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“ツイッターヤンキー”から逃れる方法

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ヤンキー思考とは何か

折りに触れて「ヤンキー思考とは何か」を書いてきた。実際にヤンキーであるかどうかではなく、ヤンキー的な思考回路や文化のことである。ヤンキー思考のキモは、「“仲間”を大事にし、敵味方の境界線を引きたがる」「プライベートとパブリックの区別をつけようとしない」というところにある。

最近、偶然か必然か分からないが、ツイッター上の悪口を嘆くフォロワーさんが多い。“現場”を目にすることもあるがそれは昔からだ。

ヤンキーは「陰口」に対しては常にアンテナを張り、その報告を受けるや報復行動に出る行動原理を持つ。その報復とは、ブロックしたり、ツイートで名前を晒すことだったりする。

ヤンキーはどういうわけか陰口取り締まりにはいくらでも手間・時間のリソースを費やす。彼らにとって「陰口」は卑怯であり、ツイートで晒すことは「正当な報復」であるらしい。しかし、ほとんどの人にとってそれは無関係で関心事にはなり得ない。

 

プライベートとパブリックの区別ができない人種

それでもこのような報復行為をやる理由こそが「プライベートとパブリックの区別がついていない」ということになる。これはちょうど、暴走族が浜辺や山ではなく、わざわざ市街地で暴走行為をすることに相当する。

正確に言えば、プライベートをパブリックに押し出すことに快感を覚えるのだろう。りゅうちぇるが家族の名前をタトゥーにしてその写真を上げるのも同様だ。

そういうツイッターヤンキーに遭遇した場合、やってはいけないのが「反発」である。無暗に燃え上がるゴミにわざわざガソリンを投入する必要はない。やるべきは「忌避」であり、せいぜいフォロー外しやミュートで十分だ。

その後まだなお自分が巻き込まれるような事態が続けば精神的に不穏になるのが人間と言うものだが、それでも無視が良い。やるとすれば「法的手段に持ち込むかどうか」であり、そこまでやる覚悟がないなら結局無視するしかない。相手もいずれ飽きるだろう。


 

以上が俺ツイート。ここから補足。

いじめは娯楽

「ツイッターヤンキー」のこれらの行動は、「正義」とか「友情」とかの装飾を施されていたりするんですが、とどのつまり「娯楽」なんです。社会的動物たる人間にとって、他人の悪口やいじめはこの上ない娯楽なのです。

自分と気の合う仲間だけで集い、それを「味方」と規定する。同時に「敵」を規定し、攻撃する。この時彼らの脳内で起きていることは、オキシトシンという麻薬的物質の大量分泌です。

幸い、SNSでこの手合いに絡まれてたとしても対処法は実に簡単で、「無視すれば良い」わけです。

以前にもこのブログで書きましたが、看過できないのは「プライバシーの侵害」や「名誉棄損」です。さらに「名誉棄損」だって、法的に問題にすることができるというだけで、実際には放置しておいても問題のないケースがほとんどです。何も彼らのドラッグパーティーに付き合う必要など微塵もないのですよ。

 

気にする貴方も同じ人種

でも気になりますよね?

そうです。ツイッターヤンキーの行動が人間が社会的特性を持つことゆえであるなら、それを貴方が気にするのもまた、人間の社会的特性ゆえなのです。

人間がこれほどまで器用に言葉を操るようになったのは、「記録」や「重要な情報の伝達」ではなく、「噂話」をするためだったと言います。噂話と言えば、大抵の場合、他人を貶めるコミュニケーションです。

人間が群れて社会を形成するようになると、「自分の立場」をどう向上し、維持するかに、生活の意識が向きます。

本能的に人の評価を気にするようにできてしまっているので、悪口が気になることは極めて自然で健全なのですよ。

《追記》
後にツイッターで補足的に書いたのですが、改めてここで追記しておきます。
ツイッターヤンキーに絡まれがちな人は、自身がツイッターヤンキー的な心理を持ち、ツイッターヤンキー的な振る舞いをしている場合がほとんどです。同じ村の住人だから「村八分」になるのであって、最初からその村から抜けていれば(つまり、そういう振舞いを一切見せなければ)被害に遭うことなどありません。私がツイッターやツイキャスでどれほど好き勝手なことを言おうがこういう手合いからの被害がないのは、私にツイッターヤンキー気質が全くないからです。
もっとハッキリ言いましょう。他人の負の感情を刺激するようなことは一切書かなければいいのです。愚痴、匂わせ、趣旨不明のつぶやき、脈絡依存のつぶやき、こういうのをやめればいいだけです。

 

あなたには敵よりも多くの味方がいる

ここで考え方の転換です。

「なるほど、今自分は本能によって気にしてしまっている」と客観認識してしまえば良いのです。

コミュニケーションの形態は日進月歩で変化していきます。例えば20年前であれば、LINEも、そしてまだ「SNS」という言葉すらなく、メールが主流でした。さらに20年遡ると、ポケベルすらない時代だったのです。

さて今、ツイッターの時代。

貴方のフォロワー数を見てください。日常的にツイートをしている方なら、2桁ということはまずないでしょう。ほとんどの方は数百人以上のフォロワーがいるかと思います。

一方、貴方の悪口を言う人は何人いますか?1人からせいぜい2~3人ですよね?

ドラッグパーティーをやってるその2~3人と、フォロワーの数百人、貴方はどちらを意識すべきだと思いますか?

言うまでもありませんね。

こうやって数字で出してみると、貴方の悪口をツイートする2~3人のヤカラのために、数百人のフォロワーを捨ててツイッターをやめたくなるという判断がいかに馬鹿げているか分かると思います。それは負の感情によって判断力が低下した混乱状態でしかないのです。残されたフォロワーさんにも失礼と言うもの。

 

愚痴を言う相手を決めておこう

それでもどうしても気になって心のモヤモヤが取れないという場合は、(今はクローズの空間がいくらでも作れるので)ある決まった人にだけぶちまけるのが良いでしょう。オープンなツイートには一切出さないこと。ため息のようなツイートもしない。これをルール化するだけで、SNSアカウントとしての貴方の人格は健全に保てるはずです。

大前提としてですが、そういうヤカラに遭遇して、放っておけないという場合は、即座にブロックかミュートすることです。もちろんその後、別アカウントで覗きに行くようなこともしないこと。相手は公共空間でマスターベーションをする変態です。それを見に行く行為もまた変態なのですよ。

また、誰かにブロックされたりフォローを外されたりしても一切気にしないこと。そういう時は今目についた物、例えば「テレビ」でも「机」でも「子供」でも何でも良いので、キーワード検索して、その中に出てくるアカウントさんから、自分とフォロワー数の似通った3人を選んでフォローしましょう。1人くらいフォローバックしてくれるはずなので、これで収支プラマイゼロです。

自分と敵対的な人のことを気にするより、新たに友好的な(正確にはニュートラルな)人との交流を作る方がよほど健全です。

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