【飼ってはいけない犬種】第1位 柴犬

柴犬の食事 犬種
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飼ってはいけない犬種・第1位 柴犬

テレビでもSNSでも、可愛い犬と言えば柴犬がよく出てきますが、「問題行動を起こす犬」の代名詞でもあります。

「知らない柴犬は避けて通れ」という合言葉があるほど、とにかく扱いにくい犬です。

 

よく人間の顔を見るというのが賢い犬の特徴だとするなら、柴犬は典型的なバカ犬です。

知能が低いという意味ではなく(いや、低いんですが、この詳細は別の記事で)、コミュニケーション能力が低いのです。

実は人間と親和性が低く、しつけが難しい犬種なんですよ。

プロのトレーナーの中にも「柴犬は呼び戻しができない」と断言する人すらいます。

ビジュアル的な意味での人間との親和性は極めて高いのがなんともややこしい。

 

神経質でプライドが高く、体格的にも10kgを超えるため、他所の人や犬を噛むというトラブルもよく引き起こします。

人気犬種で飼われている絶対数もさることながら、トラブル発生率で言っても、おそらく断トツの1位ではないでしょうか。

 

柴犬はコミュ障?

生来のコミュ障である柴犬は、今興奮している理由が楽しいからなのか怒っているからなのか自分でも分かっていない、というようなことがあります。

よその犬を見て明らかに好意的なテンションの上がり方をしているのに、その子が近づいてくると身構えて唸り、どこか行こうとするとお尻を噛んだりと、飼い主を困惑させます。(この、お尻を噛むという行動は柴犬には非常に多く見られます)

撫でて欲しくて近寄ってきて、お腹を向けるのに、撫でられている間ずっと唸っていて、しまいには本気で怒り始める柴犬、なんてのもいます。

飼い主が思い通りに制御できる犬にするためには、相当な覚悟と技術が要るでしょう。

特にタチが悪いのが、「年配女性の柴犬多頭飼い」です。

女性は元々犬のしつけが下手(犬にナメられる)な上に、柴犬は大人になると成人男性でも制御が難しいサイズです。

さらに多頭飼いということになると、犬は群れの意識を強くして、外部への闘争心が強くなります。

 

特徴的な柴犬の攻撃方法

実は攻撃するつもりはないという個体でも、柴犬にありがちな動作として、「ギリギリまで引き付けて目の前に来たら突進して吠え掛かる」というのがあり、これは相手からすると大きな恐怖です。

その相手が犬であればまだ覚悟もできているでしょうが、ちょうどその時に自転車が通りかかったりすると、思わぬ巻き添えを招くことになるかもしれません。

これが「凶暴だけどそれなりにコミュニケーション能力を持つ」犬であれば、近づく前に威嚇行動をとるのですが、それをしないところに柴犬の怖さがあります

 

抜け毛

柴犬はとにかく猛烈に毛が抜けます。

換毛期の柴犬は、手で軽く引っ張っただけでバサっと毛が抜け、その抜いた勢いで次の毛が生えてきます……というのは冗談にしろ、本当にそうなんじゃないかと思うほど抜いても梳いても抜け毛がなくなりません。

私は犬好きのくせに犬アレルギーなんですが、今飼っている小型犬2匹だとほとんど問題はありません。

散髪したりシャンプーしたりすると少し痒みが出たりする程度です。

ところが柴犬となると、屋外であっても濃厚に接触するとその後に痒みが喘息が出たりします。

同じ家にいたとしたら、アレルゲンとの接触は比較にならないほど多くなります。

 

どうしても飼うなら

コミュ障的な性格ゆえに、「こうやればこんな感じになる」という、いわば“攻めのしつけ”みたいな方法が思いつきません。

だからこそ、個人的には飼ってみたいなと思ってしまう犬種なのですが…。

とにかく犬を飼うことの基本をがっつりやることが肝要でしょう。

すなわち、いっぱい遊んでやり、いっぱい散歩に連れていき、子供のうちからよその人間や犬に接触させまくり、米粒ひとつやるにもお座りをさせる、といったことです。

 

抜け毛についてはコーギーなどと同じです。

とにかくブラッシングし、空気清浄機を回す。いざとなったら隔離できる部屋を持っておき、家族に犬アレルギーが発覚しても対処できるようにしておく。

抜け毛はすごいけどあまり浮き上がらないタイプの毛なので、まめな掃除はかなり効果的でしょう。

 

飼ってはいけない犬種・さいごに

さて、以上に紹介した犬種は、冒頭でも書いた通り、それなりの経験と理論に基づいた私の独断と偏見によるものです。

実は私自身はペットショップで犬猫を購入したことはないのですが、良いペットショップもあれば悪徳ペットショップの存在も知っています。

購入を促すことが仕事である店員さんのどれほどがわざわざネガティブなことを教えてくれるかは疑問です。

もちろんそういう良心的な店員さんもいらっしゃるでしょうし、そういう人は信頼すべきでしょう。

犬の性格が、

先天的要素 × 後天的要素

で決まるとするなら、今回の話は前者の話になります。

しかしながら、脳に障害があるとか自閉症だとかの特殊なケースを除けば、ほとんどの犬種でしつけによる「人間社会への順応」=問題を引き起こさない犬にすることが可能だと私は思っています。

つまり、この記事で挙げた諸問題は、
「しつけのできない人間が何の意識も持たないまま犬を飼い始める」
ことによってもたらされる大小の悲劇なのです。

後日、「飼いやすい犬種」も紹介する予定ですが、これも同様に、「特に意識せずとも人間社会に馴染みやすい犬種」のことであって、本来はしっかりとした意識をもってしつけをするべきであることに変わりはありません。

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