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犬もサルもレイプ犯も、女性の「動き」を見ている?

ジェンダー
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レイプ犯は女性の歩き方を見ている?

先日、武田鉄矢さんのラジオを聴いていたら、『ナンパを科学する』という本が紹介されていて、そこには「レイプ犯は女性の歩き方を見ている」というようなことが書かれているらしいです。私はまだ読んでいないので、「らしいです」なんですが。

いわく、レイプ犯は「歩き方がおかしい女性」を好むんだとか。具体的には、動く女性のシルエットだけを見せて判断させるんですが、そこに「好み」の傾向がはっきり表れるのだそうです。

読んでもないのに無責任なことは言えないんですが、これだけの情報から推測するに、

1.歩き方がおかしい→運動能力が低そう→レイプが成功しやすい

2.歩き方がおかしい→女性らしい→単純に異性として好ましい

のどちらかってことなんですかね。

「歩き方がおかしいのが女性らしいって失礼だろ!」と思われるかもしれませんが、マリリン・モンローの所謂「モンローウォーク」って、左右でヒールの高さを変えて「おかしな歩き方」をすることによってセックスアピールしたりしてるわけでしてね。女性の骨盤の構造上、お尻を振りながら歩くというのを過度に強調したものですね。

GoogleAIさんに聞いてみても、

モンローウォークは、股関節形成不全による歩き方としても知られています。股関節がゆるむことで後肢に体重をかけるたびに亜脱臼が生じ、不安定な歩き方になります。

とのこと。

 

ニホンザルも動きで人間の男女を区別している

これで思い出したのは、かつてのテレビ番組『動物奇想天外』(だったと思う)で、「なぜニホンザルは女性ばかりを襲うのか」というテーマを扱った企画です。

結果、ニホンザルは、女性の匂いでもなく体格でもなく声でもなく、「しぐさ」を見ているんだそうです。要するに、性別の区別のつかないただの人形であっても、それに女性らしい動きをさせれば女性と分かるということですね。うちまた気味で歩き、不穏な動きや声を察知すると後ずさりする。これを見てサルは女性だと判断して、荷物を奪い取ろうとするわけです。

今は保護のためほとんどいなくなりましたが、大阪の箕面公園もかつてはニホンザルで溢れかえっており、遊びに行けばあちこちで女性の悲鳴が響いていました。たしかに男性が襲われることはまずありません。

実は私も個人的に実験してみたことがあるんです。男性が襲われることはほとんどありませんが、目が合うとちゃんと威嚇はしてくるんです。その際、普通の人なら速やかにその場をサル…いや、去るのですが、いくら凶暴なニホンザルとはいえ、自分の何倍もの体格の相手と本気でやり合おうとするのか?と疑問に思ったんですね。ということで、わざと目を合わせ威嚇させた後にこちらから近づいて行く、ということをやってみたんです。ちょっと怖かったですけどね。するとニホンザルはそそくさと逃げていきました。ニホンザルは、相手が戦う意思があるかどうかをちゃんと見極めてるんですね。

実際、同じ女性でもお茶屋のおばちゃんが外に出てきたら一目散に逃げていきます。お茶屋のおばちゃんは歩く速度も歩幅も違います。シルエット見ただけではオッサンです。しかもホウキを持っています。「やったるぞ、こら」という姿勢であり、冷静に考えてニホンザルが勝てる相手ではないのです。サルはよーくわかっているわけですね。

 

犬だってそうじゃないの?

この話はさらに犬にも通じます。これについて、私は子供の頃から複数の犬を飼い、今でもよその犬とその飼い主を観察し続けているので自信を持って言えます。

私がかねてから(姉妹ブログである『犬小屋』の方で)「女性が犬のボスになるのは無理」と言ってるのは、体格・身体能力のことももちろんあるんですが、何より中身がまるで違うからです。

例えば、公園から帰る時に、犬に対して「そろそろ帰ろ?ねえ、帰らないの?」とお伺いをたてるのは女性。どうしても帰らないとゴネる犬を抱っこして連れて帰るのも女性。

男性の場合は「帰るぞ」なんです。

あるいは前から会ったことのない犬が目に入った際、ほとんどの女性は、たとえほんの一瞬であれ立ち止まったりリードを引き寄せてしまったりします。そのちょっとした緊張感は自分の犬にも、そして相手の犬にも伝わります。詳しいメカニズムは『犬小屋』の方で書くとして、人間の不安や緊張感は双方の犬の不穏な精神状態を作り出してしまい、結果として犬を怖がりにしてしまったり、凶暴にしてしまったりして、余計な諍いを生んでしまうことになります。

女性は生まれつき持っている優しさや不安症、あるいは共感力なんかが滲み出てしまって、男性とは言動が全く違うんですね。となると、動き方も当然違うわけで、観察力の高い犬はしっかりそれを見抜いているはずです。

 

女の子を性犯罪から守る運動とは?

さて、小さな娘を持つ一人の親として、冒頭の「性犯罪者の好み」の話は他人事ではありません。

「女性らしいモーション」が、(男性と比較して)「身体能力の低い、非合理的な体の動かし方」だとするなら、女性が性犯罪に遭う確率を低くするためにはその逆をやれば良いことになります。

少し具体的な人間工学上のお話を。

息子を空手教室に通わせていた頃、保護者のママさんの中にも練習生として参加する人が何人かいらっしゃいました。その動きを観察していると、本当に男性と女性の動きの違いがよく分かりました。

ボクシングでも総合でもなんでも良いので、格闘家の構えを思い浮かべてください。腰を落としやや猫背気味で顎を引き、手首を内にしまうような形で拳を作り、その拳は鼻の前に持ってくる。正面から見ると、体全体がいつもより小さくなり、かつ両手と鼻を直線で結んでできる三角形は点に近いほど小さくなります。

他方、女性はと言うと、(中でも最も極端なママさんの例を出しますが)背筋をピンと伸ばして直立し、手首は開きぎみで、顎を突き出し、三角形もでかいのです。当然ながらこんな構えだと、敵からすると的がでかいわ隙だらけだわで攻撃されやすい上に、自分のパンチを相手に届かせるために時間がかかります。というかそもそもパンチに力が入りません。

ただ走るという単純な運動でも、男性がまっすぐ前後に手を振るのに対し、女性は手を開き気味に振りますね。あるいはボールを投げる、バットを振るというような動作でも、上手い人は動きが閉じていて小さく、下手な人は動きが開いて大きくなり、後者は女性にありがちです。というように、女性が運動をする時って、無駄に開きがちになるのですよ。

ということで、とりあえず何でも良いから、小さなうちからスポーツをやらせるというのがてっとり早い方法でしょう。メジャーなところでは、水泳、体操、空手などでしょうか。うちの子には水泳と体操をやらせています。これらのスポーツはいずれも筋力形成はもちろん、ここで主題にしている「合理的な体の動かし方」を教えてくれます。

 

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