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「いじめは今だけのもの」←ほとんどの場合これ正解。

育児・教育

山口もえのいじめ発言がちょっとバズったとのこと。
もう3週間も前の話なのでネタとして新鮮味はありませんが、このテーマ自体は普遍的なものだし、どうしてもちょっと言いたいことがあったので。

山口もえ「いじめ持論」炎上の理由 専門家が指摘した「欠けていた視点」とは https://www.j-cast.com/2018/08/29337338.html @jcast_newsさんから

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「何を言ったか」より「誰が言ったか」が問題にされる

これですね、私はそんな高度なお話ではないと思うんです。
なんというか、典型的な「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」の問題なんじゃないでしょうか。

同じことでも、実際に壮絶ないじめを体験した人の口から出れば励みにもなったかもしれませんが、山口もえが言っても「いろいろと恵まれた環境で育ったお前に何が分かる!」ってなっちゃうのも仕方ないのかもなーと。

でもね、私は彼女の言ってることに何もおかしなところを感じないんですよね。だって、「80年とか90年ある人生の中で、いじめられる期間なんてほんのちょっと」これ事実ですからね

「地獄が永遠に続く」という錯覚を生むいじめの怖さ

いじめられている状態は認知の歪みを生み、正常な判断力を喪失させます。その最悪の結果となるのが「自殺」です。家族や友人は、それを避けるために対策をとらなくてはいけないわけですね。

追い詰められて思考力がなくなる前に何をすればいいか。「逃げ道がない」ことと「今の瞬間が永遠に続く」という錯覚を覚まさせれば良いわけで、その目的のための手段のひとつが「今の辛い時間は永遠にも感じられるかもしれないが、その後の人生の長さに比べればほんの一瞬だ」ということを教えてあげることじゃないでしょうか。

もちろん、誰にでも通用する黄金の手段などありませんから、人それぞれではあるでしょう。しかし、「これを聞いたから励みになった」って人はいそうな気がしても、これを聞いて余計に絶望する人っているんでしょうかねほとんどいないと思うんですよ。今、山口もえを叩いてる人も、そのほとんどが「過去にいじめを受けた経験のある人」のようですす。

ひろゆきだって言ってる

ところで、ひろゆき(西村博之)氏も自身のネット番組で、同じようなことを言ってたんですね。どの動画だったかすぐには確認できないので、私の記憶による意訳ですが、すなわち、
「いじめなんてコミュニティーが変わればほとんどの場合スパっとなくなってしまう。その時の判断で自殺なんかしたら大損。中学なら高校入学、高校なら大学、大学なら就職すると環境は変わる。その後、めちゃくちゃ幸せな人生が待ってるかもしれず、今無思慮な行動に出て破滅するのはもったいない」
とまあ、こんな感じです。

むちゃくちゃ当たり前の話ですね。

繰り返しますが、問題はこの文言そのものではありません。いじめられている当事者にはそう思えるだけの余裕や判断力がないことが多く、当たり前のこともなかなか伝わらないということが問題なのです。

じゃあどうすればいい?

当事者ではないけど当事者の関係者であるという人は、それになるべくいち早く気づき、本人が認識できる形でアドバイスしてあげる必要があるわけです。

その関係者の中でも切実なのは親でしょうし、自分の子供がいじめられていると知ったらタイミングによっては「なぜもっと早く言ってくれなかったのか」と思うかもしれません。そこは多少雑な言い方をしてしまうと、親子の信頼関係ではないかと思います。

「お前がいじめられたらまず俺に言え。友達がいじめらてるのを見ても俺に言え。お前が誰かをいじめてるのが分かったらお前を殺して俺も死ぬ」

くらいのことを個々の親が普段から言っておけば、そもそもいじめの発生件数はぐっと抑えられるかもしれませんね。

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