ついにジャニーズ事務所に公取委が注意
【速報】ジャニーズ事務所がコメント 元SMAP3人の出演めぐり – FNNプライムオンライン
ジャニーズ事務所が元SMAPの草彅、香取、稲垣をテレビに出演させないよう圧力をかけていた疑いで、公正取引委員会から独占禁止法に基づく「注意」を通告されていたという話。
この話そのものは「何を今更」ですが、表向きに話題にする人は見たことがありません。そもそも公取委がこういう事務所の圧力に文句をつけるのも初めてのケースではないかな?
加藤浩次“元SMAPへの圧力“を語る。ジャニーズ事務所に限らず「暗黙にある」
それを地上波ワイドショーの司会という立場から「周知の事実、視聴者だって気づいてる」と堂々と発言した極楽とんぼ・加藤の勇気は大したものです。もうこれ以上稼ぐ必要はないほど売れたタレントは、こうやって公共心を持った発言をどんどんしてほしいものです。
事務所に干されたと言えばサブローシロー
極楽加藤と言えば、今話題の吉本興業ですが、吉本のえげつなさもジャニーズには負けてはいません。ある程度以上の年齢であれば、太平サブローシローの騒動を憶えているかと思います。彼らはギャラが安すぎると言って吉本を飛び出しました。時折しも『オレ達ひょうきん族』の人気で、明石家さんまやビートたけしといったモンスター芸人のギャラが爆上がりしていくのを目の当たりにしていたことも理由の一つだったでしょう。
しかしその結果、吉本から完全に干されて全くテレビに出られず、頭を下げて吉本に出戻り。気づけばギャラが上がるどころか、新人レベルにまで戻されたという何とも切ない話です。もっとも、元々それなりの知名度と人気があったので、営業のワンステージが500円であっても、テレビ復帰したらあっという間にギャラも元に戻ったと思われますが。
大手芸能事務所というのはこういうものですし、経営者としてはある意味当然の判断とも言えるでしょう。後はバランスの問題です。
3つの着眼点
さてジャニーズですが、今回の騒動で気になる点が3つ。
中居君は何やってたの?
SMAP解散時、SMAPは木村vs中居+3という陣営に分かれて紛争状態になっていたことは有名な話。その結果、木村と中居がジャニーズに残り、草彅、香取、稲垣の3人が脱退となりました。中居がジャニーズに残ったのは、残りの3人に対してジャニーズ事務所が遺恨を残さないためとやらで、その時世間の中居に対する評価は上がっていたんですよ。
ところが蓋を開けてみればこの騒動。中居の男気はどこへやら。3人が干されていたのは誰の目にも明らかで、中居が知らない訳がありません。中居と3人との間に友情があるのなら、中居は改めてジャニーズ退社騒動を起こして然るべきのはずです。あるいは3人との間に何かあったのでしょうか。
で、なぜ今?
このタイミングはあまりに出来過ぎていますね。当たり前に考えられるシナリオとしては、SMAPの育ての親であり、ジャニーズ事務所を退社した飯島三智氏(あるいはその関係者)が、ジャニー喜多川の死去をもって、ジャニーズ事務所がメリー喜多川+ジュリー喜多川という飯島氏にとって「純粋悪」と見做せるようになり、公取委に証拠とともに通報…という筋。あると思います。
「身内」以外への圧力は?
ジャニーズの圧力と言えば、「身内」に限ったことではありません。AAAや三浦大知などが有名ですが、今回の騒動を発端に、問題は外部へと派生していく可能性もあります。行政が何もしなくても、視聴者は話題にしていくでしょう。
まあ、ジャニー喜多川氏の死去で気色悪いほどジャニーズが神聖視されていたので、この騒動は少し痛快なものがありますね…というゲスな話でした。
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