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【小学校教育】低学歴親でもできる、塾なしで偏差値60超え

ランドセルの女子小学生 育児・教育
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塾なしで偏差値60

うちの子は家庭の勉強のみで、つまり塾なしで「小学校卒業時点である私立中学合格レベルの学力をつける」ことを目標としていました。

そしてその通りになりました。

模試を受けたのは最後の11月に受けた四谷大塚模試の1回のみです。

妻が、息子の偏差値を知りたいと言って探したら無料だったので受けたところ、国語・算数はどちらも60代前半、家でほとんど教えてなかった理科だけが60をちょっと切るくらいでした。

受験はさせませんでしたが、目標としていた私立中学は、80%合格という判定でした。

「え?塾なしで!?」

と驚かれることが多いんですが、さほど特別なことはしてないんですよ。

じゃあ何をやらせていたのか?過去に投稿した記事とかぶるところもありますが、まとめます。

 

未就学期:日記をつけさせる

え、そこから?と思われるかもしれませんが、幼児期に字を書かせることは物凄く大事だと思います。

今は面白い教育系アプリも揃っているので、タブレットで遊ばせるのも大きな効果がありますが、それでも紙と鉛筆を使わせた上でやらせます。

 

簡単なものなら漢字も教えましょう。うちの子は『キン肉マン』が好きだったので、一番最初に覚えた漢字は「肉」でした。商店街で肉屋を見つけると、「肉」の字があった!と喜んで報告してくれます。

覚えたがるし、覚えたことを確認したがる。これが子供の脳です。

 

日記は、それを日課にするのにちょうど良いのです。

毎日が理想ですが、休日に限って書くというのもアリ。

書くことがなければ、献立を書かせても良いですね。

 

何より、成長してからこの日記を読むとすごく面白いんですよ。

 

ひらがなを覚えるためにすごく良いアプリを見つけて、うちではそれを使ってたのですが、その紹介はまた後日に。

 

小学低学年:毎日、漢字・ことわざの書き取りをさせる

今は本当に良い時代で、100円ショップに行けば幼児から小学低学年までのドリルが揃っています。

こういうので、学校の授業を少し先取りさせてお勉強させましょう。

 

で、それとは別に、漢字だけの参考書やことわざ辞典みたいなのを買っておきます。

ゲームその他の遊びの前に30分だけ、あるいは2ページなどと時間・分量を決めてやらせます。

 

国語は全ての学習の基本。漢字をどれだけ覚えるかは、その後の情報の吸収力に直接影響します。

区切りの良いところで漢字検定を受けさせて、達成感を覚えさせるのも大事です。

 

とにもかくにも学習習慣をつけさせます

 

 

小学高学年:親が教える

受験勉強に入ります。

もちろん中学受験用の参考書と問題集は必須。参考書にも問題はありますが、わずかなものなので、問題集も用意しましょう。

それを自力でやらせて、分からなかったところだけを親が教えます。

……

………

はい、ここで引っかかる人が出てきたはずですよね。

「親が皆教えられる学力を持ってると思うなよ!」

と。

そうです。私は自身が中学受験経験者なので、受験向け学習の心得があるんですよ。算数だけなら最難関の入試問題でも教えられます。

が、そうでない親御さんもたくさんいらっしゃるでしょう。

「ほれみろ、うちには受験勉強を教えられる人間なんていないんだ!」

 

一流の講師ならすぐそばにいる!しかもタダ!!

ところが奥さん……、それがいるんですよ

皆さん、Youtubeって聞いたことありませんか?

私も最近ヤホーで知ったんですけどね…。

いやいや、本当に良い時代です。

プロの講師が丁寧に教えてくれるんですよ。

この動画は受験算数の基本レベルですが、

↑これなんて灘中入試の解説やってくれてるんですよ!?

しかも!

なんと!

これらの動画全部!

タダなんです!

いや、マジで塾いらんやん!

え?

Youtubeだと質問ができない?
個別指導してほしい?

ハッキリ言って、質問の機会も個別指導も必要ありません!

 

Youtube動画に限らず、塾の先生もプロですから、最初から丁寧に教えてくれてるんです。

それでもし分からないとしたら、個別に解説されてもなかなか分からないんですよ。

「そこ、もっとちゃんと説明してくれよ!」と思うのは市販問題集の解答で、難関校向けのものだと大人が読んでも理解に時間がかかる場合があります。

Youtube動画と言っても教えてくれるのは生の人間。私の観た限りでは、その教え方は微に入り細を穿つもので、ステップを飛躍して「?」になるケースがほとんどないのです。

それ以上分解して説明することが困難なレベルで説明されているので、この丁寧な説明でも分からないなら、自分のレベルに合ってない難しい問題に固執するより、一段レベルを下げた問題からやり直す方がよほど時間の有効活用なのです

実際に塾に行ってみれば分かりますが、個別に質問する生徒なんてほとんどいませんからね。

やってることってYoutube動画とほぼ同じなんです。

いや、そこはさすがのユーチューバー。むしろYoutubeの講師の方が教え方が上手いんですよ。

 

塾にあってYoutubeにないものは「緊張感のある空間」

教え方や質問の機会なんてどうでも良くてですね、Youtubeに足りないものがあるとしたら、緊張感なんですよ。

なんせ塾は特別な空間で、家族ではなく他人である講師が授業をし、自分の周りにはライバルがずらずらーっと座ってるんですから、この雰囲気を家庭で再現というのはかなり難しいものがあるでしょう。

家庭に緊張感をもたらすもの、それは親しかありません。

でも私から見ると、最近の親御さんは甘いよな~と心から思います。

「言うことを聞かない」って、親の言うこと聞かないなら誰の言うことを聞くんでしょうか。

「いくら言ってもゲームばっかりやってる」って、やらせてるのアンタじゃないか!と。

 

