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小ライスへの名誉棄損事案について。

 

今回のAさんの一連のツイートは実に不思議です。

どうも堪忍袋の緒が切れて「公表に至った」とのことですが、そこには私の名前がありません。明らかに私なのに。なぜ私の名前を出さないのでしょうか?

さらなる不思議。「あくまでこっちの言い分なんでしばらくしたら消す」と。

え?なんでそうなっちゃうの?
(ちなみにこれを書いてる現時点では残っています)

そんなことをされたら、中途半端にそれを読んだ人にとってその情報が最後ってことになっちゃうわけでしょ?

 

目的が分からないんですよ。

何に対して怒っているのかも実はハッキリしていません。

(そんなことしてないしむしろ逆だけど)「深夜まで拘束された」ことに対してお怒りなら「そろそろ落ちます」と言ってスペースを閉鎖すればよかっただけの話ですね。仮にこちらに拘束しようという意思があったとしても物理的に不可能です。

(そんなことしてないけど)セクハラまがいの言説をぶつけられたのなら、その時に私に抗議しても良いし、ツイッターサーバーには時限で録音データが残っているんだから、運営に訴えれば良いわけですよね。まだ残っているはずなので、是非やって頂きたいところです。

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ブロ解しといて「名乗り出ろ」?

今回、Aさんからはブロ解(相手に強制的にフォローを外させる手法)されていることが分かりました。それでも共通のフォロワーがたくさんいる上に「界隈」はリストに入れてるので分かるんですけどね。

Aさんのやったことは言論のルールを越えた暴挙だと認識しております。自分の主張したいことがあるなら、@でもDMでも良いから言えば良い訳ですよ。DMで私に罵詈雑言を浴びせられたのなら是非公開してください。でもありませんよね。DMなんてしてないんだから。

そして私の名前を出さずに内容を切り取り公表。

このやり方が卑怯なのは、一部の人間にはそれが小ライスであるということが特定できてしまうことです。問題のスペースには他にも参加者がいましたし、参加していなくても外からはメンバーだけは覗けてしまいます。そのうちの誰かが私に悪意を持っていたり、単細胞な人間だったりして、それを広めたら…?

 

ハッキリ名指しもせず、しかもブロ解しといて、「後ろ暗いことがないなら名乗り出ろ」。でも「一方的な言い分だからしばらくしたら消す」。

ご本人は混乱状態にあって自分で何を言ってるのか分かっていないのではないかと思います。

自説主張の方法はいくらでもあるのに、わざわざ自分からリングを降りて、仲間を募ってリングの外から一斉に石を投げる。

さて、卑怯なのはいったいどちらでしょうか

「しばらくしたら消す」?

さて、後ろ暗いのはいったいどちらでしょうか

「深夜まで妄想に付き合わせた挙句に逆切れした」のもいったいどちらでしょうか

 

……って言うことを私の方も言ったとしたらどうなるんでしょうね。

 

男性にはできない手段

もう一つ、Aさんのこのやり方が卑劣であるのは、仮に私が当該スペースでAさんの論説が気に食わないからと言って、同じやり方をしたとしても(死んでもしませんが)、その効果はAさんがやった場合ほどにはならないのです。せいぜい何分の1かという程度のものでしょう。

どういうことかというと、ジェンダーやセックスにまつわる諍いにおいて、男性はいとも簡単に悪者にできてしまうからです。

男性による女性への性暴力が卑劣なのは言うまでもないことですが、逆にその前提があるからこそ、女性は簡単に男性の冤罪を作り出すこともできてしまうわけですよ。痴漢冤罪とかね。

現場を知らない人は無条件に女性側に付きがちなので、これをやられたら男性は一巻の終わりなわけで、アメリカの議員さんが「女性記者と2人きりの取材は受けない」とするなどはまあ当然ですね。

Aさんの場合、私が繰り返し説明した主題や論点、あるいはAさんが知らないと言ったので説明したクォータ制や偏差値格差の問題などを一切無視し、長時間いろんな話をした中からわざわざ「強姦」「発情」というセンセーショナルなキーワードのみを抽出した上に「妄想」と装飾を付けて私の言動を説明しています。

先述の通り、私がこれをやられたところで覚悟の上ですし、その気になればその場にいた第三者の証言を頂くこともできますが(しませんけど)、私じゃなかったら?たまたま第三者がいなかったら?その人は生涯「男女平等」なんか考えるものかと思っても不思議ではありません。

 

