てみると、保育所で緑色の折り紙を丸い筒にして口に咥え、「ねずこ~♪」などとやっており、自分は帰るからと言ってそれを友達に渡すと、友達もそれを咥えていた。そんな行為すら注意するのもアホらしいほど、子供たちは不潔で、1日中超濃厚接触を繰り返しているが、それでもコロナにはかからないのが現実なのだ。

ちなみに、現時点でのコロナ重症者数は【全国で】たったの37人だ。

 

コロナについて朗報

これは武田邦彦がYoutubeで紹介していた研究なのだが、新型コロナとインフルエンザは排他的に感染するという論文がある。ウィルスは喉の奥当たりを一時的な駐屯所にして、そこで増殖するのだが、コロナとインフルはそのなわばりを巡って対立するのだと言う。まだ定説にはなっていないが、理屈で考えれば、そういうことも十分あり得る。

ウィルスは自分では増殖することができず、何かしらの細胞に取り憑いては自分のコピーを作らせることによって「子孫」を繁栄させる。その取り憑く先=宿主が別のウィルスで埋まっていれば、その宿主での増殖は諦めなければいけない。……という理屈が正しいかどうかは素人の私には分からないのだが、検証が待たれる。

この仮説が正しいにしても間違っているにしても、自殺者を除いて、感染症による死者は今後、かなり減るかもしれない。なぜなら、今国民がやっているコロナ対策~マスク着用、手洗い、消毒~は、そのままインフル対策になるからだ。この冬のインフル患者は相当に少なかったらしいが、それはインフルピークちょっと前から皆がコロナを意識してマスク着用と手洗いを熱心にやったことが要因であるかもしれないのだ。

次の冬も期待できる。なんせインフルエンザと言えば毎年1万人の日本人を殺す恐怖の感染症である。もし半分にできれば、5000人の命が助かることになるわけだ。

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