国民が全員選挙権を持つことが果たして「民主主義」なのか?

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低投票率で何か問題ありますか?

先日の参院選では投票率が50%を切るという記録的な低さが話題になりました。「投票に行け!」と“善良な”大人たちはうるさく言いますが、なぜ投票に行かないといけないのでしょうか?

選挙のちょっと前に「投票に行くな」という動画が結構話題になりました。

「若者よ、選挙に行くな!」動画が話題沸とう “逆メッセージ”の狙いと効果は? – FNNプライムオンライン

要するに、逆方向から煽って若者に投票させようとする啓蒙活動です。


一方でこの話題。

若者がいくら投票したってムダだぞ

ひろゆき「若者が選挙に行っても、政治は変わらない」 ――というのは本当か!? あらためて投票の意義を問い直す – Togetter

2ちゃんねる創設者・西村博之氏は「世代ごとの人口が違い過ぎるので、若者が投票に行っても意味はない」とする意見です。

そうなんですよ。「投票に行け」と言われて全員行ったところで、最終的には数の論理で負けてしまうのが現行制度なんです。このまとめでは、「行かないともっとひどいことになる」と指摘する人がいますが、それもまたその通り。でも、人口分布がこれほどまで偏った国家において、「1人1票」という制度はおかしくないか?と言うのが私の指摘です。


人口分布がどうであれ、国民(有権者)全員にしかるべき倫理観と判断力さえあるなら問題はないのですが、残念ながら私から見てとてもそうは思えません。国防や教育費より「バスがタダで乗れるか100円取られるか」の方を優先してしまう年寄りや、知識や判断力が足りずにポピュリストに騙されるような年寄りが多いのが現状です。

結局政治家はバカに向かって演説をする

しつこいようですが、今話題になっている玉木雄一郎氏は、加計問題の際に「過去10年間でペットの総数は減っている」から「獣医を増やす必要はない」と主張しました。その時に、しかるべき判断力のある若者であれば「獣医が増えていないのは過去50年間以上にわたる話。その間にペットも家畜も激増している」ことが分かっています。東京大学を卒業している玉木氏がそれを分かってない訳がないのです。それでも堂々とこのようなまやかしデータを使って説明するのは、彼の支持者がそういう判断力もない人たちだからです。

あんた、18歳で政治のことなんて考えてた?

今回特に投票率が低かったのが18、19歳の十代で、マスコミは嘆かわしいという論調でしたが、私に言わせればむしろ10代で選挙に行こうなんて思う方が不健全でしょう。私が初めて投票に行ったのは30歳を過ぎてからです。そこからは地方選を含めて一度も欠かすことなく投票はしていますが、20歳の時なんてアホそのものでしたよ。バイトして彼女とセックスして出席ギリギリで大学に行ってを繰り返すアホ丸出しの毎日。成人式で暴れ回る連中がいるんですから、そりゃ20歳前後なんてそんなものでしょう。

18歳で選挙行けなんて言われてもですね、そもそもそれまでに自分たちの代表を決めることができるだけの知恵や知識を教育機関は与えているのか、と強い疑問があるのですよ。20歳と言わず、全世代で「日本のGDPの額は?」と聞かれて即座に答えられる人はどれだけいるでしょうか。

有権者に問われる能力

「税収の直間比率はどのくらい?」「自殺者数の推移は?」「日本との貿易量輸入・輸出それぞれのトップ3は?」「内閣ってなに?」「保育所を管轄する省庁は?」「日本の輸出依存度は?」「日本はNATOに加盟している?」「カロリーベースと金額ベースそれぞれの日本の食料自給率は?」

全部答えられましたか?

え、こんなの答える必要などないって?それを知っている人を選ぶのが選挙だってか?
そんなこと言ってるから騙されるんですよ!

