林家三平の落語が酷かった話。

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長距離ドライブの際は落語のCDを聴くことにしている。本当は芸人の深夜ラジオの録音を聴きたいが、大体家族に聴かせるには品がなさすぎるので。落語は眠気が来にくい。

立川談志、桂枝雀の落語は音だけで楽しむには、かなりしんどい。そもそも聴き取りに難のある小生の耳に、いかに名人芸であっても、ボソボソ、早口、大きな抑揚のある喋り方はなかなか入ってこない。

その点、志ん朝、円楽、米朝あたりはすこぶる良い。志ん朝はほれぼれするほど声が良いし、演ずる上での抑揚は十分にあるのにトーンの幅が狭く聴き取りやすい。何より落語がうまい。

そういった落語の名人芸を一しきり楽しんだ後、東京からの復路、海老名SAでテレビを付けてみたらちょうどテレ東の新春寄席。林家三平と神田松之丞がリレーで源平盛衰記をやるという企画だったのだが、林家三平の酷さにハンドルが外れた。

林家三平、とにかくまともに喋ることすらできない。滑舌が絶望的で、20文字に一度のペースで噛み、何を言ってるのか分からない。落語協会は何を思って真打にしたのか知らないけど、大学の落研レベル以下。老人ホームの慰問がせいぜいで、テレビに出すような芸ではない。

この番組のプロデューサーは相当性格が悪いのか、その後に出てくる神田松之丞とのコントラストで三平の酷さが際立つ。松之丞は、笑いのセンスは高いし、講談も超一流。自分で「皮肉」と何度も言っていたが、三平のいじり方には相当困ったのではないか。

林家三平のような落語家を落語家として置いておくのは伝統芸能の価値棄損に他ならない。笑点に出るのは良い。あれはあれで需要がある。でも落語はさせないようにするか、テレビでやるのは禁止にしたらどうか。

とにかく面白くないのに芸人を名乗ってギャラを稼ぐやつが嫌いなので、林家三平も宮迫も大嫌いなのだ。三平はとにかく稽古不足だし、稽古しててアレなら向いてないってことだから、やっぱり落語はやめるべきだ。何より許せないのは、嫁が国分佐智子ってことだ。

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