これまでのあらすじ
「犬と主従関係」についてネットを見て回っていたら、
犬と笑えば
というブログに到達し、そこに書いてあることが私から見て欺瞞や妄言のオンパレードだったので、当ブログで引用し、批判記事を投稿しました。
するとシンパの人達から罵詈雑言コメントを頂いた後、当該ブログにて、当ブログへの反論が掲載されました。
ブログ主である瀧沢かいるーさんいわく、主従関係なんぞクソ食らえと、わざわざ犬の写真に吹き出しを合成して「クソ」という下品な単語を発せさせるほど、「主従関係」に対し憎悪の念を抱いているご様子。
その後の細かい流れは実際の記事を読んで頂くとして。
犬に運動は必要ないの?
から引用します。
コリー系なんて1日で100km前後走り回る犬種ですよ。健康を維持するための運動量を1/3だとしても30kmは走らせないといけないことになります。
確かに牧羊犬として現役で働いているコリー系は100km走るでしょうが、それくらい走れるというだけで必ずしもこの運動量が必要なわけではありません。
青字が私の自己引用、赤字が瀧沢先生の引用です。
さて。
「1日100km走り回る牧羊犬であっても、健康を維持するための運動量はそこまで必要ないだろうから、さしあたって1/3程度の“係数”をかけて、30kmは必要ではないか」と、わざわざ具体的な数字まで書いてるのに、それがまるでなかったかのように、この回答です。
この後、「毎日100kmも走らせたら体を壊す」だの何だのとダラダラ続くのですが、これをなぜ私の発言への回答という形で書くのか、全く理解に苦しみます。
早い話、会話が成立していないんですよ。
極め付けが締めの言葉。
運動力が多いと言われる犬種であっても、運動させることよりもいかにその子のやり方でリフレッシュさせてあげるかが大事です。
結局、瀧沢先生は、私の論説の引用部分とは全く関係ないことを書き続けた上に、具体的な運動量には何一つ触れることなく、このよく分からない文言で言葉を閉じてしまったのです。
さて、
「運動させることよりもいかにその子のやり方でリフレッシュさせてあげるかが大事です」
とは、どこの大先生の論文から持ってきたものでしょうか。
これほど、劣悪で無意味な主張もなかなか見られるものではありません。
「え、リフレッシュさえできれば運動は必要ないということ?」
と仮に私が書いたとしましょう。すると瀧沢先生はきっとこう仰るはずです。
「運動が必要ないなんてどこで書きましたか?言ってもないことを言ったかのように言われるのは不快です」
と。
犬にとっての運動
ということで、本題から逸れて、犬の運動について注釈的に書いておきます。
ここで私が問題にしたのは、言うまでもなく「ストレス解消法としての運動」ではなく、純粋にフィジカル面で健康を維持するための運動、つまり犬の筋肉や骨、内臓機能を健全にするための運動のことです。
瀧沢先生は、痛いところを突かれたのか知りませんが、フィジカルの問題を勝手にメンタルの方に持って行き「リフレッシュさせるかが大事」などと書いてしまったのでしょう。
例えば、人間であれば現行理論では「1日1万歩の歩行が必要」などと言われます。歩くことが精神的なリフレッシュ効果をもたらすのは当然のこととして、それとは別に、純粋なフィジカル面での健康維持の意味で、これだけの運動量が必要ということです。
※この記事は引っ越ししました。続きはこちらからどうぞ。
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