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ベーシックインカムは少子化日本を救う

政治・経済

自分のツイッターまとめです。


国内で仕事の取り合いをするな

ベーシックインカムと言えばひろゆきとホリエモン。ひろゆきはなぜBIが必要なのかを明快に説明している。すなわち、
「日本人同士の産業の食い合いを防ぐ」
「少子化を止めるには子供を作っても安心という制度が必要」
の大きく2点。

ひろゆきのベーシックインカム推進論には大いに賛成。彼はこの流れで、外需の重要性を説いている。「日本は外需依存度が低い」と言われるが、それは「外需がなくても大丈夫」ということではない。韓国などに比べれば経済の安定度が高いというだけで、外需がなければ資源のない日本は滅ぶ国なのである

「日本は内需型の経済大国だ」と言われるのは、人口が1億2千万あるおかげで、相対的に内需の規模が大きいからだが、これから急速な人口減少トレンドに入る上で、外需は強く意識しなければいけない。

働きたければ仕事がある、という幻想

ホリエモンについては、講演を聞いたこともなければ著書を読んだこともないので、ツイッターレベルの話しか知らないが、要するに「働きたいヤツだけが働いて、日本人全員の消費を賄えるくらい生産すればいい」ということらしい。ごもっともである。

そもそも「望みさえすれば人間1人あたり1日8時間の労働が用意されている」というのは過去の話で、国外では過去でも労働需給のバランスを取るのは至難の業。機械化やAI化が進む未来、労働需給バランスはさらに崩れていくことになる。

長屋文化の代わりとしてのベーシックインカム


ベーシックインカムと少子化の関係は、年配の人間にはピンと来ないかもしれない。古い人間は
「とにかく産みさえすれば子は育つ。昔はみんな貧乏だったけどそれでも子供をたくさん産んで育てた」
と無責任なことを言う。だが昔は昔だ。

昔の長屋文化においては、たしかに産みさえすれば、家にジジババもいれば玄関を出れば近所の住人が「親」になってくれた。しかしそれも今は絶滅した文化だ。各家庭は基本的に孤独な上に、平均志向が非常に強い。黙っていても明日は良くなるという高度成長期とは真逆の、10年後どうなってるか分からない社会なのである

そんな環境で何も考えずにポンポン子供を作れるのはいわゆるDQNだけで、今の若い人間は、子供を作るとなると自分の収入とにらめっこして散々考える必要がある。

ベーシックインカムが導入されればそんな必要もなくなる。さらに公立学校の質の向上によって誰でも高度な教育が受けられるようにすれば、ほしければ4人でも5人でも産んでいいことになる。そこに費やす金は、どれほど成長著しい国への投資より確実に返ってくる。

それでも働く人は働く

ベーシックインカムによって働く人がいなくなったら困るか。いや、働く人がいなくなって困るという状況は、供給力不足によるインフレが起こり、BIが定額であれば相対的に低くなるということなので、労働動機圧力が上がることになる。そもそもそんなことを心配するなら生活保護制度が導入されている現在でも十分に心配すべきである。

日本人は労働に価値を見出し、矜持を持ち、社会と繋がって承認されることに喜びを感じる民族である。

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