『トップガン』からゲームを振り返ってみよう

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『トップガン』(昔の)の感想

かつてハリウッドのイケメン俳優と言えばトム・クルーズのことでしたが、そのトム・クルーズを世に出した作品こそが『トップガン』でした。現在、その続編である『トップガン・マーヴェリック』が超面白くてすんごい興行成績を残しているとやらで、なるほど、それなら俺も一度観ておかなくては!……と思ったのは良いけど、その前に俺は前作を観たんだっけ?

いや、観たんですよ。間違いなく。ところが全く中身は憶えてない。

おそらくは観ても頭に入らないタイプの映画なんだろう。それは分かった上でもう一度観てみることに。

当時は字幕で観ましたが、今回はAmazonプライムビデオの吹き替え版を。まず驚いたのが、トム・クルーズの吹き替えを担当している塚本高史という俳優です。今までで一番酷いタレント声優は、所ジョージか木梨憲武か織田裕二かとあれこれ候補を挙げてきましたが、頭一つ抜けたワーストがこんなところにいました。完全に「チョケた中学生」で、マーヴェリックが喋る度に椅子からずっこけてしまいました。

声優に関しては脳内補正するとして、中身です。私はそもそも好きな映画が『ドラえもん』『ジャッキー・チェン』『クレージーキャッツ』というどうしようもなく頭の悪いものばかりなのですが、『トップガン』はまた別の意味でめちゃくちゃ頭の悪い作品です。そりゃこのタイプの映画、何度観たところで頭に入る訳がありません。

戦闘機に乗ってカッコイイ!地上に降りてきたらチュッチュペロペロ。戦闘機に乗ってカッコイイ!地上に降りてきたらチュッチュペロペロ。

1作でヒット曲が複数生まれたという珍しい映画ですが、まさにこれはどこまでいってもプロモーションビデオなわけですね。

ただ、『トップガン・マーヴェリック』はめちゃくちゃ評判が良いので、それでも公開中に観に行くかもしれませんが。

 

さ、本題へ。

ゲームの話をするために書き始めたので、ゲームの話をしましょう。

エースコンバット

まず、絶賛公開中の『トップガン・マーヴェリック』関連としては、『エースコンバット』がコラボしているらしいです。らしいです?はい、あまり興味がありません。エスコンは初代をすぐ買ったは良いけど、私のようなヌルいゲーマーにとってはガチ感(つまりシミュレータ要素)が高めでどうにも相性が合わず、すぐ売り飛ばしました。大昔の話です。

 

トップガン(ファミコン)

時代はファミコンへと飛びます。要所要所で版権モノに手を出していたコナミですが、『トップガン』もコナミが真正面から発売しています。

見た感じ、すごく面白そうなんですが、激ムズらしいです。私もやったことがありません。じゃあお前は一体何を語りたいんだ?と言われそうですが。

 

アフターバーナー

はい、皆大好き『アフターバーナー』です。セガの体感ゲームシリーズの中でも目立った存在だったアフターバーナー。

稼働開始はトップガン公開の翌年で、思いっきり意識しています。もちろんエスコンよりはるか前の話です。

ゲーム内容は、めちゃくちゃシンプルな3Dシューティングで、弾数制限もクソもありません。あり得ないくらいの敵が出現して撃ちまくるだけ。ロックオンによる撃墜はシューティングゲームとしても斬新で新しい爽快感を教えてくれました。

標準料金は当時でも200円、私が通い詰めていた学生向け50円ゲーセンでも100円設定になってました。好きだったのか?って言うと、「いや、別に…」なんですが、男性ホルモン強めの友人たちがこれを必死になって遊んでるのを見るのは楽しかったし、ゲーセンにこの筐体があって動いてるだけで雰囲気が違っていたんですよ。何よりBGMがめちゃくちゃカッコ良くて、当時のゲーム雑誌『BEEP』のソノシートをテープにダビングしたのはゲーム少年あるあるです。

ほなお前は何が好きやねん?と言われそうですが、私は数あるアフターバーナー移植作品の中でも屈指の名作と言われるメガドライブ版を、100円玉の消費を気にせず遊び倒しました。

アフターバーナーの家庭用移植作品については、これだけでブログ1本書けてしまうのでここでは割愛しますが、まだ画面の回転機能もなかった時代に力技で回転させるという当時のセガらしいこの作品は、家庭用に移植するという時点で無理ゲーで、個々の作品を見てるだけでも楽しいのですよ。またいずれ。

ちなみに、動画で紹介されているのは、前後左右に動くダブルクレイドルタイプというやつで、今現在日本国内で稼働が確認されているのが大阪新世界のゲームセンター『ザリガニ』だけっぽいです。最初は1台だけだったのがいつの間にか増殖、今3台が稼働しています。ちょっと頭おかしいですね。料金は300円。まあ今後なかなかプレイする機会がないでしょうから、見かけたらトム・クルーズになれる最後のチャンスだと思ってください。お立ち寄りの際は是非1プレイどうぞ。

スターフォックス64

時は10年進んで、ニンテンドー64。スーパーファミコンで発売された『スターフォックス』の続編『スターフォックス64』です。

見た感じ、トップガンとは何も関係なさそうですが、実はドッグファイトの感覚と言う点で言えばアフターバーナーなんかよりはるかにこちらの方が上です。しかも純粋にゲームとしてめちゃくちゃ面白く、私はゼルダ2作とこのスターフォックス64の3本だけでニンテンドー64本体分の元を取ったと思うほどやり込みました。

味方数機と同時出撃、味方がピンチになればその後方の敵を蹴散らし、支援に失敗すれば罵倒された挙句戦力ダウン。ボス戦では360度移動モードに転換、よりドッグファイト感が増します。

任天堂Switchをお持ちの方、オプション料金でプレイできるので是非どうぞ。今やっても全く古さを感じさせません。

 

F15ストライクイーグル

時は再び遡って1988年。以前にも紹介したかもしれませんが、ポリゴン(ワイヤーフレーム)で3Dシューティングを再現したのが『F15ストライクイーグル』です。

え?これがゲーム?

そう思いますよね。今秒間60フレームが当たり前なのに、このゲームではせいぜい1.5フレームってとこでしょうか。しかし当時、疑似3Dではなく、シミュレーション要素を強めて3Dシューティングを作るとこうなるのです。これでも喜ぶファンは当時にもたくさんいました。ここでは敢えて最もショボいMSX版を紹介していますが、他機種版はそこそこちゃんとしてるのもあります。

 

スカイデストロイヤー

ついでなので、3Dシューティングという枠で紹介してしまいましょう。ファミコン『スカイデストロイヤー』。アーケードからの移植で、トップガンとは何の関係もありません。

見て分かると思いますが、小気味良く結構爽快感のある3Dシューティングでした。ま、それだけです。うちにあったこのソフトが誰のものかは憶えていませんが、お心当たりのある方はお知らせ頂くと謝ります。

 

エクセリオン

同じファミコン初期の作品『エクセリオン』。これまたアーケードからの移植で、この世にまだ『スーパーマリオ』が存在しなかった昔の作品です。

これよく見てください。画面下半分で流れる背景(地上)は一応疑似3Dなんですが、戦ってる自機や敵機は3Dでも何でもないのです。もうギジギジ3Dですよ。自機の動きには慣性がついており、慣れないうちはすんごいストレスが溜まります。しかしこれがクセになる。このソフトは紛れもなく自分の所有物でしたが、私の感覚では当時結構売れてたのではないかと思います。

 

というわけで、何となく書きたかっただけなので書いてみました。

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