ドラクエXIがシリーズ最低である16の理由(2)~移動編~

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ドラクエXIパッケージ ゲーム

フィールドは一見、地形が複雑に見えますが、上下方向には例外的に木の弦などで移動できるのを除いて、高い地形は登ることができないため、2次元的な移動しかできません。VIIIの時はまだ大平原が表現され、旅をするという感覚があったのですが、XIでは地形が「行くか戻るか」しかできないような地形デザインが施されており、感覚的には1次元の移動です。

おまけに最初から馬が使える上に、戦闘はシンボルエンカウントなので、世界地図も把握しないまま、そしてモンスターとも一切戦わないまま、目的地に到達することもできてしまいます

拠点となる町から次の拠点に移動しようと思えば、薬草と装備を買い込んで、それでも到着した時には満身創痍という昔のドラクエとは大違い。コンビニにガリガリ君を買いに行く感覚で移動ができてしまいます

そして何より、ワールドマップが縫い目だらけというのが冒険の感覚を喪失させてしまっています。ちょっと移動したらロードの連続。今いるこの町がワールドマップのどこにあるかもよく分かりません。移動する先は自動で目印が付くので、そもそもマップを把握する必要もなければ探す必要もありません。その一方で、マップで確認できない地名を言われると、その時だけ攻略ページで確認しないといけないというよく分からない事態に陥ります。

これが例えば、信長シリーズやゼルダBotWのように、無段階で拡大縮小できるマップであればこんなこともなかったんですが、ドラクエXIではそんな工夫すら施していません

このグラフィックのレベルだとシームレスのフィールド作りは不可能なのか?と言うと、そんなことはありません。例えば『メタルギアソリッドV The Phantom Pain』は完全なシームレスマップで、拠点に入る時ですら切り替えはありませんでした。ドラクエXIはただやろうとしないだけです。
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