間違いだらけの生姜の食べ方

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ところで生姜は本当に体を温めてくれるの?

ちょっと昔の話、まだ『笑っていいとも!』が放送されていた頃に、タモリとゲスト(中島美嘉だっけ?)が生姜の話で盛り上がってて、「生姜はすりたてでないと効かない(体温向上がない)」なんてことを言ってまして、それを長年信じてたんですよ。

だから風邪のひき始めのタイミングで生姜湯を飲む時は、粉末に加えて生のすり生姜を足してたわけです。

ところが最近になって、「生の生姜に体を温める効果はない」と知って結構ショックを受けてるんですわ。

ジンゲロールとショウガオール

じゃあ生の生姜に薬効はないのか?って言うとそうじゃないんですね。

生の生姜にはジンゲロールと言う成分が含まれ、これは血管を広げて体の末端にまで熱を運ぶ作用があるらしいです。これはこれで体に良いわけですね。

一方、我々が生姜に求める「体そのものを温める効能」は、ショウガオールと言う成分にあります。ショウガオールは、生の生姜にはなくて、生姜を乾燥または加熱またはその両方によって、ジンゲロールが変成した結果出来るもの、とのこと。


生の生姜を加熱してショウガオールが出来るのなら、生姜湯に入れるのは正解では?

いやいや、生のすり生姜を入れてその上から熱湯をかけた程度ではショウガオールは産生されないらしいのです。

具体的には、100℃近くの温度で30分間の加熱、さらにショウガオールを増やすためには、そこから乾かして水分を完全に抜く。これで完璧。

とりあえずショウガオールという場合も、30分の過熱は必要であって、生姜湯にすり立て生姜を足す程度では、期待した効能はないということになります。ただし、生姜湯粉末にはそれなりにショウガオールは含まれているだろうし、ジンゲロールで血行が良くなることも決して悪いことではないでしょう。

ちなみに、葛根湯には乾燥生姜が含まれています。

ショウガオールを作るのは面倒くさい

生姜を細切りにして蒸して干して……という作業は、料理が好きな人には苦でもないんでしょうが、そうでない人にとっては物凄く面倒です。といって、私のように、普通の生姜湯粉末だけではパワー不足な気がするという人も多いでしょう。だったら、生姜湯粉末だけではなく生姜粉末を別に用意して足してしまえば良いんじゃないかと。これだと甘過ぎるのがイヤって人でも、自分好みの甘さにした上でショウガオールを摂取できます。

ちなみに私は黒糖生姜パウダーなるものを「追い足し」してました。生姜湯に足す以外に使ったことないけど、佃煮作る時は良さそうな気もします。

じゃあカプサイシン(唐辛子)は?

かつては、女子高生やOLがバッグに入れて持ち歩いていたという程ブームになったカプサイシン。このカプサイシンの体温を上げる効能はいかほどなのか。

ざざーっと調べてみましたが、これは私の予想通り。カプサイシンはアドレナリンを分泌する効果があって、脂肪の燃焼を促す、と。ただし、同時に血管を広げて体を冷やす効果もある、と。ふむふむ。

どうやら、これから体を動かすという人にはカプサイシンは良さそうですが、風邪気味で今から寝るって人には逆効果の方が大きそうです。「夏の暑い時こそ体を冷やすために辛いカレーを食べる」なんて言いますからね。

 

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