これは学習よりもっと基本的な教育メソッドになりますが、だいたいこういう親御さんは「規律」という意識が薄いんですよ。

「ゲームばっかりやってないで!」

と言ったって「ばっかり」がどの程度を指すのか子供には分かりませんよ。なんせ子供は一日中でもプレステやSwitchで遊べる生き物ですからね。

「勉強しなさい」

と言っても何をどれだけやれば良いのかも分かりません。

 

方法は簡単で、寝る時間を決めておいて、

「問題集の一定の分量を決めてそれをやり遂げたら後の時間は完全にお前の自由にして良い」

と具体的な指示をしてやることです。

規則を守らない時のために、罰則も予め伝えておきます。「3日間ゲーム禁止」とかですね。

いざ「違反」が生じれば、感情ではなく規則によって罰するんです。

 

このブログだったか、エンタメ館の方だったか忘れましたが、以前にゲームばかりする小学生の孫娘に堪忍袋の緒が切れてニンテンドーDSを真っ二つに割ってしまったお祖母ちゃんの話をしたことがあります。

失礼だけど、バカだな~もったいないな~と思いました。結局買い直してあげてたしね。

これは「感情」が反応して「怒って」しまっているのが問題です。

最初に、義務とか目標とか罰則とか自由を具体的に決めておけば、感情が燃え上がることなんてないんです。「言われたことをやらなかったね?じゃあ3日間ゲーム禁止ね」とやれば済む話。

 

低学歴の親でもできる効果的な裏技

親御さんに然るべき学力がない場合でも、できることがあるんですよ。

それは「子供に教えてもらう」こと。

やった問題集の答え合わせだけではなくて、理解できた範囲で構わないので、子供に「講師」をしてもらうのです。

塾や学校でも前に出て黒板でやらせることはありますが、その発展形で親が「分からない体で」もしくは「マジで分からない」生徒になって、教えてもらうわけです。

入力したことをこうやって出力させてやれば、理解はより深まりますし、何より受験に限らず総合的な知能(コミュニケーション能力)の向上が期待できます。

 

うちの場合だと、受験させない前提だったので、割とゆとりをもってこれをやらせました。もっとも、ほとんどは私が最初から理解できる問題ですが、「知らない」という体で講義をさせたり、時には本当に私が分からない問題もあるので教えてもらったりしました。

 

物で釣って勉強させたっていいじゃん

よそのご家庭の教育事情を聞いて驚くのが、塾の費用なんですよ。

うちは学習塾を使ったことがなかったんで知らなかったんですが、中学受験のために年間100万円を超えるコストをかけることもあるらしいですね。

だったらですよ。うちみたいに塾なしで勉強させてたとしたらですね、

「お前、今ほしいゲームソフトとかあるの?マイクラ?それいくら?はぁ?3500円!?タダみたいなモンやないか!」

という、なんとも不健全な気はしますが、そういう感覚に陥ってしまうのです。

「あ、そう、じゃあこの問題集のここからここまで、8割正解したら買ってやるよ」

って結構気軽に言えますよね。

だって月に何万円もの費用を塾にかけることを思ったら、毎月1本ずつ買い与えたって…でしょ?

やっぱり不健全?

いや、うちならそういう経済事情ごと全部言いますよ。

「塾に通ってたらすごい金がかかるからな。塾に行かずに勉強ができるなら、ゲームの1本や2本安いもんや。だから頑張れ」

ってね。

物で釣らないと勉強しない子になる?

どんな幻想を抱いているか知りませんが、「勉強がしたいからする」なんて子、世界にどれほどいるんですか?勉強のインセンティブなんて報酬か脅迫しかないんですよ。

そしていざ学力がついてテストなんかでそれが感覚的に理解できると、子供は純粋に喜んだりするんです。

 

好奇心を学力に繋げる

…なんて言ってる私は、実は、子供の好奇心を勉強に繋げる工夫もそれなりにやってるんですけどね。

それは片っ端から雑学を与えること。

例えばテレビで台風接近のニュースをやっていたら「なんで台風っていつも左巻きなのか知ってる?」とくすぐります。そこから「コリオリの力」という新しい知識を与えます。そんな何気ないやり取りから、子供は物理学や地学や気象学に興味を持つかもしれないのですよ。

もう何だって良いんです。

カメラを取り出せば「昔はフィルムっていう使い捨ての素材を使っていたけど今は光学センサーってのに変わって全て0と1の情報に……」

歩いていて建物を見ては「コンクリートは押される力に強く、鉄は引っ張られる力に強い。だから鉄筋コンクリートは最強なんだ。だが木造は木造でちゃんと作れば……」

車に乗ったら「お前が成人する頃にはガソリンエンジンだけで動く車なんて今の10分の1になってる。成人式にそれを思い出して答え合わせしてみろ」

どんな親でも子供から見れば「物知り博士」ですから、自分の脳から子供の脳へコピペするつもりで片っ端から教えてやれば良いんです。子供側に興味がなくても構いません。独り言のようにぶつぶつ喋ることであっても、頭のどこかに残るものは必ずあります。

 

《追記》
モデルとなった我が子は中学では3年に上がる直前より塾通い。家では本人が苦手な英語を私が教えるというスタイルで、高校受験においてはれて偏差値65の志望校と、偏差値61の滑り止め高校を特待生で合格しました。
どの科目もそうですが、特に英語が苦手な子は間を置かずに毎日やるというのが大事だと思いました。ま、実際は親もそんなに時間を取れないので実際は週3~4となるんですが、たとえ15分でも時間ができれば1問でも、という感じで。
 

 

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