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子供に携帯電話持たせいと言ったら校長と面接させられた話。

ランドセルの女子小学生 育児・教育
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子供の携帯所持に校長面接が要るだって!?

息子が4年生に上がった際、習い事が多い上に学校が終わるのも遅くなりがちなので、GPS端末から子供用携帯電話に切り替えることにしました。

周りを見渡せば、携帯電話を持っている子供は存外にいるものです。料金も安いし、やはり通話ができるのとできないのは大違い。ってことで携帯キャリアと契約。

学校では、「事情があればOK、ただし申請してください」という旨が年度頭のプリントで記載されていたので、担任に報告しました。

すると担任から電話があり、「当校では携帯電話の持ち込みは禁止されております」だって。はあぁ!?プリントに書いてあったでしょうが!!すると、今度は教頭から電話があり、「校長と面接してもらう」とのこと。え?え?えーー!?いや、構いませんけど、じゃあケータイ持たせてる親は皆面接してるの!?

まあ、携帯電話所持そのものを認めていない学校も多いらしいので、面接しただけで許可が出るなら別に構いませんよ。というわけで私が面接に向かいました。

校長と私とのやり取り

息子に携帯持たせたいんですが。

校長
校長

携帯電話なんてものは学校には必要ありません。

習い事との兼ね合いで、学校終わりで連絡取りたいケースがあるんです。

校長
校長

良いんですよ。親御さんがそうおっしゃるなら。でも学校には必要ありません。

学校で使わせないのではなくて、学校が終わってから使わせたいのです。学校が決まった時間きっかりに終わらないこともあって、連絡が必要だし、GPS機能で座標確認もできるので。

校長
校長

ええ、親御さんが認めておられるなら、それで大丈夫です。でも携帯電話なんて本当にろくなことがない

とにかくOKということですね。ところで、学校に携帯電話を持ってきた場合、登校時に職員室で預かって頂くことになるんでしょうか。

校長
校長

いえ、そういうことはしておりませんので、電源を切って持っておいて頂くことになります。

え!じゃあ、他の児童たちもそうしてるんですか?

校長
校長

他の子供は携帯電話なんて持っていませんよ。

え!え!電話かけてる子をよく見かけるんですが…。

校長
校長

それは一旦家に帰った後の話でしょう。帰宅後のことについては学校は干渉できませんので。

 

教育者の観察力欠如

おいおいおい、じゃあランドセル背負いながら電話してる子供は別の小学校から校区外に遊びに来てるか、一旦帰宅にしたにも拘らずランドセル背負ったまま遊びに出てるとでも!?

まず、「学校に携帯電話を持ってくる子はいない」と言うのは、学校側の観察力欠如かあるいは見て見ぬふりをしているだけですね。見たくないものは見なかったことにする。いじめが発覚した学校で、教員が「いじめという認識はなかった」というアレです。

感覚が先走って理性に欠ける校長センセ

次に、この校長の携帯電話への嫌悪感ですが、私から言わせれば、これはすでに信仰になってしまっており、問題の本質を見失っています。この会話の仕方を見ればわかりますが、彼はすでにバランス感覚を喪失してしまってるんですよね。

議論したいならするで結構。私だって校長の言い分に同調するところは多分にありますしね。ただ、それでも携帯電話が必要だから申請しているわけですし、そもそもこの場は議論するところではありません。OKかNGか、OKならどういう手続を踏まなければいけないのかを確認する場です。

「携帯電話が子供に与える悪影響」云々をここで言うのは、親である私に対して無礼というもの。子供のことを一番に考えているのは親ですし、親なりに携帯電話が子供にどういう影響を与えるかを考慮した上での判断なのですから。

もっとも、「ちゃんと考慮しない親」がいるのもまた事実。しかし、だからこそわざわざ面接要請をしたのだろうし、こちらだってわざわざ時間を割いて面接に応じているのです。ルールを軽視する保護者、モラルのない保護者は、学校のルールなど確認せず、あるいは知っていても無視して子供に携帯電話を持たせているはずです。それが私の目撃している子供たちでしょう。

携帯電話の害悪を一方的に投げつけるのではなく、親がどういう認識を持っているかを校長が質問すれば良いのではないですか?その上でなら、人間の社会性やいじめ問題の本質について、いくらでも拙論を披露させて頂くんですが、この校長の話は質問の形式ですらないために質疑応答にならないのですよ。

失礼ながらあまり知性を感じられないこの校長先生、「かけ算の順序問題」の議論を吹っかけたらどう対応してくれるんでしょうかね。次回はこれやりますか。

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