【飼ってはいけない犬種】第3位 ウェルシュ・コーギー

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飼ってはいけない犬種 第3位ウェルシュ・コーギー



縄張り意識とプライドが高く、かつ運動欲求もそこそこ強いコーギー。牧畜犬で頭が良く、飼い主には従順ではあるけど、よその人間にはなかなか心を開かないなんて子もいます。

 

やはり運動

見た目は鈍そうでもそこはやはり牧畜犬出身なので運動欲求も好奇心も強いコーギー。もちろん十分な運動が必要ですが、ジャックラッセルやラブラドールに比べればはるかに楽です。

ただし、ただ運動させるだけではなく、好奇心が強くて人とのコミュニケーションを好むので、飼い主が全力で遊んでやるということも大切です。

 

なぜか嫌われるコーギー

非常に落ち着いたコーギーも結構いるんですが、問題はコーギーそのものより、コーギーを視界に入れた際の他の犬です。とにかくコーギーは嫌われます。柴犬と並ぶ嫌われ2巨頭と言ってもいいでしょう。

特定犬種を見ると目の色が変わる犬ってのは何なんでしょうね。聞いて回ってみると、特に何か嫌なことをされたわけでもないのに、コーギーを見ると吠えるって子も多くて、何かしら遺伝子に組み込まれてるってことなんでしょうか。

コーギーはプライドが高く、仕切り屋で、さらに牧畜犬と言っても牛の脚を噛んで制御するという点でコリー系にはない荒っぽさがあります。そういうアグレッシブな性格から、噛み癖や吠え癖が取れない個体もよく見られます。コーギーに吠えかかるよその犬はそういう性格を見抜いてるんでしょうかね。

あなたの飼うコーギーに何の問題もないとしても、吠えられるのは気分が悪いでしょう。間接的に他の人にも迷惑をかけることにもなりますし。

その際に大事になるのが、あなたの対人と対犬のコミュニケーション能力です。そもそも相手の犬が吠えるのは、その犬のしつけができていない証拠で、飼い主のスキルもその程度のものということ。そこをあなたが、「よーしよしわかったわかった」とズンズン近寄って行って、そのよその犬を制御できるかどうか。

実際、コーギーの飼い主さんの中には、散歩仲間で集まる輪を避けて通る人も結構いるんです。これではコーギーも可哀想ってもんでしょう。


…という予備知識を知ってのことか、単に人間が嫌いなだけなのかは知りませんが、私の近所でコーギーを飼い始めたある飼い主は、特に自分の犬が吠えたり不穏になったりする様子もないのに、一切よその犬と交わらせようとしません。これ、私から言えば虐待ですよ。

 

抜け毛

ここも柴犬との共通項で、抜け毛がえげつなくて手を焼いているという飼い主さんは多いですね。抜け毛の多い犬の問題は、飼い主の手間が増えるだけならまだいいんです。本当の問題は、家族が犬アレルギーを発症した場合です。

私自身が犬アレルギーなので(3匹飼ってますが…)よく分かるんですが、アレルギー症状の出やすさは、個体の体の大きさ(表面積)と抜け毛の多さに比例します。ま、当たり前ですね。例えば、5kgのプードルと比べると15kgのコーギーの表面積はざっと2倍になる計算ですが、実際のアレルゲンのまき散らし方は比較にならないほどコーギーはハードです。プードルって抜け毛がほとんどありませんからね。

信じがたい話ですが、ゴールデンを飼っていたら子供の犬アレルギーが発覚して真夏でも真冬でもベランダに放り出されたなんて事例が実際にいるらしいです。隔離できる部屋もないのに見栄張って大型犬なんか飼うなよ、アホが。

おっと、口が悪くなってしまいましたが、そういうことも覚悟の上で飼う犬種ですよ、と。

 

どうしても飼うなら

  • コーギーの運動欲求に応えられるか
  • コーギーを嫌う犬への対処能力があなたにあるか
  • いざと言う時のために隔離できる部屋があるか

といったことがポイントになるでしょう。

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