維新はこういう言説に苦しめられた

上の見出しから繋がる話で、維新とアンチ維新の間の言論が連想されます。

例えば昔の「橋下徹vs女子高生」討論で、橋下さんが女子高生を泣かせた様子は、橋下徹を一気に悪者にしてしまいました。

もう議論の内容はどうでもよくて、「橋下が女子高生を泣かせた」という事実こそが重要なわけです。もちろん「女子」高生でなくてはいけません。

言っておきますが、あのやり取りにおいて私は橋下さんを100%擁護するつもりもないんですよ。あれは他に言い方もあっただろうしヘタクソだったと私も思います。

ただし、高校生を「大人」と認めるならあれで良かったんです。

橋下さんは財政破綻という時限爆弾を抱える大阪府の首長として、長期展望における府民の幸福を実現する義務がありました。

そのためには行政事業に順位を付けて、予算配分を考え直さなければなりません。それは府民の長期的利益のため、です。

ところが、橋下徹が女子高生を泣かすという“一枚絵”はそんな橋下の理念や議論の脈絡を無慈悲に吹っ飛ばしてしまうわけですよ。

この例は、多少なりともセックス要素の混じった分かりやすいエピソードですが、維新がデマやそれに準ずる怪情報にどれほど邪魔されてきたかは支持者ならよくご存じかと思います。

橋下徹が「芸術に無理解」であり「大阪の破壊者」であり「女子高生を泣かす鬼畜」としたのも、毎日新聞の218億円誤報事件も、吉村知事を「イソジン吉村」と呼ぶのも、全部目的は同じです。こういったやり口が実現してしまえば、大阪府民・市民は「自分たちのために頑張ってくれている人を攻撃する」という構図ができてしまうわけですよ。

 

「名誉」とは

さて、この件については扱いに大変困りました。

私をいつの間にかブロ解(相手に強制的に自分のフォローを外させること)した上で、形の上では名前を出してはいないけど一部の人には小ライスだと断定できる形で誹謗中傷。ブロ解はしているけどブロックはしていない。DMや@でいくらでもやり取りはできたのにそれをしない。ブロ解で直接検知しにくい状態にしといて「名乗り出ろ」と言う。見せたいのか見せたくないのかもよく分からない。

さて、私はどうするのが正解だったのでしょうか。

@で反論する?そもそも相手に直接のやり取りをする意思がないからこういう手段を使っているのですよね?

じゃあ引用リプという形で書く?そういうの嫌いなんですよね。私はポリシーとして(結果的に誰も興味を持たなかったとしても)、「役に立つ」または「面白い」ことを書こうとしているわけで、さらに「一般性」を重視しています。

「え?それ誰に対して書いてるの?」みたいなツイートする人っていますよね。リアルであったであろう出来事についてその説明もなしに突然怒りの文言をぶちまけたりとか。あれをやる人の気が知れないんですよ。

なので私は、@や引用でない限り、仲の良いフォロワーさんのことであっても個人名は出さずに「私の相互フォロワーさん」という表記にしています。

ま、そりゃどうでも良いとして本題へ。

とにもかくにもこの件は「名誉棄損」にあたります。それが立件できるレベルかどうかは別の話で、性質としては「特定の誰かの名誉を棄損する行為」になります。名誉棄損はそれがたとえ事実であっても成立するのですが、さらにこの件においては虚偽や悪意ある切り取りも見られて悪質なケースです。

 

が、それでも、そんなことはどうでも良い!!

 

この記事(?)を書くずっと前に、当該ツイートには引用の形で「フォローを外してほしい人は言ってください」とツイートしております。

たとえ一般的に名誉棄損になるようなことであっても、私にはどうでも良いことなんです。

その理由は、私が普段から十分にツイートやブログで拙論を公開しているからです。

その上でなお、誰かの一方的な私への誹謗中傷を目にして「小ライスはそんな奴だったのか」と信じ込んでしまう人を引きとめようとは思わないんです。

普段の私の主張をよく知った上でそう判断されるなら、その人の理解力がないか私の人望が足りないかのどちらかであって、そのどちらだとしても今すぐどうこうできる問題ではありません。

 

もしこの件において私の「名誉」が関わるとすれば、内容そのものではなく、これを無視することによって私の言動の一貫性がなくなる=信頼が落ちるという意味で「名誉」が棄損されるのです。

私は相手が誰であれ無視はしません。議論するだけ無駄だと思ったらそういう断りを書きます。

今回の件では「名乗り出ろ」と言われたから名乗り出たものの、その後どうすりゃいいの?ってとこが大きな問題で、結果的にこのブログのスペースを使うことにしました。

随分長いことブログをやっているのですが「noindex」設定(検索から回避させる)を使ったのはこれが初めてです。言い換えれば、それほど一般性にこだわり、個人的なことは書かずにいたということです。

 

ということで、本題中の本題。この件における本当の問題をお話します。

 

