同一犬種の多頭飼い、犬種別オフ会、なぜ犬種に拘るの?

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多頭飼いの多くは同一犬種…なぜ?

多頭飼いしてる人いますよね。うちもしてます。

その複数の犬の犬種は何ですか?

割と多くの家で「同一犬種」ではないでしょうか。

私の身の回りでも、2頭目を迎え入れて「多頭飼いオーナー」になる人が結構いるのですが、そのほとんどが先住犬と同じ犬種の個体を購入しているのですよ。

血縁関係もないのに、わざわざ高い金を払って同じ犬種の犬を買うという行為が私にはまったく共感できないのです。【共感】はできませんが 【理解】ならできます。

 

女性は犬種を揃えたがる?

発散・冒険志向の男性に対し、女性は集中・安定志向です。

どういうことか。

男は未知のものに好奇心を覚え、他人と違うことに喜びを感じます。「前とは違うもの」「他人が持っていないもの」を選ぶのが男。男が集団になると、そこには多様性が生まれます。

一方の女性は、集中したがります。前と違うものではなく、同じものを選びたがります。「他人が持っていないもの」には興味がなく、雑誌を見てわざわざ他人と同じものを買いそろえ、ディズニーランドには友達とおそろいの服を着て行きます。歴史を振り返る時に、女性のファッションだけが時代の象徴として使われるのは、女性が集団になった時にその振る舞いが集中するからです。

 

兼ねてより指摘しているように、飼われている犬の主たる飼い主は、ほとんどが女性です。必然的に飼育されている多くの犬は女性の趣味に染められてしまいます。

「揃っていることが正義」である女性に、2匹目の犬を自由に選べと言えば、当然同一犬種になるわけですよ。

多頭飼いしてても同一犬種なら、犬種別オフ会にも遠慮なく参加できますしね。

 

犬種別オフ会って楽しい?

この犬種別オフ会ってのも私にとっては全く興味の対象にならない慣習です。

犬種で区別されたら、うちの雑種はどうすりゃいいの?と拗ねているわけではなくて、純血種1匹だけを飼ってた時代でも、犬種別なんてオフ会にはみじんも興味が湧きませんでした。

 

同一犬種を飼う人にちょっと意地悪な聞き方をするんですよ。

「他の犬種は候補にあがらなかったんですか?」

と。

すると、「やっぱりよく知ってる犬種だから」「他の犬種はちょっと怖い」とそれっぽい回答が返ってきます。嘘ではないでしょう。そういう感覚が理解できないわけではありません。

でも、本人が明確に意識しているかどうかはともかく、「犬種が揃ってる方がステキ♪」なのですよ、多分。

犬種オフ会だって、「情報交換」なんて名目がありますが、本当に情報交換したいならネットの方が効率良くできることは皆よく知ってる訳で、そんなことは結構どうでも良いことです。

それよりも、同じ姿かたちが揃っているところを見たいわけですよね?

 

同一犬種に拘る人はバランスを崩している?

同じ犬種の犬を飼うことそのものも、犬種別オフ会そのものも、それが直ちに悪いと言いたい訳ではありません。

ただね、同一犬種に拘る人って、拘らない人に比べて、どこかバランスを崩してるような人が(あくまで相対的に)多いという印象はあるんですよ。

ある女性の飼い主さんがやはり犬種を揃えて2頭目を迎え入れたのですが、その直前には多頭飼いのトラブルについていろいろと先輩方にアドバイスを賜っていたようです。あ、その中には私もいましたが。

その女性こそが、「違う犬種は怖い」と言っていたんですけどね、本気で言ってるなら、2頭目を迎え入れること自体やめた方が良いと思うんですよ。そもそも、トラブルを起こしがちな犬種でしたしね。

 

そもそもその犬種についてどれほど知ってるの?

多頭飼いの際、よほど性質の違う犬種でない限り、犬種の違いが大きな問題になることはまずありません。問題が生じるとすれば、ほとんどの場合、
「しつけスキルのない飼い主が多頭飼いすること」
そのものが原因です。

そもそもトイプードルとパピヨンとヨーキー、どれほどの差があるかと言うと、ほとんどありませんよ。当ブログが犬種の解説もしていることからもお分かりかと思いますが、私はある程度意識しますよ。特に同程度のサイズであれば、トイプードルとそれ以外は結構大きな違いがあります。

が、「犬種の違い」をわざわざ口に出す人に限って、その犬種特性なんぞ意識していないものですよ。トイプードルは必要運動量が多いからといって、ヨーキーとは違う散歩の仕方をしてるかって言うと、皆してませんからね。

もっと言うなら、「違う犬種はよく知らないから」って、そもそも今飼ってる犬種についてどれほど知ってるの?どれだけ適切な飼い方をし、しつけを施してるの?と聞きたくなるのです。聞かないけど。もっと根本的なところで犬の扱い方を分かってない人が多すぎるんです。

 

異犬種を飼う人は好奇心が強い

また別のお友達は、これまた女性なんですけどね、超小型犬から大型犬まで、一時は6頭だったかを同時に飼っておられました。これはこれで問題はありますよ。あるけど、でも同一犬種に拘る人よりもこの人は「犬を楽しんでいる」とは言えると思います。

統一された美しさやインスタ映えよりも、多様性と賑やかさ。犬種オフ会に参加して「犬種あるある」のおしゃべりを楽しむより、全く違う犬種を同居させて新しい発見、新しい楽しみを求める。

重ね重ね言っておきますが、サイズがあまりに違う犬をしかも複数飼うとなると無理が生じるので、決して褒めはしません。が、いろんなタイプの犬を飼いたいという意識には強く共感するものがあります。

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コメント

  1. 野次馬 より:

    最近いろんな記事読ませていただいてます。面白くて勉強になります。
    過去の記事ですが思うところがあれば勝手ながらコメントしますね。

    同一犬種にこだわる人の心理ですが、おそらく犬そのものではなく
    犬に付随する他のことが理由の人が大多数だと思いますよ。
    昔子供の頃飼ってた思い出とか、見た目が好みだとか。

    それと、オフ会なんてのは飼い主同士の会合であって犬は主役じゃないです。
    同一犬種のオフ会が好まれるのは、犬をファッションとして見ている人が多いからでしょう。
    そういう人たちからすれば、ファッションセンスが近い、
    趣味の合う人達の集まりとなるわけです。

    犬という生き物が純粋に好きな人にとっては、
    犬達と戯れていた方がずっと有意義な時間になると思います。

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