コロナについて書いても誰も読まない
ある時からパタッとブログでコロナについて書くのはやめた。それは、ある程度分かってはいたが、コロナ禍が収まるのは「皆が飽きる」のを待つしかないからだ。私がここでどれほど数字を並べて論理的にコロナ禍の嘘を暴いても、元々そういう意識を持つ人だけが読み、本当に読まなければいけない人は読まないのだ。別に拗ねているのではなく、この労力は別のことに使った方が良いと思った。
例えば、つい先日、コロナに罹患してそこそこの症状が出たある親しいFFさんがツイキャスで、
「ワクチン打っといたおかげでこの程度で済んだ。皆さんもワクチンを」
「来月(コロナに罹った次の月)3回目打ちます」
と。
椅子からずり落ちてしまった。
言っておくが彼は聡明な人で、頭脳の中の知識量は明らかに私を上回っている。そんな人でも、コロナについては基本の基本すら頭に入っていないのだ。私がどれほどブログで書いたって、読むべき人は読まないのだ。
一方で、コロナ禍のインチキを見抜いて、マスクを外させる活動をする人もいる。
最近そういう人達の繋がりも多くなってきたこと、また、一部のマスコミがコロナ禍に批判的な報道をするようになってきたことや厚労省がインチキ統計を認めたことなどから、風が変わってきたと判断し、またコロナについて書いてみようと思う。
※今度コロナについて書く場合は、溜まっていたものを不規則に挙げていくので構成などあまり考えません。
インチキ占い師の手口
「ワクチンを打っていたからこの程度で」は、「その可能性はゼロではない」としか言いようがない。これはインチキ占い師が使う手法で、
「アンタが厄除けになると言った印鑑を買ったが交通事故にあったぞ!」
「良かったですねー、印鑑のおかげで命だけは助かったのです」
という論法に他ならない。
ここで印鑑に意味があったのかなかったのか、あるいはむしろ魔を呼び寄せたのかはこの1件の個別案件からは分からない。
だ・か・ら、統計を見る必要があるのだ。
かつてこのブログで品川庄司の庄司が自身のコロナ罹患経験を語り、「すごく辛かった」ことを根拠に「皆さんも気をつけて」と啓蒙する動画を批判したことがある。なぜあなたの1件だけを見てそれが全ての人に起こると思うのだ?コロナに罹ったけど軽い喉の痛みだけで済んだ人がいたら、「コロナは大したことない」と言って良いのか?ワクチンを打ってないのにコロナに罹ってない人がいるから「ワクチンは打たなくても良い」となるのか?
名も知らぬ70歳の老人が死んでも怖くないが、70歳の志村けんが死ぬと怖くなるのはなぜだ?
それはコロナが科学ではなく文学としてしか語られていないからだ。
コロナに罹った直後にワクチン接種?
新型コロナ感染症以前に、ウィルス性の風邪系感染症の基本が分かっていない。
一応さらっと説明しておくと、病原性のウィルスが体内に侵入し、増殖を始める。とりあえずのところ、これが「感染」の状態。最初は自然免疫で対応するが、症状が出る場合は、それ以上の速度でウィルスが増殖したということ。ウィルスが増殖を始めると、身体の中では獲得免疫が形成され、そのウィルス専用の特殊部隊がウィルスを攻撃し始める。これがかなり強力なので、症状が出ても最終的には治るわけだ。体の弱い人や高齢者、免疫の病気を持つ人などはそうもいかないケースがあり、死を迎えることになる。ワクチンは、例えば不活化ワクチンであれば、病原性ウィルスを殺してその死体を体内に入れるようなもの。死んでいるので活動はできないが、姿形はそれで覚えることができる。次に同じようなヤツが侵入してきた場合、すでに特殊部隊が形成された「強くてニューゲーム」状態で戦闘開始できるのだ。
この特殊部隊のことを「抗体」と呼び、実際にその感染症に罹患すれば、ワクチンを打たずとも天然かつ強力な抗体が形成される。この抗体の強さは、研究によって違うが、ワクチンで作られる抗体の数十倍という報告もある。つまり、ワクチンなど打つ必要は全くないわけであり、懸念される副反応の心配だけが残ることになる。
罪を自覚せよ
う~む、アホらしい。
ここへ来てワクチンの意味を説明することになるとは思わなかったし、もう一度言うが、これを書いたところで読まなきゃいけないヤツは読まないのだ。
そして「ワクチン打ってたからこの程度で済んだんだから、皆さんも」という無責任極まりないデマを垂れ流して、それを鵜呑みにするバカもたくさん出てくる。
もちろん彼に罪の意識はない。良識ある一般人の振る舞いだと思っているだろう。
同様に、ワクチンを打つ度に、
「接種してきました~♪37.2度の微熱。ちょっとだるいけど大したことない。熱が引いたらパンナコッタ食べにいこ~(^O^)」
みたいな投稿をする連中。やめろ。
私は、ワクチン接種をするという人を止めたことはない。「聞かれたら答えるが、自分からは言わない」姿勢を一貫してきた。私は私なりの公共心で独り言としてツイッターでつぶやき、ブログにまとめてきたが、最終的に判断するのは個々の自己責任だ。
だが、この手の投稿は、本人の意識がどうあれ、同調圧力の一因子となる。協調性命の日本人にとっては、「コロナとはどんな病気か」「ワクチンにどんな意味があるか」などどうでも良い。「皆やってます」こそが自分もやる動機になる。
そして、その同調圧力は巡り巡って子供に作用する。
私のセガレの友人は、本人がイヤだと言っているのに2度ワクチンを接種されたらしい。イヤだという理由を聞いてみたら「統計を見たらコロナよりワクチンの危険性の方が高いから」とのこと。あっぱれな中学生だ。そして子を導く立場にある親は、科学を無視してマスコミや周辺からの同調圧力で何も考えずに子供にワクチンを接種させる。
思い付きで書いているので、ある程度の文字数になったら終わりにします。続きはまた後ほど。
コメント