そもそも相撲は人命軽視の競技ではないの?

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力士はかなりの早死に

「土俵上の女性差別」にまつわる問題として、「そんなに命が大事なだんじり祭りも規制しろ」てなことを先日書きました。

さらにもうちょい突っ込んで調べてみたんですね。

何を調べたかというと、力士の平均寿命についてです。

するとYahoo!知恵袋でわざわざ平均を計算された回答者がいらっしゃいました。

力士の平均寿命ってどれくらいなんですか?北天祐、剣晃、栃赤城など若くして亡く…

この回答者さんによると、

昭和55年から平成14年の間に死去された100人の幕内を経験された力士の平均寿命、正確には死亡時の年齢の単純平均値は63.6才で、最短は22才、最長は91才でした。

とのことで、平均より15歳程度は早死に傾向があると言えます。
(この期間で幕内力士100人という数字はかなり少ないですが、無作為抽出していると信じることにします)

 

そして「人命至上主義」を考えてみる

なんでこんなこと調べていたかというと、土俵の女性差別騒動から派生した「人命至上主義」が実に軽薄なものとして引っかかってたからなんですよね。

つまり、そんなに命が大事なら、そもそも相撲なんて禁止すべきなんですよ。どう考えても、あの体の作り方は寿命を縮めてるんですから。あるいは体重階級別にするとか。

同様にボクシングなんかもそうで、やはり平均寿命はかなり短いらしいです。そりゃあんだけ激しく体動かしてろくに水も飲まずに1ヶ月に10kgなんて減量をするんですから、当然と言えば当然ですね。これだって禁止にすべきです。

さて、本当に禁止すべきでしょうか?

「人命至上主義」をテキトーに用いるな

人間は勝手なもので、ボクシングでも相撲でも、それを見て興奮するんですよ。スポーツに興味のない私ですら、たまにボクシング見たらやはり見入ってしまいます。それは命を削って作られた肉体と技術を見せつけられているからです。で、こういう問題が起きると、そんな自分を忘れて「人命軽視だ」などとのたまう。

「問題は政治家という選手でない者の命であって、論点のすり替えだ」
と思われた方。
ということは、「人命至上主義」ではない、あるいは「条件付き人命至上主義」ということですね。

私は、女性の医師や看護師が土俵に上がること自体をさほど問題視しているわけではありません。それを「女性差別」だの「人命軽視」だのと言った一見すごくカッコイイ言葉だけどものすごく根拠が雑な論理が気に食わんのです。

だってこれらのキーワード使われると反論しにくいですからね。卑怯なんですよ。

ところが言葉の意味をきっちり捉えて突き詰めて考えてみると、どこかに矛盾が生じてしまう。言葉の使い方が雑だからであって、言葉の使い方が雑ということは論理構成も雑ということなんです。キレイな包装紙に包んではいるけど、中身は重くて尖った石を投げつけているんです。

「女人禁制にするとこんな問題がありました。だからこれからは、コレコレを例外として扱いましょう」
で済む話なんです(個人的にはそれすら要らないと思いますが)。

でもマスコミは、この場合であればアナウンスした行司や相撲協会を叩かないと気が済まないんですね。で、一連の不祥事と絡めて「やっぱり相撲協会は」という文脈にしたいわけです。じゃあお前らは土俵の女人禁制で、この想定できたはずの事案について過去に考えたことがあるのか?と。考えたことがないから、問題が起きてから問題扱いするわけです。

これは人間の心理で、何か不具合が起きると自分以外の誰かに犯人を特定したくなるんですよ。これも全部アイツが悪かった、と。これ、今の安倍政権をぐらつかせているモリカケやセクハラ騒動と同様の問題で、要するに「魔女狩り」なんですよね。

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