アジリティー競技に出る犬なのにバカ?~しつけと調教の違い~

アジリティー しつけ
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アジリティーで入賞する犬でもバカはバカ

人に重傷負わせたピットブルからの話の流れで。

 

犬のアジリティー競技ってありますね。ドッグダンスってのもあります。

私もイベントなんかに行ってたまに覗くと「すごいなー」と思うんです。

でも自分の犬にああいうことをさせたいかと言うと、微塵も思わないんですよ。

 

アジリティーで物凄い俊敏さを見せる。ドッグダンスで決まった動きを正確に再現する。これはすごいことです。

ではそういうことができる犬は賢いか?と言うと、これは話が別でして。

 

例えば、私の身近な例では、飼い犬のボーダーコリーがアジリティー競技によく出場し、何度か入賞もしていることを自慢するご婦人がいらっしゃるんですが、その犬、後ろに回り込もうとしただけで相手が人であっても噛みついてくるんです。

私の思う「賢さ」から言うと、この犬はかなりの「バカ」なんですよ。

アジリティーに入賞できるほどの犬でもバカはバカなんです。

いくらアジリティーやドッグダンスで活躍できたとしても、肝心の日常生活に支障をきたすほどの問題行動があれば、それは「しつけができている」ことにはなりません。

 

おやつで犬をコントロールするしつけの是非

ここでひとつの動画を紹介します。

あ、先に申し上げておきます。脈絡としてネガティブな感じになりますが、この動画やこのトレーナーさんを非難するものではありません。むしろ、巷間に出回るトレーニング法の中で言えば、「優」を付けられる良質な動画だと思います。ここで取り上げるのはそのごく一部について。

初心者が参考にするトレーニング法としては優良です。

しかしこのトレーナーさんは、私がまずやらないことをしています。

それは「間断なくおやつを与え続ける」という行為です。

 

「犬におやつを与える」ということを私が全くしないというわけではありません。

例えば、よその人や犬を怖がる犬にポジティブな感情を持たせるには、何といってもおやつが手っ取り早いんですよ。

自分の飼い犬でも、同じような意味合いでおやつを与えることもあります。しかし、それは物凄く短い一時期です。

このトレーナーさんの飼われている犬が何歳かは分かりませんが、少なくとも幼犬ではなさそうです。

成犬をコントロールするのにおやつを使う、というのは私が絶対にしないことです。「おやつを持っていない時の飼い主には従うのか?」と疑問に思うのですよ。

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