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大阪関西万博に行くべき理由

技術・産業

すでに新鮮味のない話になりそうですが、4月下旬に初めて現在開催されている大阪関西万博(EXPO 2025)に行ってまいりました。ま、この時点で2回行ってるんですけどね。

ところで、「EXPO」って”exposition”の略だって皆さん知ってましたか?

 

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万博初入場

さて、私が最初に入場した際のチケットは開幕間もない間なら格安で入れる「開幕チケット」で、要するに割引された1日券です。パビリオン予約は一切なし。入場予約日を前倒しした時点でほとんどのパビリオンはすでに予約できない状況でした。まあ、それも個人的には問題がなくて、どうせ通期パスを買う予定で、初日は何より大屋根リングに登ったり、会場全体の雰囲気を楽しんだり、ドローンショーを観たりすることが目的だったので。

夢洲駅に降り立ってから入場までの時間は30分弱と言ったところでしょうか。入場直後に退場して、まずは喫煙所へ。なんせ大きな会場なのに、設置された喫煙所は東ゲートにある二か所だけ。吸えるうちに吸っとかないと体のニコチンが持ちません。

さすがに二か所しかない喫煙所はものすごく広く、顔色の悪いニコチン中毒者が集まっています。この円柱状の灰皿は別名「大ヤニリング」と呼ばれているとかいないとか。

荷物検査が厳格だったりいい加減だったり

ニコチン補充した後に再入場用ゲートへ行くと、入場ゲートと同じように持ち物検査をされるのですが、入場ゲートと違ったのは、「ペットボトルのお茶を試飲してくれ」と職員さんに言われたことです。しかたなく一口含んで、「スッキリとしたのど越しの中にキリっと引き締まる苦みは、水分補給、食事、スイーツと何にでも合う万能性を持ち、きっと90度弱の軟水で……」と評価を始めたら「あ、そういうのは要らないです」と断られ、入場を認められました。要するに、ペットボトルも開封前だとそのまま通してくれるのに、開封後は何が入ってるか分からないから試飲せよ、ということですね。※フィクションをまじえてお送りしております。

ちなみに二度目の時は、持ち物検査ゲートの他にペットボトルに当てて中身を検査する機械で検査されました。

おかしいと思ったのは、その日も例によって喫煙所に行ったのですが、再入場ゲートで「ペットボトルはありますか?」と聞かれて「リュックに入ってますよ。未開封ですけど」と答えると、「あ、そうですか。じゃあそのままで結構です」と現物を視認すらせずに通されたことです。いやいや、それってテロ対策にならないのでは……?と疑問に思いました。

大屋根リングからの絶景

さて、晴れて入場を果たした後、予約も何もない自由な私はまず大屋根リングに登りました。ふむ、たしかに絶景、圧巻。日が暮れた後の夜景も楽しみです。そりゃ近所に住んでて通期パス持ってる人は、大屋根リングを散歩するためだけに来場してもよろしいわな。

メタンガス警戒で複数の学校が遠足・修学旅行の行く先を万博から変更したという報道がありましたが、行ってみると予想に反して学校行事で来ている小学生~高校生がたくさんいました。行動は結構学校に縛られてるはずなので、それほど自由はないでしょうが、それでも是非、多くを学んで帰って頂きたいものです。

『夜の地球』輪島塗地球儀

こちらは「夜の地球 Earth at Night」の輪島塗大型地球儀。正義の味方のフリをしたアンチ万博勢が「石川県現地に行けばもっと見れる。万博で見なくていい!」などと吠えておりましたが、石川県にとって不本意な展示をわざわざするわけがありません。万博に反対したいあまり、被災地のネガキャンまでやってしまう阿呆さ加減……の話はほどほどにしておきましょう。とにかく素晴らしいので、是非お立ち寄りください。

大目玉・イタリア館

さてさて、私はパビリオンにはさほどの興味がなかったので、開幕直前まで知らなかったのですが、イタリア館ではなんと、「アトランティック・コード」の一部、すなわちレオナルド・ダ・ヴィンチ直筆のデッサンメモが公開されるとのことで、これだけは見ておかなければと。

とは言え、先述の通り予約は取れていなかったので期待せずにイタリア館まで行ったら、入館のための行列が出来ており、警備員さんに「どれくらい待ちますか?」と聞くと、「さあ……1時間とか2時間とか……かかるんじゃないかな」と。このあたり、いかにも万博って感じですね。人手不足の中、警備会社から派遣されてきただけの人であって、万博正式職員さんではありませんから、行列の警備はするけどどのくらい時間がかかるかも分かっておられない。何もこれは警備員さんだけの問題ではなく、これを書いている今でも続くイタリア館(を含むパビリオン)の問題でもあります。が、詳しくは後述するとして。

どうせ時間はあるし、他に特に見たいってものもないなら、2時間くらい待ってやるととりあえず並ぶことに。結果、70分ほどで建物敷地内に入ることができました。変な書き方ですが、入ってから完全に入館するまでにまだ15分ほどかかるのです。

というわけで堪能してまいりました。

個人的には70年万博の「月の石」に匹敵する逸品です。これが見れたらすでに元は取れたので、後はおまけで全部黒字ってことになります。

こちらはファルネーゼ・アトラス像。

iPS心臓が見れる『パソナ・ネイチャーバース』

どうやら私は結構ラッキーだったようで、パソナ館は15分ほど、ガンダム館は待たずに入れました。もちろんどちらも予約なしです。

このパソナ館、鉄腕アトムとブラックジャックという我々日本人に非常になじみ深い手塚治虫キャラを使って、iPS細胞の物語を演じてくれるんですが、いやーこれお金かかってますよ。えっ?半年でこれ潰しちゃうの?ってくらい。メインコンテンツの可動立体モニターは大迫力です。

しかもこのパソナ館、何が良いかって、これだけ金かけて動くiPS心臓まで見ることができるのに、今でも結構空いてるんです。予約なしでも最大30分程度で入館できるんじゃないでしょうか。ただし、万博の来場者数は日に日に増えて行ってるので、最新の情報はSNS等で確認してください。

 

生まれて初めて観るドローンショーに感動

他にも初日だけでガンダム館、ルクセンブルク館、セルビア館などに回れたのですが、1度に書くと大変なので、後ほどパビリオン紹介という形で改めて書きたいと思います。

ってことで、〆は水上噴水ショーとドローンショー。

生まれて初めて観るドローンショーは感動の一言。特にイルミネーション好きにはたまりません。

 

ポストでも書きましたが、これだけ楽しませて頂いて、私の場合は「開幕パス」だったのでその料金はたったの4000円。映画2本分ですよ!通常価格になった今でも大人平日6000円で、万博の内容から言えば破格の安さと言えるでしょう。

 

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