フィアー・ザ・ウォーキングデッドは下手くそでは?
ウォーキングデッド・シーズン8も観終わって、今は『フィアー・ザ・ウォーキングデッド』を観始めています。とりあえずシーズン1は観終わりました。
まだシーズン1ではありますが、なんというか…これ…下手くそじゃないですか?
脚本が変にスカした感じで、全体的に地味。キャスティングもこれで良いのかどうか、シーズン1を観終わっても「これ!」という人物が見当たりません。
アクションシーンはというと、安物のハリウッド映画そのままの手法で、過剰な「寄り」「揺れ」「カット割り」で何が起きてるのかもサッパリ分かりません。
当然ながら、アメリカ全土(かどうか知りませんが)がゾンビウィルスで大変なことになってるって設定は、すでに本家の方で分かってるので、それ自体に新鮮さなどありません。
WDファンが観たいのは、「どういう経緯で街があんな感じになっていったのか」を臨場感たっぷりで描かれたドラマのはずなんですが、なんかいまいち心に響くものがありません。
やっぱり本家ウォーキングデッドは秀逸だった
比較するとやっぱり本家WDってめちゃくちゃ上手いんですよね。1話からグイグイ引き込まれるし、主人公のリックもメルル&ダリル兄弟もキャラが立ってて、視聴者のピントが合うようできてるんです。
これはもちろん原作コミック(しつこいようですが、読んだことはありません)のクオリティーの高さのおかげもあるのでしょうが、脚本や画の魅力という点では、やはりフランク・ダラボン監督の技術によるところが大きいのではないかと思います。
ところがWikipediaを覗いてみると、ダラボンが監督をしたのはシーズン1の第1話のみのようで、あとは脚本と製作総指揮とのこと。「いいか、こんな風に撮るんだぞ」と指導をするための1話監督だったのでしょうかね。
観ますけどね
本家も『フィアー』も寝る前にiPadで視聴してるんですが、本家の時は「眠れずに次を観てしまう」ことが度々あったのに、『フィアー』では30分と持たずに眠くなってしまうこともしばしば。
それでも観ずに批判することだけはしたくないので、とりあえず最後まで観て改めて論評したいと思います。
なんせシーズン4まで続いてるんだから、観て損はない、はず。
コメント