ウォーキングデッドの観方~『24』とどっちが面白い?

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Amazonプライムに入会しました

Amazonプライムに入会してから、特典のひとつであるプライムビデオをあれこれ物色しているんですが、ついにゾンビ沼にはまってしまいました。

ママさん連中との会話でふとウォーキングデッドの話を出すと、いきなり声のトーンを上げて「え!小ライスさん、どこまで観たんですか!!」と聞いてくる奥様が複数いました。たしかにこれ、男女問わず楽しめるドラマですよね。

ハッキリ言ってゾンビ物には興味がなかったんですが、『ウォーキングデッド』の評判は無視できるものではなく、Amazonプライムビデオを開くと常に画面のどこかにあのロゴが目につくもんだから…。

どうせタダ。

そう、最初はそんな気軽な気持ちだったのです……。

他のアメリカドラマと比較してみよう

と前置きはこの辺にしまして、ウォーキングデッドのシーズン3まで見終わった感想を。回りくどいのが嫌いなんで、私がこれまで見たアメリカドラマを100点満点で評価しますと、こんな感じ。

『24』 100点

今のところこれが最高で、これを超えそうなドラマがなさそうなので、分かりやすく100点。24時間というリアルタイムでドラマを構成する離れ業。これがなぜ群を抜いて1位かと言うと、先を読む暇を与えないくらい脚本の情報量がすごいんですよね。他のドラマって割とゆとりを持って観れてしまうんですよ。


『プリズンブレイク』 88点

冤罪で投獄された兄貴を救うために、わざと同じ刑務所に入所したマイケルが、脱獄するお話。
あの若本規夫が文字通り大ブレイクするきっかけになったこのドラマ。これも十分面白かったです。傑作です。それでも『24』よりは10点以上下がります。私の好きな登場人物は、アレクサンダー・マホーンでした。


『HEROES』80点

マシ・オカの「やったー!」でおなじみの超人ドラマ。面白かったけど、上の2作品に比べるとダラダラしてるところがあって、ちょっと気を抜くと「もう続きいいかな」と思っちゃいます。

『4400』76点

ヒーローズと同系統の超人モノ。これ、評価難しいですわ。ヒーローズに比べて地味で辛気臭いんだけど、それってこのドラマの個性であって、決して悪くないんですよね。ただ、ドラマは打ち切りで、完結するストーリーを知りたければ小説を読まないといけません。そして読んでません。続き作ってくれたら最初から観直すくらいの気概は持ってますよ。でも役者さんが齢とっちゃってるわな。

『クリミナルマインド』 一話完結タイプなので評価なし。

以上です。

「そんだけかい!ベタなやつしか観てへんやんけ!」

と思った方、その通りです。私はそもそもドラマはあまり観ないので、これでも自分としてはよく観た方です。

『ウォーキングデッド』はこういう物語

さてさて、『ウォーキングデッド』です。

まだ半分しか観てないし、しかも2018年3月現在でまだ完結してない作品ですが、あえて点数を付けるなら90点か86点かで迷います。つまりは、ズンブレの±2点ってところですね。

ただ、語るべき点はズンブレよりはるかに多いんですよね。

まずゾンビ物であるというところ。ゾンビ映画はロメロの『ゾンビ』を始祖に一ジャンルを築くまで多くの作品を生み続け、最近ではもはやコメディーになっていました。その状況を連続ドラマという形で一転、極めて重厚でストーリーの面白い作品にしたのがこのウォーキングデッドです。

ゾンビ物と言えばインパクト重視のパニックホラーですが、ウォーキングデッドにおいては「もし本当にゾンビウィルスみたいなものがあったら、人間社会はどうなるか」というSF的視点から人間たちの営みを描いてるんですね。

この関係は、ゴジラシリーズの中の『シン・ゴジラ』にもよく似ています。シンゴジが他のゴジラと違うのも、ただのパニックではなく、今現実に存在する政府や自衛隊がどう動くのかという、一種の社会学シミュレーション作品だという点です。

ウォーキングデッドのゾンビ世界は、すでにゾンビによって世界が壊滅寸前にまで追い込まれている状態(シーズン3終了時点では)で、わずかに生き残った人類がコミュニティーを作っていきます。

ほとんどの人間がゾンビ化してしまった世界においては、人間そのものは貴重な資源。にも拘わらず、コミュニティーごとに利害が一致せず人間同士で殺し合いをします。

可愛い奥さんと子供を持つ保安官であり、絵に描いたような「善良な市民」である主人公リック。

DV男を夫に持ち、支配されることが当たり前になっていた弱い女性であるキャロル。

逞しい向上心を持つという点で男っぽいのに、触れる人すべてに節操なく感化されていくアンドレア。

頭の回転が速く、フットワークも軽いけど、ひ弱な東洋人であるグレン。

軍隊出身でバイタリティーとサバイバル術では誰にも負けないが、粗野で差別主義という典型的レッドネックで輪を乱し、人から嫌われるメルル。(ズンブレで言うTバッグ)

メルルを慕う弟であり、メルルの粗野さとリックの善良さを併せ持つダリル。

常識とリアリズムをもって、頑なに一国平和主義を貫こうとする老人ハーシェル。

まあ、分かりやすく、そしてよく出来てますよ。

ウォーカーによって一変してしまった世界において、それぞれがどう変わっていくかがこのドラマの肝です。

例えばリックなら、集団を統率していくことの難しさと、現実的「最善」と倫理的「最善」に常に苦悩し、頭がおかしくなってしまいます。

キャロルは、DV夫がいなくなって、自分を支配する者がなくなった代わりに自分の身は自分で守ることを覚えます。

アンドレアは、強い女を気取りながら、あちこちに感化され、結局自分は何もできない無力な存在であることを知ることになります。

体格も小さく、東洋人であることでアメリカ社会ではそれなりの差別も受けてきたであろうひ弱なグレンは、ただのパシリから逞しい兵士になっていきます。

トリックスター的存在であるメルルは……これはちょっとやめておきましょう。

ダリルは…今んとこずっとカッコイイままです。

ハーシェルは「闇」が抜けて、純粋な知性のシンボルになっていきます。

どうでもいいけど「メルル」って発音難しくない?

どうでしょうか。こうやって言葉で整理していくとまた楽しみ方が違ってくるのではないでしょうか。

人が増えたり減ったりするのも原作コミックに忠実なんだとか。でもドラマ制作側からしても、人気が出てきた俳優を降ろすのは予算的に助かるんですよね。原作はそこまで計算してたとか…?

ところで、本来なら映画も含めて洋物作品は吹替でしか観ません。字を読むことに脳のリソースが奪われて画の情報が入りづらくなるからです。さらにこの齢になると、字が読みにくい!吹替なら最悪、画面観てなくても分かりますからね。それともう一つ。英語で喋られると、聞き取ろうとする自分がいるんですよ。

特にね「メルル」と「ダリル」。日本人はthの発音が苦手とかそんなレベルじゃありません。「メルル」のスペルは“Merle”。これを「メルル」としたのも苦悩の末でしょう。どう聴いても「メォ」としか聴こえません。これ、カタカナ表記だと「マール」になるのでは…とどうでもいいことばかり考えてしまいます。


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