【新型コロナ】換気の意味~コロナって空気感染するんですか!?~

咳をする女性 医療・健康
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えっ、コロナって空気感染するんですか!?

皆さん、換気してますか?換気しないと新型コロナに感染してしまいますよ!

「クラスター」という言葉が頻繁に使われるようになると同時に、この「換気」の重要性も説かれるようになりました。ウィルス除去のためやはり換気が………

……え!?

新型コロナって空気感染しないって言ってませんでした!?

そう、最近やたら「換気しろ」と言われて私はずっと疑問だったのです。

新型コロナは空気感染をしない。だったら空気を入れ替えても意味はないはずなのですよ。

でもクラスターとなった例においては、どうやら換気していない密閉空間だったこともその原因らしいと。

 

例によって、医者でも感染症の専門家でもない私が個人的見解を披露します。

まず先に結論。

「換気はした方が良い」だが、あなたのやり方は間違っているかも

ではその根拠を以下に説明します。

ウィルスが床に落ちるまでに時間がかかる

咳やくしゃみ、あるいは話すことで鼻口から排出された新型コロナウィルスは、床や何かしらの物体に瞬間移動するわけではありません。ウィルスは飛沫(唾液や粘液)に乗っかって、時には勢いよく、時にはゆらゆらと漂いながら、どこかに漂着するわけです。

会話している間に外に出てしまった飛沫は、数秒かけて床に着地。咳やくしゃみなどで形成されてしまった小さな飛沫は数分間も漂うことがあるとか。(←多分これを「エアロゾル」と呼んで良いと思います)

エアロゾル感染がどの程度があるかについてはいまだ議論のあるところですが、「ある」という前提を置いておく方が無難でしょう。

空気感染あるいはエアロゾル感染はしないとしても、空気が媒体になってウィルス汚染を広げはするわけですよ。

だったらその媒体たる空気を風で外に出してしまう、つまり飛沫がどこかに付着する前に排除してしまえば良いわけですね。

それが換気をする意義です。

だが、1時間に1~2回の換気に意味はあるの?

バス及びタクシーは閉鎖された空間で乗務員と乗客が長時間かつ近距離で接することから、感染拡大を防止するため、エアコンを用いて外気を導入することや、乗客の降車後に窓を開けて換気する等の車内換気に努めていただきますよう、お願いいたします。

これ、厚生労働省からの要請に基づいたバス協会の啓発です。

なんかおかしくありませんか?

「乗客の後者後に」?

じゃあその乗客が30分間乗るとして、その30分間は換気せず、同じ空気を吸っても良いということですか?

何が言いたいか、(全国に7人いると言われている)賢明な当ブログの読者諸君には説明など要らないでしょう。最近になってタクシー会社が個別に「乗車中も換気する」とやり始めています。

あのね、車の容積を考えたら、換気そのものは乗降の際のドアの開閉で十分できるでしょ?

問題はそこじゃないでしょ?

新型コロナウィルス肺炎が、どのようなプロセスで感染するのか、なぜ換気が必要なのか、一般に知らされている情報すら整理せず、熟慮せず、

「空気悪いと風邪ひくからね、換気した方が良いよね」
「換気したから安全になったよね」

というノリ。アホかと。

先述の通り、体から排出されたウィルス(が付着した飛沫)が、空間内の何かしらの物体に付着する前に空間外に出してしまうからこそ換気の意味があるんです。

空間中にウィルスが出現したそばから追い出すのが肝要なんです。

乗客が降りた後に換気するってことは、乗ってる間は換気しないってことであり、乗客が感染者なら運転手あるいは同乗する乗客に、運転手が感染者なら乗客に感染させてしまう可能性が高いということです。なんせ飛沫は数秒で車内のどこかにくっついちゃうんだから。

つまり、やるべきは、多少寒いかもしれないけど3cmだけ窓を開けたままにして車を走らせるということであり、大事なのは「乗車中の常時換気」なんです。

 

