『5時に夢中』におけるマツコ・デラックスのN国・立花孝志支持者に対するディスりについて、私のツイートまとめです。
N国・立花孝志氏が今やっているのは、「NHKは今のままで良いのか、良くないと思うならどう変えるべきか」と国民に切っ先を突き付けているということ。NHKの味方をする連中は、NHKそのものについては一切語らず、N国や立花孝志について語ろうとする。マツコはそれで逃げようとした。
本来、コメンテーターとしてのマツコ・デラックスに求められていたものは、樹齢ウン百年の大木のごとく、時間的にも空間的にも大きな目線で語る姿勢だと思う。NHKや番組プロデューサーに阿るような発言で失望した人も多いだろう。こうなるとSMAP批判も本当だったのかと思えてくる。
マツコ・デラックス。知らないことは「知らない」、分からないことは「分からない」と言えば良い。恐らく彼女が知っているのはN国の政見放送だけで、過去数年間に及ぶ立花孝志のYoutube動画など観たことはないだろう。
N国に投票した99万人のうち、「冷やかし」「おふざけ」が一体どれほどいるだろうか。冷やかしのためにわざわざ投票はがきを手に投票所まで足を運ぶどうしようもないヒマ人がどれほどいるだろうか。
マツコ・デラックスが思う、立花孝志より優れた政治家は、どんな政見放送をし、どんな法案に賛否を提示し、どんな政策を実現したんだろうか。例えば、政権にあった民主党議員で言えば誰?あの時に民主党に投票した人たちはひょっとして全員「冷やかし」だったの?
これは逆説的な名ツイートかもしれない。「この程度の額なんだから意味もなく金払ったっていいだろ」というのがNHKの存在を許す理由の全て。低所得者層にとっては消費税率1%分以上の負担なんだけどね。 https://t.co/lLgsfJseI0
— 小ライス (@shorice_hitotsu) August 12, 2019
なかなか凄いN国アンチがいた。ちょっと議論にならない。「NHK受信料なんて税金に比べれば」という雑な相対化も凄い。そんな大したことのない問題ならとっととスクランブル化の法案通してしまって立花孝志を辞職させれば良い。でもできないじゃん。
逆に言うと、実質的な税金であるNHK受信料がアンタッチャブルなら、他の税金/予算はもっとアンタッチャブル。
法外な職員報酬、民放を圧倒する事業規模、契約という名の強制徴収、ヤクザまがいの集金人、恣意的な契約、「公共性」がどこにあるか分からない番組、どれを取ってもNHKに存在すべき名目がない。そんなNHKが触れないのに、税金の問題がどうにかできるのかい?
僕が立花党首の立花なら「マツコさんのご意見は理解しました。これからの僕たちの活動を見ていてください。僕たちの支持者が賢明だったと証明して見せます。」とコメントを出します。
異なる意見の持ち主の意見を封殺しないのが民主主義です。N党は民主主義政党ではないのかな? https://t.co/DOKY3yYbDY— 高須克弥 (@katsuyatakasu) August 12, 2019
↑断じて違う。マツコのコメントは言論の形をした暴力であり、政治家ではなく、発信能力が極めて低い有権者を冒とくしたという点で、「一意見」とは明確に区別すべき。
マツコは大木どころか、大木に寄り添う小動物だったわけですね。もうアホほど金は稼いだだろうに、そこまでして守りたいものって何なんでしょうか。
高須院長へのリプをもう少し補足しておくと、今般のようなマツコの発言は、少なくともレギュラーコメンテーターの言論として認めちゃいかんよってことなんです。自分で「わからない」と言ってるんだから、「わからない」ままにしておけばいいものを、テキトーなこと言っちゃうから問題になるわけですよ。もっとも、それなりのリテラシーのある人間ならこのコメント聞いたって心内に何の変化もないでしょうが、国民のうち結構の割合の人間は知性が不足していて、この程度のコメントであっても「マツコが言ってるから」で正しいと思い込んじゃうんですよ。だからこそ番組側もマツコみたいなタレントを使いたがるのです。ちょっと下品なことやったくらいでギャーギャー言うBPOは、まずこういう番組を問題視すべきでしょう。
にほんブログ村
コメント