政治家は知的レベルの高い人がやるべき仕事であることには間違いありません。しかし、それを選ぶ側だってそれなりの知的レベルが要求されるべきなんです。バカや認知症老人にまで選挙権を与えてるから、そういう人達に合わせたことしか言わなくなるんですよ。

そこで『国民検定』

前にもちらっと書いたことがあるんですが、私は国民に学力検定を施せば良いと思ってるんですよ。イメージとしては、大学センター試験の拡張版って感じで。国語、数学、物理、生物、地理、歴史、政治、経済等々、入試に出てきそうな科目+αで採点します。

実現可能性は低いでしょうが、これを選挙権に繋げるんですよ。と言っても、「お前0点だから選挙権なし」はいくら何でも受け入れられないでしょうから、多少現実的に考えると、「選挙権に重みをつける」わけです。

選挙権の場合だと、国語と社会科系の点数を重視し、その合計点で“選挙権ポイント”を変える。例えば、「あなた、合計点低いけど地理と経済合わせて170点だから5票分あげます」とか。

国民検定受験そのものは任意だけど、投票のためにはまず受験をすることと、1ポイントを超える投票権を得るためには一定水準得点を必要とする。すると必然的に有権者の重みは現役世代に寄ってきて、高齢者はうすーくなっちゃうわけですよ。

制限選挙だと?だったら年齢で制限するのは良いのか!?

ってこんなことを20年くらい前から議論してたんですが、「制限選挙だ」なんて批判も頂くんですけどね、じゃあ今年齢で制限していることについてあなたは文句がないのか、と私なんかは思うんです。私の友人には子供3人を養うシングルマザーがいますが、彼女が投票に行っても1票にしかならないんですよ?4人分の責任を抱えてるのに。

そもそも18歳未満が投票できないのは、「判断力がないから」が名目であるはず。これって差別じゃないの?そこらへんの大人より頭が良くて知識もある中学生だっているはずですよ。「判断力がない」なんて決めつけはやめましょうよ!…なんて言ってしまうと現実的ではありませんよね。でも、知的成長においてどの段階で判断力が付くかなんてことは実に曖昧で、30歳になってもバカはバカですよ。だったらこの国民検定みたいな形で客観評価すれば良いじゃないですか。

「小学6年生で20ポイント獲得」みたいなことがニュースになったらなかなか痛快だと思いますけどね。

つまり、投票権の「資格化」であり「ステータス化」

選挙権は誰もが持ってて、しかも「行け」って言われるから国民は投票に行かないのです。選挙権を持つことの有難みは、歴史を学んだ者にしか分かりません。国民検定を実施すれば、投票権ポイントは資格でありステータスになり、有難みを感じるようになります。
「今からどちらへ」
「ちょっと投票へ」
「え、失礼ですけど何ポイントお持ちなんですか?」
「大したことはありませんが、15ポイントほど」
「え、すごーーい!」
なんて。

これだと勉強するにも投票に行くにもモチベーションが上がるってもんでしょう。

『国民検定』は汎用性が高い

この他にも国民検定は汎用性の高い「共通一次資格」として利用できます。
例えば私が独裁者であれば、運転免許だって国民検定で制限をかけますよ。だって煽り運転やるようなヤツって学力低そうでしょ

運転免許はともかくとして、学力検定として国民検定は利用できます。今でも就職のための学力検定としてはリクルートのSPIってのがありますけどね、国家が国民検定を実施すれば、より詳細な学力検査ができるし、何より国家試験で貫禄が違います。

『国民検定』は学歴社会を終わらせる。

そうなるとどうなるか?ってーと、学歴社会を終わらせることができるんですよ。大学に行く意味はもちろんあります。それは「学究の場」という本来の意味で、です。でも受験勉強しなくても賢い人とか、独学でいろんなことを学んだ人に、その知的レベルを裏付ける何かというのはせいぜいSPIで、あとはそれぞれの専門資格ってことになっちゃうんですよね。

SPIで十分だって企業はそれでもいいでしょうけど、やっぱり東早慶レベルがほしいって企業もあるでしょう。だったら国民兄弟で東早慶レベルの点数を獲れば良いわけです。現に私の友人には、慶応には受かったけど金がなくて入学できず、浪人して京大目指すやつもいました。

ってことでどうですか?政治家の皆さん、大企業の経営者の皆さん、ひとつ乗ってみませんか?今から30分電話を増設してお待ちしております。

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