テレビ番組の「換気タイム」

『虎ノ門ニュース』観てましたらですね、出演者とMCの居島一平氏それぞれの間に透明アクリル板を挟むという念の入れよう。これは良い。

で、1時間近く経ってからでしたっけ。「5分間の換気タイム」を設けているんですよ。その間は全出演者はスタジオの外に出る、と。

この換気に意味はあるのかというと、「しないよりは良い」程度でしょう。ただし、数秒でどこかに付着してしまう飛沫に対してはほぼ100%意味がなく、あるとすればエアロゾル化した飛沫についてのみです。(エアロゾルは医療現場でなければめったなことでは発生しないらしいですが、何の遠慮(衝立)もなくクシャミなんかをすれば発生するのかもしれません)

本当なら、そこそこの風量で「常時換気」しなければいけないはずなんですよ。それができないのであれば、空気清浄機を何台も置いて回しておくなどする必要があるでしょう。

ただこの番組の換気タイムは、その間に消毒作業もするとか言ってたはずなので、どちらかというとそちらの方が意義があると思います。

この辺、レギュラー出演者であり私の尊敬する上念司氏は、「医療機関以外でエアロゾル感染はしない」と主張してきたのですから、注釈程度の説明はほしいところです。

沸騰型加湿器がいいかもよ

空気清浄機も良いんですが、沸騰型の加湿器が良いのではないかと私は思うんです。加湿すること自体、空間内のウィルスを減少させる効果があるということは知られていますが、沸騰型だとなお良いかもしれない。

空間内で沸騰するお湯があることで、そこに割と大きな上昇気流が生まれて空気が循環するんですよ。周りの空気を引き寄せて、上に押し上げるわけです。引き寄せられた「ウィルス汚染された空気」は、ごく短時間ではありますが、超高温多湿の加湿器の蒸気(正確には湯気ですが)に曝されることになり、そこにもしウィルス飛沫が含まれていれば致命的なダメージを受けることになります。

これを繰り返すことによって、つまり加湿器を回し続けることによって、ウィルスはどんどん減少していくのではないかと予想されるのです。要するに、「部屋を加湿するとウィルスが減りますよ」という以上の効果が期待できると。

手っ取り早いのはヤカンや鍋でお湯を沸かしてしまうことですが、キッチンでやってもあまり効果は期待できないかもしれません。安全を確保した上で、人の多い場所に近いところにできるだけ高出力の沸騰型加湿器を設置するのが効果的だと思います。

これでは足りない!と思ったら、ポータブルのIHヒーターを居間に置いて、ヤカンでお湯を沸かしましょう。

季節が本格的に春になったら、窓を全開にしておけば良いんです。

まとめ

素人が「エアロゾル感染」と「空気感染」を区別することに大した意味はない。「空気感染はする」という前提で、空気をきれいにするということを心掛けて損はなし。

換気の基本は「常時」。

換気ができていてもできていなくても強力な空気清浄機もしくは沸騰型加湿器があると吉。

おまけ

何年か前に出現した商品で、次亜塩素酸ナトリウムか何かを染み込ませた繊維を首からぶら下げたり、デスクに置いといたりするやつ。私の見解では、あんなことを個人単位でやっても何の意味もありません。(たしか消費者センター案件じゃなかったかな?)

汚染された空気が勝手にそこに集まってくるなら良いけど、そうはなってないわけでして。

そういうことをやるのであれば、タオル掛けに次亜塩素酸ナトリウムをべっとり染み込ませたタオルをかけて、そこに扇風機の風を当てるなりした方が良いでしょう。この場合、ただの水であっても良いんですが、ただの水は物質を吸着させるだけで殺菌効果がほとんどないため、タオルが乾く前に霧吹きで湿らせるか、ある程度の時間置きにタオルを洗った方が良いと思います。

 

以上、全て素人の個人的見解です。

素人の見解に過ぎないんですけどね、今なおアメリカの専門家サマが「マスクの防御力は小さい」なんてことを言うもんで、素人でも口を挟まないといけないことになるんです。

おかげさまでこのツイートが現時点で6000fav頂いておりますが、その割にブログはなかなか見に来てくれないんですね(-_-)

で、このツイートに対する反応で分かったことは、「マスクの防御力が高いということは攻撃力が低いということ」みたいな勘違いをしている人がいるということ。マスクに表記されているスペック=ろ過率の数字だけを見て、「吸い込む時にウィルスがこれだけフィルタリングされるんだから、自分の出すウィルスだってこれだけ除去される」と。

これが大きな間違いであることは過去の記事にも書いてますが、再度まとめようかどうしようか…。


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