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【新型コロナ】結局マスクってどうなの?

咳をする女性 医療・健康

日本では新型コロナによる死者が「ほとんどいない」

新型コロナウィルスの国内感染者数が、4月5日時点でクルーズ船を含めてついに100人を突破したというニュース。

これを知って、

あわわわ……もう100人も……ヤバいぞ

政府は何してる!さっさと緊急事態宣言を!!

休校延長ガーー!!

と反応する人々。

いやいや、ちょっと待って。

当ブログではコロナが話題に上がり始めてすぐ、インフルエンザや「その他の肺炎」で毎年どのくらいの人が死んでいるかのデータを紹介しました。

インフルでは数千~1万人前後。「その他の肺炎」は10万人。

「その他の肺炎」では、1日平均すると昨日最低でも250人死んで、今日も250人死んで、明日も250人死に、これが季節に関係なく365日続く計算です。

 

人口1億2千万人国家で、人が100人死ぬということは、100万人に1人未満ということ。これを多少感覚的に分かりやすく表現すると、

超満員の甲子園球場が20個あって、その観客の中にいる1人の老人が死ぬかも

くらいです。

簡単に言えば、「日本では新型コロナでほとんど死者は出ていない」のですよ。

「楽観しろ」とも「対策が要らない」とも言いません。

大事なことは、正気を保って冷静に対処せよということです。

日本はなぜこんなに死者が少ない?

人口が日本の3倍弱程度のアメリカではすでに8000人超が死亡。

一体なぜこんなに差が出てしまうのかと言うと、いろいろ理由は考えられるのですが、大きいのは次の2つと考えられます。

1.アメリカ人はマスクを嫌う

いよいよヤバいという段になってようやく最近マスクを着用する習慣ができつつあるようですが、アメリカ人(に限らず欧米人)は本当にマスクが嫌いです。口に何かを装着すると言う触覚上の違和感と、それを見た場合の視覚的嫌悪感が強いようです。彼らにとってイスラム女性のブルカなんかはどう映っているのでしょうね。

後ほど詳しく書きますが、やっぱりマスクは重要なのだと思いますよ。

2.日本ではBCGが効いている

以前より指摘されていましたが、日本人が接種しているBCGがコロナの重症化予防に大きな効果がありそうだという話。世界の死亡者数を見ても、どうやら統計的に有意な結果が出ているようで、日本株またはソ連株のBCGを接種している国・地域では、死亡者数がかなり少ないということらしいです。

BCG接種で新型コロナの感染は防げるか 驚異的に死亡率の低い「日本の謎」を解く鍵(1/3) | JBpress(日本ビジネスプレス)

池田信夫氏の記事より。

 そのメカニズムは不明だが、BCGがコロナの抗体をつくるわけではなく、結核にもコロナにも共通の免疫記憶をつくるのではないかと推測されている。これは特定の病原体に対する抗体ではなく、多くの病原体に幅広く抵抗力を示すもので、BCGにそういう作用があることは昔からわかっている。

 

偶然ではありますが、頼もしい話です。

その他1.新型コロナの中にもタイプが違うものが……?

新型コロナウィルスにもL型とS型の2種類があって、感染力や症状の重さが変わってくるんだとか。まだ発展途上の研究っぽいのであまり知られていませんが……と思ったら、先日の『中居正広のニュースな会』で紹介されたようですね。

その他2.人種の差

「これを言っちゃうと人種差別になっちゃう」と合理主義者の上念司氏までが言ってましたが、科学に差別はありません。そして人種によって体質や免疫が違っていても何もおかしくありません。これはこれで研究すべきでしょう。

例えばアフリカ系の人はマラリアに

政府が1世帯にマスク2枚支給……ふざけるな!

