ネットメディア(SNS)の変遷~あなたはにNIFTY-Serveを知っているか。

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最近、スペースやクラブハウスなんかで触れる機会が何度かあった話なんですが、「ネットメディア」の変遷について語ってみようかと思います。

この話から、ブログの必要性や、さらにはアンチの対処法等の話もしたいのですが、頭の中では全くまとまっていないので、徒然なるままに書いていきます。

私はいわゆる「インターネット老人」であり、インターネットの創成期どころか、それ以前の「パソコン通信」の時代を知る世代です。

と言ってもそんな人は珍しくありません。今日のSNSユーザーの主たる世代が若いというだけで、パソコン通信を知る人はたくさんいるのです。

パソコン通信と言えば、大手はNIFTYーServe(以下、パソコン通信サービス会社として「ニフティ」と表記)やPCーVANから、小規模では個人が自宅の電話を使ってホストを運営する「草の根ネット」までありました。ここでは後者はとりあえず無視しましてニフティの話を。

 

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君はパソコン通信を知っているか

今や世界の情報インフラとなったインターネットと、昔のパソコン通信サービスであるニフティの大きな違いは、その規模とサービス供給者です。インターネットがアメリカの軍事コンピュータネットワークから自然に拡大していったのに対し、ニフティはある企業がそのスペースとサービスを一手に供給しています。

我々がインターネットを利用する際にはIDは必要ありません。ネットに繋がればIPアドレスが供給されますが、これはかりそめの物であって、IDよりはるかに緩い概念です。なので、いざネットで犯罪やトラブルが起きた際は、その当事者の特定が非常に面倒くさいのです。

あれ?こんな技術的な概論から始めてたらこの記事書き終わるのいつになるんでしょうか……。まあ、良いか。

一方、ニフティをはじめとするパソコン通信には、サービス供給者に与えられたIDがないと利用できません。最初からユーザーの個人情報が確保された上での利用しかできないわけです。サービス内でのどのようなやり取りにおいてもIDは表示されていたため、そのサービス内での個人同一性は常に(嫌でも)保たれていたわけです。例外的に、一部のサービスでは本名が強制的に表示されるものもありました。

ちなみに、当時、IT系やちょっとITを意識した企業の名刺にはニフティのIDを入れるのがトレンドでした。

 

インターネットと掲示板・メーリングリスト

その後、インターネットという世界規模の電子通信網の個人向けサービスが始まって、我々パソコン通信を知る老人にとって大きな違和感だったのが、サービスの多様さと匿名性です。

インターネットプロバイダは、パソコン通信会社と違って、ネットの入り口しか用意してくれません。ネットに入ったら、どんなサイトを見てどんなサービスを利用しようが後はお好きにどうぞ、です。

言論空間としては、主にBBS(掲示板)とML(メーリングリスト)というものがありました。BBSはほぼ完全匿名。MLはメアドだけは分かるというもの。そういったサービスを使って、それぞれの個人ユーザーは(ほとんどの場合無料で)好きな空間を作り、かつてのニフティのフォーラムやBBSのような交流を楽しんでいました。

インターネットサービス開始当初は、ユーザーがプロバイダから供給された僅かなストレージやジオシティーという無料HPレンタルサービスを使って個人のホームページを作るのが流行していました。せいぜい3桁程度しか回らないアクセスカウンターが設置されていて、「キリ番踏んだ方はご連絡を~!」みたいなどーーーでもいい生ぬるいコミュニケーションを楽しんでいたのです。生ぬるいと言えば、ぬいぐるみにメールを運ばせるポストペットが流行ったのもの同時期でした。

 

便所の落書き、2ちゃんねる

その後に登場するのが「巨大掲示板」と言われる『2ちゃんねる』です。巨大掲示板はその前からあったのですが、一般的になったのはこの2ちゃんねるです。若い人でも大体どんなものかはご存知でしょう。完全匿名で、だからこそ、皆が好き勝手にお行儀の悪い罵詈雑言を飛ばし合うとんでもない掲示板でした。しかし、匿名だからこそ、コイツ何者!?というような人物からのタレコミやどこかの企業・組織の内部情報なんかも投稿されて、なかなか面白いところがありました。また、2ちゃんねるで生まれた多様なアスキーアートは日本が誇る芸術のひとつだと私は思っています。

