子供の食べ物の好き嫌いをなくす方法

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食べ物の好き嫌いはいろいろと損

食べ物の好き嫌いについて、世の中のお父さんお母さんがどう考え、どう教えているのかは分かりませんが、うちの子供には、
「好き嫌いがあっても良い。だが食え」
と教えています。

そもそも好き嫌いをなくすべき理由とは何かというと、健康のためであることは言うまでもありません。しかし、これが問題なら、代替の栄養源さえ確保できれば解決できることになります。

今ひとつは、文化的側面です。すなわち、「出された物は食え。それが作った人への礼儀であり、マナーである」ということです。

ビートたけしの父はやり過ぎだとは思うが…

ビートたけしは食べ物の好き嫌いがないそうですが、その理由は、「子供の頃好き嫌いを言った時点で父親に殴られたから」らしいです。
私はそこまでしませんが、でも基本的にはこういうやり方を肯定します。
結果、たけしは好き嫌いで周りの人や料理を作った人に不快な思いをさせることもなかったでしょう。

私は料理を作る側にも回る立場ですが、身内にはとんでもない偏食家がいて、料理を出すと怪訝な顔で料理をほじくり、食べられない食材を探したりします。まあ、いいですよ。身内だし。いい大人なんだから、それをよそでやって損をするのは本人ということも分かっているでしょうしね。

ただ、うちの子にはそういう大人になってほしくないのです。

天才には偏食家が多い?

では天才を育てるために好き嫌いを放っておいたり、あるいはあえて偏食の食事をさせたりしろとでも?
天才は偏食家が多いのは事実かもしれません。が、偏食すれば天才になるというわけではありません。

食べ物の好き嫌いを言う男はモテない

そしてもう一つ、息子が男だからというのも大きな理由です。

男女平等が謳われるようになり、「ワタシ作る人、ボク食べる人」というカレーのCMが批判を受けたことがありました。ある程度以上の年齢の人であれば憶えていらっしゃると思います。

しかしそれでも、男女が恋仲になると、女性は男性に料理を作りたくなり、男性は愛情のこもった女性の料理を食べたいものという構図にそれほどの変化はないと思っています。

念のために言っておきますが、私は男女の役割を固定化したいなどとは全く思っておりません。これは「べき論」ではなく、おそらく平均的にはそうだろうという現状認識です。子供の幸せを願うなら、平均の価値観をまず教えておく必要があると考えます。平たく言ってしまうなら、
「いちいち料理の中身を確認してから食うような男はモテないぞ!出された物は食え!」
ということなのです。

大事なことなのでもう一度言いますが、男女の役割を固定化したいわけではないので、食うことの大事さと同時に料理も少しずつ教えています。女性がどんどん社会進出する現在、よほどの収入がない限り料理のできない男はポンコツです。いや、年収1億あったって最低限の料理はできた方が良いでしょう。

私の場合

私が今の息子の齢の時、すでに食べ物の好き嫌いはありませんでした。正確に言うと、食べられない物はありませんでした。

ちょうどこのくらいの齢に、私の個人的な改革が起きました。元々子供の無力をよく自覚し、とにかく早く大人になりたかった老け志向の私は、それまでデタラメだった箸の持ち方を含めて食事に関しては一気に大人になりました。特に親に注意された憶えもなく、苦いものや辛いものでも平気で食べる周りの大人達を見て単純にカッコイイ!と思っていたのです。

年寄りに育てられたため、子供が食べたがらない老け料理に味覚を鍛えられていたというのもあるかもしれません。
「昨日は大根炊いたやつ。今日は白菜炊いたやつ。明日はマメを炊いたやつ」
と、途中で、自分は人間だと思いこんでるだけで実はキリギリスの家なのではないかと疑ったものです。
すると、学校の給食なんかはパラダイスなんですよ。子供向けに作ってあるから。残してるヤツの気がしれませんでした。

中学の修学旅行では、好き嫌いが一切ない上に大食漢だった私の周りには、好き嫌いのあるヤツから回ってきた料理で溢れかえりました。多分3~4人前は揃っていたと思いますが、それをご飯7杯とともに平らげたものです。

当時の私から見れば、好き嫌いのある友人のことを気の毒に思ってましたし、作る側にもなった今、自分の作った料理が美味そうに平らげられるのは幸せなものだと分かります。

では子供が食べないとどうするのか?

