いじめは未来永劫なくならないが、減らす方法ならある。

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いじめは絶対になくならない。

いじめは未来永劫絶対になくなりません。

シャーデンフロイデとは~人の不幸は蜜の味~ | 知の小人ブログ

ここで書いたように、人間が社会的動物である以上、いじめは本能的行動であり、人間社会の営みに必ず付随する副作用なのです

大人にもいじめはありますが、大人より【純粋】な子供の方が躊躇なくいじめを行うのは、それが本能だからです。

ですので、「いじめをなくす」なんて考えは全くのナンセンスと言わざるを得ません。

まずは逃げ道があることを教えてやること

いじめに直面した際~つまり自分の子供や教え子がいじめに遭っていることが発覚した場合、貴方がやるべきは、とにかく逃げ道を提示してやることです。

いじめに限らず、自殺という行為は(健康上の理由などを除いて)「認知不全」によるものです。例えば過労による自殺はその典型で、死ぬくらいなら仕事をやめてしまえば良いのに、あたかもその選択肢がないかのように自殺に至ってしまいます。いじめも同じで、
「いじめが生きる上での障害。それを回避するにはどうすれば良いか」
と考えるのが合理的判断ですが、いじめによってすでに傷ついた精神はそのような判断すら許されなくなります。アイデンティティーの崩壊による精神の破たん、それが最悪の事態である自殺という行為に至らせるわけです。

よって、いじめが発覚した場合、例えばそれが学校なら、「必ずしも学校なんて行く必要はない」と子供に教えてやることです。

もっとも、大前提として、我が子、あるいは我が教え子のいじめ被害に気付けるか程度のアンテナを持っている必要がありますが。

いじめはなくならないが、減らすことはできる

さて、以上は「いじめが発覚した場合の対処法」ですが、では「いじめをなくす方法」にどんなものがあるでしょうか。

「いやいや、冒頭でいじめはなくせないと言ったばかりではないか」

おっと、そうでした。絶対になくなりません。でも、減らすことは間違いなくできます。
その方法が冒頭で紹介した当ブログの記事です。

当該記事の主旨は、
「我々人間は自分の自由意志で考えているようで、実は本能に支配されている。それは人間社会の秩序を形成するのに重要な要素であると同時に、時に醜い排外主義や暴力を生む」
というもの。
それを小学校高学年になったら、教えるわけです。

これが、所謂「道徳」の授業とどう違うのか。
あ、その前に今って道徳の授業ってあるんでしたっけ?
私が小学生の頃、「道徳」の授業では、教育テレビの道徳用ドラマ『明るいなかま』を見せられたり、いじめられても努力した野口英世の話を聞かされたりしたものです。

これね、効果が薄いんですよ。なぜか。
それ、つまりいじめてる側の人間と自分を重ね合わせる想像力が子供には欠如しているからです。ドラマ「悪い行為」を見せても「ひどい奴だ、信じられない」と、自分のことは棚に上げて、他人事のように評価してしまうもの。「そのひどいことをする人間はお前の中にもいるんだぞ」ということを本来なら教える必要があるんです。

その本質部分を教えるために、当該記事のようなことを教えるのが非常に有効だと思うんですね。

自分たちの行動を客観視させる

子供は、無理やりにでも集団から共通点を見出し「仲間だ!」と規定し団結力を増強し、逆に無理やりにでも相違点を見出して「こいつは敵だ!」と規定しはぶいてしまう、「社会性が生む悪魔」です。

「相違点」はハッキリ言って何だっていいんです。肌の色や身体障害などはもちろん、ランドセルのデザインから、親の職業、勉強が出来過ぎるor出来なさすぎる、もうなんでも来いなんです。

教師はそれを、子供に対し客観的に確認させることが必要なんです。
現にいじめを行っている子供だけではなく、全ての子供に対し、「そういう悪い社会性は、お前たち全員が持っている。何の拍子でそれが表に出るか分からない」ということを教えなければいけないんです。

「君が友達2人と遊んでる時に、知らない1人の子が仲間に入れてとやってきたら、仲間に入れてやれるか?」

そういう場合、子供は小賢しいので「もちろん」と答えるかもしれません。

先生は「本当にそうか?」とすごんで、自らの心を疑ってみろ、と半ば脅迫のように迫ればいいのです。ちょっと難しいですね。先生に演技力が問われます。

何事もそうですが、人間は自分のやっていることを一旦客観視できてしまうと、それがつまらないように思えてきます。「自分は何をやっているんだろう」「自分でやってるんじゃなくて、やらされてるだけじゃないか」と思うようになればそれは大成功。

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