『バイキング』『モーニングショー』に特殊な意思が働いている?
コロナ関連の情報が乱れに乱れております。
しかも、ここで紹介するのは全部、「ミス」ではなく、誰かの特別な意思が作用しているものと私は見ております。
テレビ朝日『モーニングショー』、フジテレビ『バイキング』、双方、「昨日の市中の様子」として3月の映像を流したことが問題になったわけですが、果たしてこれはミスなのか故意なのか。
もちろん故意だとしても「故意です」なんて言えるわけがありませんね。
では「ミス」だとして、日本にいくつかしかない地上波のキー局、つまり、放送のプロ中のプロである放送局が同時期にほぼ同じミスをするなんてことがあり得るのかって話ですよ。学級新聞でも作ってるのか、と。
これが「ミス」であるなら、プロにはあるまじきミスなのですから、それはそれで厳格に処罰されるべき案件のはずなんです。
ところが、多分BPOも何も言わない。
かつて、関西テレビは『発掘!あるある大辞典II』で納豆のダイエット効果実験捏造で、TBSは『クレイジージャーニー』で「予めトカゲを用意していた」というヤラセで、番組打ち切りとなりました。
トカゲが用意されてようがガチ捕獲されようが、国民にとってはどうでも良いことなんですが、「ヤラセ」「捏造」に関しては、BPOはうるさいんですよ。
で、『モーニングショー』『バイキング』については「ヤラセ・捏造ではない」=良い訳が通じてしまうから、処罰の対象にしにくいわけです。
とっとと電波オークションやってしまえ
さらに大きな問題を語るとですね、これらの放送局は排他的に地上波電波を占有できるという既得権益を持ち続けてるということなんです。テレビ局がどんなバカなことをやろうが、どんなインチキをしようが、その規律たる放送法なんてお飾りであり、放送免許停止なんてことはまずあり得えないし、テレビ局自身が「もうやめるからどっかの会社がやりたいなら譲りますよ」と言わない限り、その局を排除することもできないのです。この電波使用権を市場原理にかけて自由化しようというのが「電波オークション」なのですが、ま~~無理でしょうね。テレビではNGワードにされてるそうです。
だから、これほど重大なミスを起こしても、坂上忍はヘラヘラと笑いにしてしまえるんですね。
東京都の「重症者病床使用率」は統計操作?
この2つの放送局の不祥事も十分重大な問題なのですが、さらにその数段上を行きそうな問題がこちら。
東京都が報告していた、新型コロナの重症者病床の使用数がどういうわけか実際の2倍を計上しており、本当の東京都の重症者病床使用率は大阪を下回るものだったという話。
ムチャクチャですよ。
最近までファックスでデータを送っていた日本で医療機関
まず、その前に、新型コロナに関わる各種統計を国でどう集計するかを考えた場合、コンピュータにさほど詳しい人でなくても、例えば政府にベースとなるExcelのワークシートを1枚用意しといて、そこには47列の都道府県記入欄があって、共同編集の形で数字を入力していけば、自動計算&随時更新されることになります。そして下部組織である都道府県はさらに県立病院と市町村に対して同じことをすれば良いわけですよ。
ところが、実際の集計方法は、こんな誰でも思い付くシステムではなく、そしてメールすら使わず、なんとファックスでやっていたんだとか。電子化(メールか?)されたのは5月中旬とか言ってましたっけね。
この事実だけでも驚くべきことです。今世界でファックス使ってるのって日本だけらしいですよ。
小池都知事を許すな
じゃあ東京都の今回の統計報告の問題は、そういう仕組み上の「ミス」なのか、誰かの意思が働いたのか、ってところを考えなくてはいけません。
東京都と言えば日本の首都であり、全国の10分の1の人口が集中する世界有数の大都市です。そしてコロナ感染者数もダントツです。
言うまでもなく、このコロナ禍における動向で最重要視される都市が東京であり、その東京の緊急事態宣言状態がいつ解除されるかという基準のための極めて重要な指標のひとつが、「重症病床使用率」であるわけです。
その指標が、デタラメだったのですよ。
一体、何がどうなって数字がデタラメになったのか?
これをマスコミは全く追及しようとしないようです。ツイッターでも、思ったほどの騒ぎにはなっていません。
繰り返しますが、物凄い重大なニュースなんですよ、これ。
重大な隠蔽!!選挙ために数字隠して緊急事態をわざと長引かせようとしただろ?事実なら小池さんは次の都知事選挙の立候補辞退すべき。
【新型コロナ】東京都の重症者病床使用率、大阪を下回る 正確なデータを公表せず(楊井人文) – Y!ニュース https://t.co/farIPG8Qhp
— 上念 司 (@smith796000) May 19, 2020
上念司氏は『虎ノ門ユース』ではもっとえぐり込んで言及しています。いわく、「緊急事態宣言が続くほど小池都知事は記者会見で目立つことができる。これが実質的な選挙運動になる」と。
心象論でしかありませんが、私もそうだと思います。根拠はありません。これまでの振る舞いから、小池百合子はそういう人物だと私は思っているのです。
さらに悪いシナリオを考えると、「医療は大変」というアピールをしたい医師会と結託している可能性だってあるわけです。
何度も言いますが、私の想像に過ぎません。悪い想像が出来てしまうということは、小池百合子にそういうイメージしか持っていないからです。
緊急事態宣言が発出された時点で、東京都の病床使用率は正確でなかったようですね。緊急事態宣言延長後に修正した、と。記事によれば、原因は軽症者がホテルや自宅で療養したからではないとのこと。
東京都基準もおかしいが、データさえ信頼できないなら従う意味はあるのか。 https://t.co/itX1bh3g8L— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) May 17, 2020
三浦瑠璃氏のツイート。
そうなんです。データは唯一客観的な根拠となり得る要素なのに、そのデータがこんなぞんざいに扱われて良いものかと言うことなんです。
ひょっとしたら小池都知事は実質的な責任はなかったのかもしれません。だとしても、どこでどんなミスがあって、その実質的な責任者は誰なのかを調査した上で都民・国民に報告すべきなのです。そしてもちろん、最終的には小池都知事の責任になります。
殺人事件が起きた時に刑事(検事)や探偵がまず考えるのは、「その人が死んで誰が得をするか」ですが、今回の統計ミスで誰が得するのかを考えると、小池都知事と医師会なんですよ。果たしてこれは「ミス」だったのか、「操作」だったのか。
マジで追及しろって。
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