ジェンダー論が忌避される

問題のスペースにおいて、私は、Aさんが知らないと言ったクオータ制についても話しましたし、学歴格差の問題についても話しました。その大きな主題は「本当の男女平等とは何か」であり、サブテーマとして「能力ある女性が埋もれることは大問題」「生得的な男女差はどれほどあるのか」「男女関係なしに個人の能力が評価されるべき」というようなことを論じました。

Aさんのツイートからそれが分かるでしょうか。分かりませんね、書いてないんだから。

私がどんなテーマをもって入口から入ろうが、相手の逆鱗に触れてしまうと、出口では「小ライスは真夜中まで相手を拘束して強姦を正当化するキモい理論を延々喋り続ける変態野郎」ということになってしまうわけです。

そのスペースの前に私は初めてツイキャス配信をしたのですが、そのテーマはコロナワクチンについてでした。しかし、本当なら初めてのキャスはジェンダー論について論じたかったのです。

なぜか?ジェンダー論はテキストでは伝わりづらいからです。やたらめったら触れる人の感情を逆なでしてしまうからです。私にとってはそういう事情があったからこそのスペースでした。

さて、巷間ジェンダー論はどのように論じられているでしょうか。

古くは『TVタックル』の「田嶋陽子vs舛添要一」なんかを思い出す人も多いでしょうが、あれは本当に「ジェンダー論」だったのでしょうか?

いやいや、「今からここでケンカしますから皆さんどうぞ~」とテラ銭取ってテレビで見せていただけですね。もちろん、その中身にはピックアップすれば役立つ話もあるにはあったんですが、基本的に「ジェンダー論」はエンターテイメントだったのですよ。

では今は?健全なジェンダー論は展開されているでしょうか?……って言うととんでもない。ポリコレと言う名の重い足枷をつけられて、論じることそのものがタブーになりつつあるのですよ。

テレビなどで論じられるジェンダー論は、一見まともな議論に見えて、実は予め敷かれたレールの上を皆がお行儀よく走っているに過ぎません。そのレールはジェンダー論の本質をしっかり回避しています。ポリコレにぶつからないように。

まだ田嶋・舛添のバトルの方がマシだったのではとすら思えます。

ところで、田嶋陽子氏の言論活動はジェンダー論の進展に繋がっているのでしょうか?
『そこまで言って委員会』なんかを観ていると、誰にでもタメ口、気に入らない意見にはヤジでさえぎり、「うるさい!」と一喝し、根拠を聞かれると「知らないよそんなの」と開き直り、最後には「結局誰も賛同してくれない、私は虐められている」とどういう訳か被害者面。さて、本当に社会進出したい女性達は彼女のことをどう見ているのでしょうか。

簡単に言えば「ジェンダー論について盛んに議論しています」「男女平等は進んでいます」というポーズを取るばかりで、実際のところ社会格差解消がどれほど進んでいるのかということについては大きな疑問が残ります。

ジェンダー論が歪めて論じられ、いかにも「社会は進歩している」ような演出が為された場合、何が問題かと言うと、差別がステルス化してしまう可能性があるわけですよ。

「企業経営者の女性比率が極端に低い」ということを論題に挙げた場合、「そうですね、私も大いに問題ありだと思います。何としてでも是正すべきですね」と上っ面で賛同し、その解決策については何ら提示もしない。

そりゃ下手に論じれば今回の私のようなことになりますから、「触らぬ神に祟りなし」なのですよ。私はハンドルネームで活動しているから良いんですが、個人情報が明らかな場合、相当な覚悟が必要です。

その時に賢く振る舞うのは、「問題」に同調し寄り添うフリだけして何もしないということになっちゃうわけです。ヘタすると、その人が会社経営者である場合、男性ばかりを採用しながら「個人ごとに能力と条件を勘案した結果たまたま男性ばかりになっただけで、当社は男女分け隔てなく採用している」とさえ言ってしまえば、男女差別なんてないことになってしまう、と。

 

今回のことからはとにかくいろんなサブテーマが関わってきて、実はまだまだ書きたいことがあるのですが、すでに1万字を軽々超えて、1本の記事としては当ブログダントツの最長記事を記録してしまいました。

普通なら記事を分割するのですが、個人的なことが混じったnoindex記事をいくつも投稿したくもないし、また後日、一般論化できる部分を抽出して新しい記事をいくつか書きたいと思っています。

 

最後まで読んで頂いた読者の皆様……ひょっとしてヒマなんですか?あ、じゃなくて、ありがとうございました。

コメント

  1. シルバー より:

    ワイもフォロー外されてたwww

    ありゃただのヒステリーだな。

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