日本学術会議って必要?聖域にメスを入れる菅政権。

国会議事堂 学術
スポンサーリンク

日本学術会議、何が問題?

日本学術会議の騒動について、自分なりにまとめておきます。

ま~菅さん、えらいことやっちゃうんだな、と思いましたよ。私だって「日本学術会議」なんてほとんど知らないんですけどね、たまーに名前が出てくるけど、何のために、どうやって組織が作られているかなんてほとんどの人は知らないわけですよね。ツチノコみたいなもんで。でも、何となくアンタッチャブルなオーラだけはビンビンと放たれているんです。

そもそも「日本学術会議」って何?

まずは前提知識から。

そもそも「日本学術会議」とは何ぞやというところからですが、Wikipediaから引用させて頂きます。

日本学術会議(にほんがくぎゅつかいぎ、英語: Science Council of Japan 、略称:SCJ)は日本の日本学術会議で、内閣府の特別の機関の一つ(2020年現在)。日本の科学者の内外の対する代表機関であり、科学の向上発達を図り、行政、産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的とする(日本学術会議法 第2条[2])。国単位で加盟する国際学術機関の組織構成員(NMO – National Member Organization)でもあり、それらの国際分担金も担う。

(原文ママ)

簡単に言えば、日本の知性を司る最高機関であり、対内的には科学的観点からの政策のアドバイス、対外的にはアカデミーの国際交流あるいは窓口、って感じでしょうか。所属は内閣府となります。

会員は210人で、任期は6年。3年ごとに半数が入れ替えられます。次の会員は、現役会員からの「推薦」で選定され、総理大臣による「任命」で正式就任となります。

 

今回問題になったのは、日本学術会議新規会員候補105人の任命において、6人の候補者にNoを突きつけたことでした。多分、会議発足以来初めての事件でしょう。

これについて学術会議やマスコミが激烈に反発。

「任命拒否するなら理由を説明しろ!」

おかしな話です。

そもそも現役会員による推薦の際にその推薦の理由など問題になったことがありません。なのに、任命権を持つ総理大臣が拒否したとなったら、その拒否した理由を説明しろとはどういうことでしょうか。これ、割と賢い人まで騙されちゃってまして、6人の任命拒否理由を問う前に、105人の推薦理由を書面でも何でも良いから公表させるべきなんですよ。

「学問の自由が脅かされる!」

だったら学術会議会員以外は自由に学問ができないということになりますね。無茶苦茶な話です。言うまでもなく、全ての人に学問の自由は保障されています。

「学問に政治が介入するな!」

何をバカなことを。そもそも学術会議は内閣府に属する組織であり、税金が使われています。橋下徹氏も言っていましたが、「金は出せ!でも口は出すな!」なんてどう考えてもおかしいでしょう。しかも、会議側は政治に口出しができるんです。今回発覚したのは、「レジ袋有料化」という世紀の愚策は学術会議発信だったということでした。

「学問の素人のクセに!」

これも無茶苦茶な言い分で、だったら学問のプロたるあなた方の中で、同じ研究対象で意見が分かれるのはどういうわけだ?って話ですよ。例えば、新型コロナについても、「学者」間で大きく見解が異なることは一般庶民も目にしてきました。そういう学術界を、それこそ俯瞰的総合的に見て有用かどうかを判断するのが政治家(総理大臣)の仕事でしょう。

「学術会議は年金などもらっていない!」

学術会議会員には年金は支払われていませんが、この上位組織にあたる「学士院」会員は、掛け金なしの年金が年間250万円、死ぬまで支給されます。この会員数は5人や10人ではなく、150名。年間4億円近く、彼らの年金として公金から拠出されることになります。

 

日本学術会議の核心的問題ーアンタッチャブルな反日ブレイン?

さて、この日本学術会議の革新的問題といえば2つだと思います。

日本学術会議は反日組織?

ひとつは「反日組織である」らしいということ。この手の組織が左に向いていること自体はごく当たり前で、むしろ健全なのですよ。問題は、日本の軍事研究を拒否していながら中国の研究とは連携しているというところ。

左翼であるのは良いけど、サヨク・パヨク・反日であっては困るのですよ。政府の軍事研究協力に大学が名乗りを上げたら、学術会議が圧力かけて潰しにかかったんだとか。これの一体どこが「学問の自由」なのでしょうか?つまりは「自由」とは彼らが規定する「自由」ってことです。

元々、日本学術会議の成り立ちそのものが共産党主導だったらしいので、しょうがないんでしょうね。

 

アンタッチャブルな聖域

「この政権、とんでもないところに手を出してきた」

と言ったのは、立命館大学教授の松宮孝明氏ですが、この言葉が何を表すかと言うと、日本学術会議は「アンタッチャブル」な存在だったということです。憚らずにこんなことを言えてしまうというのは、いかにも世間知らずの学者って感じですね。

さらに氏は、

「任命に手を付けると政権が倒れる」

と恫喝。「俺たちはお前らと違って頭が良い。頭脳のエリートが集まって、後任を自ら選定している。何を文句言われることがあるんだ」ってなもんでしょう。政治家は我々国民が選んで、報酬を払い、国家予算の使い道を委任しているわけですが、こい…いや、彼らは選挙で選ばれたわけではなく、自分たちのやることも人事も内側だけで決めており、それが当たり前だと思っているわけですよ。

名目として「学問の自由」「独立性」というキーワードを使ってくるのですが、これってNHKと同じやり方なんですよ。「学問は自由であるべき」だから(税金使ってようと)「政府に従う必要はない」。「独立した機関なん」だから(税金使ってるけど)「人事は俺たちで決める」。

 

日本学術会議って必要?

さて、この日本学術会議、これからも存続させるべきでしょうか?

「学問は自由」であり「独立した機関」でありたいなら、政府機関とは切り離すべきではありませんか?今これだけネットが発達してるんだから、運営のための経費なんてほとんどかからないでしょう。やりたきゃ自分たちで勝手にやれば良いと思いますよ。

私のこの件については、先述の松宮教授と同じことを思ったんです。「ここに手を出すか!」と。もちろん、私の驚きはポジティブな意味ですけどね。

菅政権の改革案は他にも携帯電話料金の値下げ、さらにNHK受信料の値下げなどと言った、やはりアンタッチャブルな問題にメスを入れるものですが、今般の学術会議の任命拒否は意表をつかれましたし、今後が大きく期待できそうです。

 

にほんブログ村 ニュースブログ 話題のニュースへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました