【犬のしつけ】ゴムのリードなんて絶対使っちゃダメ!

散歩する犬 しつけ

まだ1歳に満たないお友達の犬、愛想は良いし、多くの犬とも仲良くなれるんだけど、特定数匹の犬にだけ物凄く暴力的になるという問題行動。

で、リードを持たして頂いて驚いたんですが、このリードがなんとゴム製!正確に言うと、リードの一部分がバンジージャンプのロープのように伸び縮みするようになっています。

「いったい、誰が何のためにこんなものを発明したんだ!」

と私は憤慨しましたが、まあショックを吸収するためであることは容易に推測できますね。

で、Amazonで調べてみたら、

なるほど、こういう使い方ね。
これなら分かるんです。私はカメラもやるもんですから、犬を連れて行くと面倒くさいんですよ。で、腰巻タイプのポシェットに2匹のリードを繋げてしまい、ハンズフリー状態を実現するわけです。

それでもいざシャッターを切ろうって時はわずかな力で手がブレますから、こういうゴム製リードは良いですよね。持ってるリードに付けるエクステンションタイプもあるとのことで。

 

が!それは!すでにしつけができている犬の場合です。

今まさに訓練中って犬には、このようなリードは絶対に使ってはいけません。

当ブログでは何度も何度も書いていますが、リードは「通信ケーブル」です。犬の状態を飼い主に伝え、飼い主の意思を犬に伝える電話線なのです。糸電話の糸もゴムでは音が伝わりません。

「ゴムにしてショックを吸収する」なんて言えば聞こえは良いですが、ショックを吸収すると同時に、情報も吸収されてしまうんですよ。

このような勘違いは、「言うことを聞かない犬を同じ力で反対方向に引っ張って制御するのがリードの役割」という間違った認識によるものです。リードは、犬の意識や感情をまだ小さな段階でデリケートにキャッチし、小さな力で飼い主がサインを送るためのツールです。

言うことをきかない、あるいは不規則な動きばかりをするような犬に、ゴム製リードを使うなど言語道断です。

 

リードと言えば、最近犬のイベントでスリップリードを買いました。アウトレット品の投げ売りで、300円。最近は、「可哀想」なんて馬鹿げた意識があるのか、実店舗のペットショップでもあまり取扱いがなく、前からネットで買おうと思ってたので、ちょうど良かった。

スリップリードめっちゃ楽ですからね。片手で簡単に脱着できて、首輪いらず。もちろん、うちの場合はしつけなんてもはや関係ありません。単に、楽。それだけです。

ところが、別の犬のしつけ指導をする際は別の役目を果たします。先述のゴムリードなんかを使ってる犬に、うちのスリップリードをつけて、犬の制御の仕方を教えるんです。

別の犬の場合ですが、ハーネスより首輪、首輪よりスリップリードにすると、やはり圧倒的にスリップリードで犬が言うことをきくようになるんですよ。

この辺、詳しくは過去の記事に書いていますので、関連記事からどうぞ。

https://chinokobito.net/inudog/?p=919
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました