「ウィルスに接触しない」という勘違い対策
コロナ対応の根本的な間違いは「ウィルスと接触しないこと」を何よりも大きな第一の手段としていることです。
しかしながら、当ブログで何度も申し上げているように、局所的無作為検査の結果から分かるのは、「ウィルスと接触しないなんてことは無理」ということです。もちろん接触機会を減らすことにそれなりの意味はあるでしょう。どれほど効果があるかは分かりませんが、マスクもしないよりはした方が良いかもしれません(「かもしれない」にとどめるのは、結局マスクを何度も触ってその手でいろんなものを触るから、無意味か、場合によっては逆効果かもしれないからです)。しかし、接触機会を減らしたところで接触ゼロというのはまず無理な話です。
例えば感染者率1%だとした場合、日本人が100人いればそこに1人感染者がいることになります。スーパーに買い物に行くと何人くらいの客を見ますか?電車に乗ったら?その瞬間だけでも何十人もの人間を見ることになります。10分前には別の何十人かがそこにいたわけです。スーパーだといろんな人がいろんな商品を触ってますね。どうやって接触機会をゼロにしますか?消毒は効果があるとしても、やはりゼロと言うのは無理です。
接触機会を減らすのは良いでしょう。しかしそれが信仰になってしまうと、
救急車陽性した方に電話をした際に、
こんなに苦しいのはあなたにはなったことがないから、わからないのか!
不安で仕方ない、朝までに死んだらと思うと不安!
と老若男女問わず言われます。えぇ、あなたの行動歴を振り返ってみてください、
集団での飲食しながらのカラオケ、大人数の飲み会
— おもち107 (@6Z6Yg7Qpa3Vr5C3) March 28, 2021
このような狂信者まで現れるのです。
「コロナに感染するようなヤツは皆カラオケや飲み会など不道徳な行いの結果だ」と。
そして、なんとこの人お医者さんらしいです。
医師免許を持っている人が科学的思考回路の持ち主とは限らないこと、あるいは高学歴だから頭が良いとは限らないことは、言うまでもありませんが、視野狭窄に陥った情弱信者たちの「正義」がサイトカインストームを起こす様には改めて恐ろしさを感じざるを得ません。
今こそ若者に謝ろう
私は若者たちに謝らなくてはなりません。
大人たちがこんなバカなことを続けて、感染者が増えれば「若者のせいだ」「気の緩みだ」と明後日の方向に非難の矛先を向ける。子供たちは修学旅行、運動会、ピアノの発表会等々のその時しかできない、あるいは人生で一度しかチャンスのないイベントを我慢させられた上に、「お前らのせいだ」と悪い大人どもに咎められるのです。挙句、去年1年間の小中高生の自殺超過数は140人。かけがえのないこの若い命は、無責任な大人たちの利権や信仰や「自分の命だけが最優先」の年寄りたちによって奪われてしまったわけです。
さらに、緊急事態宣言を支持する割合は8割に達すると言います。主として高齢者だとしても、それでも8割は計算が合いません。つまり、若者たちのうちの一定数は悪い大人たちに同調してしまっているのです。コロナ禍は若者からしかるべき判断力をも奪い、バカにしてしまっているのです。
本当にごめんなさい。君たちをバカに育ててしまって。
バカにならなかった若者たちは、互いに啓蒙し合ってください。自分の子供たちに本当の教養を与えてあげてください。今のコロナ対策が間違いであることは義務教育の範囲内のレベルで分かるはずなんですが、医師ですら誤った情報を垂れ流す始末。勉強したことは「どう活かすか」を考えない限り「教養」にはなり得ません。
小ライス責任を取ってここで死にます。
そしてこれからは「小ライス(大盛)」として生まれ変わり、世の中を少しでも良くするために精進していく所存です。
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