犬に服は必要?

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ファッション目的で犬に服を着せるな

犬にはどんな服を着せれば良いかって話をします。

私は犬に服を着せるのが大嫌いです。

犬の服の選び方の話をするって言ってるのに、冒頭からこんなことを書くのがいかにも当ブログかと思いますが、別に目立ちたいからとかではなく、本気で嫌いなのです。

理由は以下の通り。

●犬にとって服は動きづらく、ストレスになる

●犬が持っている美しいシルエットが見えなくなる

●季節を考慮せず、冬以外は大体暑い

 

公園に行ったら、季節関係なしに(=夏でも!)年中何かしらの服を着せて、

「ドコドコで買ってきた」
「安ーい!可愛いー!」
「自分で縫った」
「すごーい!可愛いー!」

と、ク〇みたいな会話が繰り広げられています。

それを ・_・ という顔で観察している私。

 

かねてより申し上げておりますが、犬はままごとの人形ではありません。着せ替えごっこをして遊ぶアイテムではないのです。

そういうことをして遊びたいのであれば、犬のぬいぐるみを買ってお家でひっそりやっていればよろしい。

 

防寒のための服

とは言え。

ファッションとは関係なしに、犬が寒がるってことはあるわけで、その際はやはり服を着せた方が良いってこともあるわけです。うちの犬だって、着せないわけではありません。当然ながらその時選ぶ服は、ファッション性ではなく機能性を見ます。

ということで、まずは防寒の観点から、どんな犬にどういうタイプの服を着せるべきか、ご紹介します。

 

トイプードル

長毛小型犬代表として。

よく無理やり服を着せられて毛が押し潰されているトイプーを見ますが、あれは防寒の観点から見ると何の意味もありません。

そもそも、ほどよくカールした毛量の多いプードルの毛は、動物界の中でも多分トップレベルの防寒性能を持ちます。つまり、天然の超上質な毛皮を最初からまとっているわけですよ。

だったらその性能を増強すれば良いわけで、やるべきことは「風除け」です。つまり、Tシャツでも何でも良いので、とりあえずウィンドブレーカーとなるような薄手の服を着せてやれば、それが何よりの防寒となります。最適なのはレインコートのようなビニール生地でしょう。もちろん、サイズは毛が潰れない程度にゆったり目で。

短くカットしてしまったトイプーだとその限りではないので、後述。

 

ミニチュアピンシャー

短毛小型犬の代表として。

ミニピンは短毛の上に神経質。さらに体が小さいので寒がりの子が多いですね。

トイプーとは対極的に、自分で保温する毛を持ちませんので、毛の代わりになるモコモコ系の服が適しているでしょう。

 

日除けとしての服

夏に服を着せるとしたら、その目的は直射日光を遮断することでしょう。特に短毛種は紫外線の影響を受けやすく、皮膚へのダメージが心配になります。

まあ、日本の酷暑で陽の照っている時間帯に散歩に出さないのが一番なんですが、それができないという事情の飼い主さんもいるでしょう。

直射日光さえ防げれば良いので、生地は通気性の良い薄いものが良いでしょう。どの程度効果があるかは知りませんが、UVカット機能が付いていればなお良し。

ついでに言うと、特に暑さの厳しい日は、ポケットサイズのスプレーに水を入れて持ち歩き、時々服の上からシュッシュとかけてあげると、汗をかかない犬にも汗をかくのと同様の冷却効果を得ることができます。

大型犬に服は必要?

基本的に大型犬の防寒を気にしなければいけないことはまずないと思います。

「犬の熱中症」の記事でも書きましたが、大型犬は体重の割に表面積が小さくなるので、そもそも熱が逃げにくいのです。皆さんもガタガタ震えている大型犬なんてまず見たことがないはず。

なので必要だとすれば、日除け用の服となるでしょう。

まとめ

私は犬の気持ちになれるので分かるのですが、犬にとって服を着せられることは相当なストレスです。昨日として必要な場合以外は着せないようにしましょう。

人に服を見せびらかせたいなら、例えば目的の公園なら公園に着いてから着せれば良いんです。

そしてボール遊びなど激しく動く場合は脱がせる。運動すればあっという間に体温は上がりますから、どれだけ寒くても平気です。

もう一度言います。

犬はままごとの人形ではありません。

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