安倍政権が国民に洗って何度でも使える布マスクを支給することを決めました。

その数、なんと1世帯あたりに2枚!1枚洗ってたら1枚しか使えません。出先で一度外しても1日中そのマスクをすることになります。

私の妻は介護福祉系の職場に勤めていて一足お先に厚労省から支給されているのですが、これが微妙に小さい(縦の長さが1cmは足りない)のに分厚さだけは一人前で、すぐに下にずり落ちるのです。

結果、マスク着用の上でタブーとされている「上に戻す」という動作を何度も繰り返さなくてはならなくなります。これ、気をつけないと、わざわざ手にウィルスを付着させるようなもので、全くの逆効果になってしまうんですよ。

使い捨てマスクだと普通は蛇腹状になっていて縦に大きく伸びます。ワイヤーで鼻に引っかかりやすくなっていて、十分な面積があってかつ下にずり落ちにくいので、かなり有効だと思います。

あくまで私個人の見解ですが、これと同じマスクが支給されるのであれば、使わない方がマシかもしれません。布マスクを使うのであれば、縦の長さが十分なものを自作しましょう。できない方はできる人にお金出して作ってもらえば良いんです。

結局マスクってどうなの?

日米の感染者拡大率の差は、マスクの着用率という可能性も十分に考えられます。やはりマスクは着用するに越したことはありません。

問題は着用の仕方。

記事を探すのが面倒くさいので出典は割愛しますが、アメリカのある研究者によると
「顔を触る限り、マスクは全く意味がないか、逆効果」
と主張しています。

そうなんです。マスクを付けるかどうかよりも、とにもかくにも顔には触らないことが重要なんですよ。先述のように、マスクを付けたために顔に触る回数が増えてしまったとなっては本末転倒。だから「マスクを着けるかどうか」よりも「どのようなマスクをどのように着けるか」を考えるべきなのです。

咳・くしゃみが出る人はもちろんですが、喋っていても唾は飛ぶのですから、その飛沫飛散を防ぐと言う意味でやはりマスクの着用は有効だと思われます。

マスク中島P

こちらはフジテレビ『ワイドナショー』より、映り込んだスタッフ。写真中央にいるのはめちゃイケでお馴染みの中島プロデューサーですが、がっつり鼻を出していますね。制作現場で一番偉いので誰も注意できないのかもしれません。灘校から慶応に入った超エリートで、しかも情報番組のトップがこれなんですから、どうしようもありません。

鼻は普段から呼吸の道になり、絶えず呼気も出ています。それだけなら大したことはありませんが、咳・くしゃみでやはり飛沫が飛びます。咳・くしゃみが一切出ないという人なら、喋る時に口から出る飛沫が最大の問題、ではありますが、どうせやるなら鼻まで隠せと。

例えば鼻炎持ちで絶えず鼻水が出てしまう人の場合、めったにないことだとは思いますが、運が悪いと鼻からエアロゾル化したウィルスが噴出されるかもしれないわけですよ。

マスクを自作するなら

政府から支給されるマスクは、フィルタリング能力を高めてるくせに面積が足りないというよく分からない代物。現行のコロナをけん制する意味でマスクをするなら、フィルタリング能力は割とどうでも良い話で、喋る時に出る飛沫を正面に飛ばすことさえ防げれば良いので、薄目で良いと思います。それより鼻をしっかりカバーできる面積と、ずり落ちないよう鼻でしっかり引っかかる工夫が必要でしょう。

使い捨てマスクを再利用しよう

使い捨てマスクを再利用するのは一見危険なように思えますが、使う人が感染していればどっちみちすぐさま汚染されてしまいます。マスクの役割は飛沫を拡散させないことなので、マスクそのものが汚染されているかどうかは大した問題ではないはずです。

マスクが買えない、自作するような技術もない、のであれば、今持っているマスクを再利用しましょう。

使い終わったマスクは表裏からアルコールスプレーをかけた後に天日干し。あるいは小さい鍋に少量の水を入れて、その上にマスクを乗っけたお椀を置いて蒸す。100均で売られている蒸し器ならもっと簡単ですが、マスクに金属部品って使われてませんよね?

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