吉本騒動~トップの進退と清水圭ダサ過ぎという話~

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岡本社長のグダグダ会見

前回、吉本闇営業問題について書いたのが吉本興業岡本社長会見の前日でした。

さて、その後の私の見解を。

まず岡本社長の会見ですが、まーあれほど酷い会見もないですね。小学生が難しい本の音読を強要されているような、文節区切りと棒読み。絶対に聞かれると分かっている質問にもアタフタするということは、想定問答もしていなかったということでしょう。勇気があるのかただのアホなのか。

岡本と言えばダウンタウンの元マネージャーで、ガキ使では、ブリーフ1枚に猫を抱いた姿で度々登場していたのを憶えている人も多いでしょう。ある程度テレビ慣れしているので、もうちょっとマシな会見ができそうなものでしたが…。

トップの進退

私は、大崎会長と岡本社長の1段階ずつの降格があるんじゃないかと思ってたし、そうすべきだったと思います。実際には両者1年間50%の減俸とのことでしたが、これダメなんですよ。国民からすると「知らんがな」感が強い。
両者降格ということにすれば、最高責任者である大崎洋が社長になり、期せずして大ごとになってしまった今回の案件を直接指揮して解決しようとする姿勢が見えます。「減俸」だと「これで勘弁してくださいね」というニュアンスが前面に出てきて、国民はバカにされたように思ってしまうのですよ。

吉本の深い闇~反社とのつながり~

宮迫・亮の告発で明らかになった、「吉本興業自体、反社会的勢力とつながってるんじゃん」という問題。岡本社長の会見でも明解な回答はありませんでしたし、できないでしょう。世間は「吉本ってそんな会社だったのか!」とあたかも今知ったかのように大騒ぎしますが、この程度の繋がりもない完全に潔白な企業(ましてや芸能関連)なんてあるのでしょうか。格闘技なんて思いっきりパチンコ会社がスポンサーについてますが、あれは問題なし?

吉本の深い闇~恐ろしく安いギャラ~

これについては前回も書きましたが、ここは問題の本質ではないのですよ。たけしは「芸人に最低限の生活を保障して芸事に集中させろ」という意見ですが、今のお笑い芸人にそんなピュアなものを求めてどうするんだ、と。それをやり出したら所属タレントの数は極端に減らす必要があるし、そこに野生爆弾やRGや金属バットやアインシュタインみたいな芸人が残ると思えないのですよね。

彼らはどんだけ殺虫スプレーかけても死なないゴキブリ、あるいは抜いても踏んでも生えてきては変な花を咲かせる雑草のようなものだと思うし、そうであってほしいんですよ。マセキ芸能や浅井企画ならそれもありかもしれませんが、吉本で生活保障なんてしてしまうと、吉本芸人の良さもなくなってしまうと私は思います。

ここぞとばかりに芸人の不満が噴出するが…

この事件を機にいろんな芸人が吉本の闇っぽいものをテレビやSNSで告発するちょっとした祭り状態になりましたが、まあ不愉快ですね。会社とタレント、正しいのはどっち?とかどうでもいいんですよ。私のようなピュアなお笑いファンが求めているのは笑いであって、ワイドショー的な嫌らしい話ではないのです。そもそもSNSやテレビで所属事務所の悪口を言うって、普通の企業だと、わざわざ客先に行って自社の欠点を並べ立てるってことですからね。異常なんですよ。

キートンのようにこの事件のずっと前から吉本批判を続けてきた芸人もいますが、もはやこういう芸人には期待しなくなっちゃうんです。イイ感じに不気味な雰囲気を醸し出してた芸人だったんですが、今じゃすっかり愚痴り芸人として私の中ではイメージが出来上がってしまいました。お前の仕事はそれじゃないだろ、と。

謹慎芸人に対する純粋な友情であったり、正義感であったりするものが発言衝動を生んでいるってこともあるでしょうし、それはそれで良いんだけど、まずは笑わせなさいよ、と言いたいのです。それをネタにしてでも笑いを取るのがプロだろ、と。話題になったナイツのような漫才を吉本芸人がやれば良いし、今はそういう空気じゃないと思うのなら黙っておくべきでしょう。


サブすぎダサすぎ清水圭

笑ってしまったのは清水圭。18年も前の「ドラマで出番を減らされた」という話を持ち出して岡本批判。「ダウンタウンファミリーは吉本の本当の恐ろしさを知らない」ともブログで語っていたらしいけど、清水の言う「吉本の本当の恐ろしさ」ってこの程度のもんなのか?と。「撮影されたけど1シーンも出演してない」なんてことは吉本じゃなくてもよく聞く話ですわな。これがプチ炎上して、翌日は記事削除。…ダサすぎる。

箸休め--圭修という漫才師

その昔、東京に進出する前のダウンタウンは、関西MBSで夕方の帯番組『4時ですよ~だ』という番組で絶大な人気を博していました。その番組の出演者であった圭修もまた、シュッとしたルックスで女子中高生の人気を集め、吉本は関西テレビで夕方5時からの帯番組『素敵!KEI-SHU5』を始めることになりました。もちろん同時に『4時』は降板。

圭修はものすごい大チャンスをもらったのです。ところが現在の体たらく。当時の関西お笑いシーンはダウンタウンが作り上げた人気バブルが発生していました。しかしバブルの中身があったのはダウンタウンだけ。圭修も、そして同じく5時から帯の『ざまぁKANKAN!』を始めた森脇健司・山田雅人も自分たちが泡だということが分からなかったのでしょう。

とりあえず若手芸人というだけで飛びつく女子中高生と違って、お笑いが好きな男子中高生は当時からしっかり見抜いていました。女子中高生はダウンタウンの凄さも分からずに笑っている、と。

ハッキリ言ってしまえば、ダウンタウンの笑いに魅了された少年たちは、圭修や森脇山田を見てもクスリともニヤリともできなかったのです。清水圭で笑ったことはないけど、ブリーフ1丁で猫を抱いて登場する岡本現社長では腹を抱えて笑ったのですよ。

「人を笑わせる者こそ正義」であるとすれば、岡本社長に多少の善の部分があったとしても、清水圭は完全な悪です。


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