別に殴ったりはしませんよ。

そんなことをするまでもなく、普段から程々に怖い父親である私が食えと言えば、息子も大抵のものは食べますし、「どうやらこれは、所謂『生理的にムリ』な類だな」と私が判断すれば、そこまでムリに食べさせたりはしません。例えば、納豆とか梅干しとか焼きサンマのワタとか。

ただ、嫌だと言うものでも、「一口だけは食え」と言います。これはなぜかというと、味を知っておく必要があるからです。食わず嫌いかもしれないし、食ってみて実際嫌いなままかもしれませんが、それでも味を知り、その味に慣れるということは大事なことです。特にアレルギーとかでない限り、よそでお呼ばれした際なんかはその場限りでも無理して食べた方が良いという場合もあります。その時にある程度免疫ができてないと、演技がバレてしまいます。

そして「一口だけでも食べる」を繰り返しているうちに、味覚が発達して美味しくなってくるものです

で、現在。息子はこれといった好き嫌いはなくなってしまいました。

手っ取り早く好き嫌いをなくさせるためには料理をさせればいい

かく言う私も、本当は食べられない物があります。
いわゆるゲテモノです。

しかし私が、日本で言うところのゲテモノを食べる文化圏で生まれ育っていれば食べていたでしょう。アボリジニに生まれていればアリを食べていたでしょうし、ニュージーランドに生まれていれば羊の「お頭煮」を、中国なら孵化寸前のアヒルの卵を美味そうに食べていたかもしれません。
要するに、好き嫌いなんてものはただの思い込みだったりするのです

そして、嫌悪の根源は無知にあり、知れば愛情が湧くものです。

例えば、子供がピーマンが苦手だと言えば、「ピーマンは中身がスカスカだがビタミンCがたっぷり含まれる上に熱で壊れにくい。カルシウムの吸収を促すから骨が強くなるぞ。江戸時代の日本にはピーマンがなかった。徳川家康もピーマンは食べたことがないはずだ」などと教えます。

こういうウンチクは、食べるだけでなく、料理をさせるとより頭に入りやすく、食材に対する愛着も湧きやすいと思います。ネギが嫌いという子供にはネギ入り卵焼きを、ニンジンならカレーや肉じゃがを一緒に作ってやればいいのです。そして自分が美味そうに食べてみせる。これが一番でしょうね。

もっとも、自分は嫌いで食べないけど家族のために作り続ける…なんて人もいますけどね。

ハニーの場合

うちのハニーもまたとんでもない偏食家でして、生モノもラーメンも食べたことがなく、匂いにクセのあるものもダメ、納豆に至っては近くで食べられるのも嫌、という感じでした。これでは一緒になれないと思い、「グルメ矯正プログラム」を実行しました。その内容は、目の前で料理の説明をしながら美味そうに食うという、ただの食レポですが。

「1回だけ我慢して僕が納豆を食べるところを見ていなさい」
と、目の前で食べます。

「この香りとコク、舌に粘りとグルタミン酸が絡みつき、五臓六腑にイソフラボンが染み込んでいくぜ~~」とやって、食べ終わる寸前で、「どうや、一口食べたくなってるやろ」と。すると怪訝な顔をしながらも一口含んでみて、「美味しい…」となってしまったのです。

こういった方法で今ワイフとなったハニーは、朝食に納豆がないと不機嫌になり、外食といえば寿司になってしまいました。

その数年後、天才チンパンジー・パンくんのピーマン嫌いを飼育員である宮沢さんが全く同じ方法で克服していたのを観て笑ってしまいました。

 

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