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コロナ禍の終わりの始まり!?

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コロナ禍の潮目が変わってきた

ここ最近、ツイッターで書いていることなんですが、このコロナ禍、いよいよ流れが変わるターニングポイントに差し掛かったようです。

この2年間、政府は日本医師会に阿り、マスコミは恐怖を煽った方が視聴率が取れていたため、利害が一致して、とにかくコロナは怖い!という大前提が社会にはありました。

政府は日本医師会の利権を守るため、全く意味のない緊急事態宣言の安売り、配る先を恣意的に選んだ10万円給付、PCR検査の増強にmRNAワクチンの推進。マスコミはとにかく「コロナ怖い!」。

国民の認識はというと、(あくまで私の勝手なイメージですが)モノをちゃんと分かっている人が2割、モノが分からない情弱と利権側にいる人が合わせて3割、どちらでもなく多数派に日和る人が5割でした。

コロナ禍が収まっているというだけで岸田政権を支持する人が多いのは、一見するとバカが多いようにも見えますが、いや、その通りだとも思うんですが、ものが分かっている人とそうでない人の戦いの結果、残りの5割が多数派に付いているだけなのです。なので、すごく大勢の人が思いを一にしているような錯覚を生んでしまうのですが、そういうメカニズムを理解していると、このインフォデミックはあっという間に終息する可能性があるわけです。

テレビを付けてみると、これまでだとローカルで本当の有識者がひっそり言ってたような「コロナ怖くないんじゃね?政府の対策おかしくね?」という主張が、昨年末のオミクロン株登場を機に、ついに地上波の全国区でも、少しずつですが、聞かれるようになってきました。

これは「ものが分かってない国民」がものが分かるようになってきたことより、単純に2年も続くコロナ禍に飽きて、コロナ怖い報道が視聴率ゲットの手段にならなくなってきたことの方が大きいと思います。

 

実はもう起きているオミクロンパニック

とは言え、政府が基本方針を改めない限り、今の状況はすぐに良くなることはありません。それどころか、「感染者数」ベースで方策を決めるというやり方を変えていないので、重症化リスクは格段に小さくなったのに感染力が高まっているオミクロン株の大波は、これまでで最大級のコロナ“禍”を作り出そうとしています。実にアホらしい話です。

すでに全国各地で実はパニックが起きていて、特に教育機関と介護施設はかなり大変なことになっています。学校は数人の感染者が発覚したからとりあえず休校。「その後の措置は追々」って、感染者が減るとでも思っているのでしょうか?私の見立てでは、感染者数のピークは1月末頃に訪れ、その後同じ角度で急速に減っていきます。ってことは少なくとも2週間、長ければ1か月、この状況は続くことになるわけですが、計画的でない臨時休校をだらだら続けるつもりなんでしょうか。

私の知人の介護従事者の職場では、第5波の際、関東の施設で感染者が発覚して濃厚接触者が一斉に休むことになり、同一経営者による関西の施設から応援を送ることになったが、到着早々その応援職員が濃厚接触者となり、ほとんど働くことなくホテルに軟禁され、関西に帰ってきたと。

ほとんど笑い話ですが、今回のオミクロン波より波が低かった第5波ですらこんなことが全国のあちこちで起きていたのですよ。これ、施設を相当数持つ大手だから応援も送れましたが、2~3つの施設でやってる零細介護事業所はどうします?職員の融通なんか利きませんよね?あるいは障害者介護というマイナーな事業所は?

たとえ法律が許したとしても、濃厚接触者職員を働かせることによって、もし後に利用者の感染が発覚したら、その家族の中にはピギャーーッ!となる人が出てきます。これは利権集団とマスコミがスクラムを組んで歪んだ社会的合意=人災コロナ禍を作り出したことが原因です。

 

岸田政権はパニックを増強させたい?

さて、コロナ5類格下げ論の声が大きくなってきて、岸田総理の反応はと言うと、「感染者が急速に増加している中での5類格下げは現実的ではない」とのこと。

どうしようもありませんね。

政府は、先に書いた社会のパニックを増強させたいわけです。今の2類相当(実際はそれ以上の扱いらしいですが)のまま、教育機関や介護施設、何より病院に間もなく襲い掛かるであろうパニックの本番をどう迎えろと言うのでしょうか?

すると政府はこう答えるのです。

「自治体に適切な対応をムニャムニャゴニョゴニョ……」

これが、首脳を直接選んだわけではないにしろ、皆さんが選挙で認めた自民党のやっていることなのですよ。

以前の波と比較してもらえればよく分かるんですが、今の第6波の感染者増加ペースは、その角度がとんでもないことになっています。つまり、猛烈な感染力を持っていることになるわけで、いまだこれを抑えようとすることが対策だと思っている人がかなりいるわけです。

 

おさらいになりますが、医療ひっ迫度は「感染者数/医療リソース」で計算されます。政府や自治体の方針はどこも基本的にこの分子を小さくしようとするもの。でも、残念ながら人為的に感染者数を減らすことに成功した形跡は全くありません。

しかし、分母を増やすのは実に簡単なのです。コロナ対応病院および病床数を増やせばいいだけ。日本の医療リソースは有り余っています。人工呼吸器やECMOはそのほとんどが今埃をかぶっている状態。足りないように見えるのは、故意に人手不足を作り出すよう制度設計をしているからです。それが「2類相当」というマジックです。

第6波は5波の倍以上の感染者数が発生しても全く不思議ではありませんが、岸田政権はコロナ病床を3割増やしただけ。これ、このままだとパニック確定なんですよ。

 

貴様何を言ってる!5類なんかにしたら治療費が患者負担になるだろうが!!

↑全く意味のない反論です。

弱毒化したとは言え、まだインフルよりは怖いだろ!

↑医者が大ウソついてます。コロナはインフルの足元にも及びません。

次の投稿ではこの辺、説明します。

ブログはなるべく短めに。

先に知りたい方は、先日参加させて頂いたフォロワーさんのツイキャスで話していますので、御聴取ください。

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