ちなみに、私の自慢は2ちゃんねるでいくつか流行語を生んだことがあるということなのですが、これは以前にも書いた覚えがあるので割愛。

 

mixiで「やさしさの時代」へ

そして次の世代。ネットと言えば2ちゃんねる、2ちゃんねると言えば血生臭い世紀末の世界、だったわけですが、次はその真逆の温かいコミュニティが誕生します。それがmixiでした。mixiはサービス開始当初は紹介制で一見さんお断りでした。ゆえにその登録者は、全員が間接的に最低限の人間関係で繋がっていたことになります。

ここでは個々のユーザーが日記を書き、ネットニュースにコメントをし、同じ趣味の人間が“コミュニティ”を作り、2ちゃんねるとは全く違う穏やかなコミュニケーションが交わされました。

IDがかなり強固で、名前の由来にも関連する「繋がり」が意識されたmixiにおいては、所謂「マナー厨」が生まれました。いや、マナーと言えるかどうかも分かりませんが。mixiには誰が自分の投稿を読んだか分かる「足跡機能」と言うのがありました。それが知り合いなら良いのですが、どこの誰とも分からない者が自分の日記を見ているとなると、「人の日記を勝手に見ておいて挨拶も感想もなしか!」と怒り出すのがmixiの住民だったのです。

生暖かいコミュニティにおいては、よく分からないマナーが生まれるもので、2ちゃんねるとは別の経緯でくだらない諍いが起きたわけです。「SNS」(ソーシャルネットワークシステム)という言葉が生まれたのはmixiのサービスが生まれて間もなくですが、まさにそこには狭量で面倒くさい社会があったのです。

 

フェイスブックとツイッターという世界標準SNS

次に誕生するのがフェイスブックとツイッターです。ほぼ同期のこの2つのサービスは2ちゃんねるやmixiと違ってアメリカ生まれのグローバルなサービスであり、あっという間に世界標準のSNSとなりました。

この2つが今でも共存できている理由こそ、IDのレベルです。フェイスブックは(一応)本名の登録と表記が義務付けられています。パリピやリア充の巣窟と言われる所以ですね。自信や何かしら特別なモチベーションがなければ、日本人にはなかなかハードルが高い。

一方のツイッターはアカウント登録が自由です。いくつでもアカウントが持てる代わりに、そのアカウントの信頼性や有用性は「フォロワー数」で評価されることになります。

ちなみに、ツイッターもサービス開始当初は香ばしい「マナー厨」がいたもので、以下に過去の記事から引用します。


ツイッターが日本でサービスを開始してまだ1年も経ってなかった頃ですかね、ということは10年以上昔の話なんですが、無言でフォローしてくる人に対して、
「無礼だ。ツイッターは家のようなもの。インターホンも鳴らさずに入ってくるな」
というツイートが軽くバズったことがりました。

笑ってしまいました。

松本人志なんてフォロワー800万人を超えていますが、フォローされる度に挨拶送られてきたら大変ですよ。「やおよろずのフォロワー」から届く800万件の挨拶すべてに目を通せと?(笑)


ま、mixi文化に浸っていた情弱さんでしょうね。

 

インスタグラム

え?インスタ?あまり興味ないんですが、触れておきます?

日本語アカウントのサービスが開始されたのは2014年とのこと。

ユーザーはどうせ女性ばっかりだろと思って調べてみると、このサイトによれば、

日本の利用者は男性が43%、女性が57%

とのことで、意外に男性もいるもんですね。投稿量ベースで調べたらもう少し極端な比率が出ると思われます。

そういや、今時の中高生はLINEよりインスタのDMでリアルタイムの通信をしているんだとか。なるほど。

 

やはりツイッター、フェイスブックと比較するとその男女比は一目瞭然ですね。メシ食う度に写真撮る慣習のある女性は、そりゃインスタやるでしょう。しかし、女性だけを見ると、ツイッターよりもインスタやってる人の方が多いというのはさすがに驚きです。いや、ツイッター面白いぞ?

 

ってなわけで、次は「ブログ」を中心に語りたいと思います。

 

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