え?犬を飼ったこともない人が犬のしつけ論を教えている?

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ペットトゥモローの記事より

愛犬との信頼関係が壊れる「NGな叱り方」 https://petomorrow.jp/news_dog/79438

この記事もまたどうにもこうにも、何が言いたいのか分からない犬のしつけ論。「あれやるなこれやるな」と書いてるけど、「じゃあどうすりゃいいの?」がどこにも書いてないし、関連記事にもない。意味があるのかな?

(1)「暴力はダメ」

小学校の道徳で習う「友達となかよく」レベルの話。犬のしつけや人間の教育論で「暴力」という単語を扱うなら、「体罰」「暴力」「虐待」それぞれを定義する必要がある。ここに書いてあるのは「心地よく響く言葉」でしかない。

例えば、リーダーウォークにしろ、「待て」の訓練にしろ、物理的な力の介入が不可欠である。人間の子供だって道路に飛び出しそうになったら腕を引っ張る。これ、暴力ではないの?

“「しつけ」と「恐怖心による心の支配」は違う”

例えば子供に交通ルールを教える際、「交通ルールを守らなかった場合に起こる災厄」という恐怖をセットにしないで教えようがあるんだろうか。宗教だって、神罰というものがあるから人間は秩序を形成できるはずなんだが。

(2)“むりやり仰向けにするのはNG”

「そんなことをしても服従心は芽生えない」とのことだけど、これも「じゃあどうすりゃいいの」が書かれていない。叱られてる時に仰向けにならない犬というのは、その時点でしつけに大失敗している証拠なんだけど、知りたいのは対処法ですよね。

ここでの趣旨はツッコミなのであまり詳しくは書かないけど、飼い主が「叱りモード」であるにも関わらず犬が仰向けにならない、あるいは仰向けにさせようとすると強く抵抗するというケースはかなり危険。本気で噛んできてガッツリ怪我をすることもある。

 

(3)“マズルを掴むな”

「オオカミがやってたとしてもマネしちゃダメ」とのことだけど、じゃあオオカミは間違ったことをしてるってこと?

私ですね、世に流布するしつけ論でこの理論がもっとも分からんのですよ。マズル掴むな、甘噛みさせるな、って犬同士がやっていることをなぜ人間がやっちゃいけないのか。そのまともな根拠を見たことがないんです。

これに関連する絶好の実例をつい先日目の当たりにしたので、それはまた別の投稿に書くことにします。

(4)“感情のままに叱るな”

これ自体は分かるんだけど、「表情や口調に怒りを込めるな」と言うのが全く、サッパリ、分からない。一切の感情を込めずに「ダメ」と言ってなぜ犬に通じるのか。「ダメ」という言葉と「ダメ」という概念が犬の頭の中でどうやって一致するというのか。
言うまでもないことだが、人間の子供であっても、まず感情を込めた言葉を聞き続けて、その後にその言葉の概念(観念)が形成される。「いい子でちゅね~」と「ダメでしょ!」が同じトーンで良いわけがない。

「理性を忘れて暴力的になってはいけない」というのなら分かるが、「言葉に感情を込めてはいけない」と言っているのなら、完全に間違いである。むしろ、何も感じてなくても叱る時は「怒りの演出」は必要。

そもそもアンタ誰なんだ

ライターさんのプロフィールを調べてみると、「キャットケアスペシャリスト」とはあっても、犬の飼養歴についてはどこにも記載がない。もし、犬を飼ったこともない人間がいくばくかの原稿料のために犬のしつけについてテキトーなことを書いているとしたら、罪深いことだ。


 

補足ーー犬を飼ったこともない人が犬のしつけ論?

これはペットトゥモローという犬猫の情報サイトの記事を俎上に上げてツイートしたものに多少加筆したものです。

言いたいことは以前に書いたわんちゃんホンポに対するものと同じ。中身がテキトーすぎるんです。

それに対する私の反論も当ブログで書いてきたものをなぞっているだけなので、当ブログの読者であれば分かり切ったことですね。

この記事のライターである「古川諭香」という方をググってみると、猫の飼っていることは分かるんですが、犬についてはノータッチ。猫についてこれだけアピールするのであれば、もし犬を飼っていたらそれはそれでアピールするのが普通でしょう。ということは、この人は「犬を飼っていない」と判断するのが妥当で、ヘタすると「犬を飼ったこともない」可能性だってあります。

そもそもわんちゃんホンポにしろペットトゥモローにしろ、誰が記事を書いているかと言うと、「主婦の皆さん、空いた時間を有効利用してみませんか?」的なノリで一般から募集しているんですよ。1記事あたりウン百円とかで。

仕上がった原稿は「審査」されるらしいんですが、その審査が犬猫の飼養論そのものについてに施されているとは考えづらいですね。どこかのパクりではないかとか、差別用語がないかとか、そんなレベルでしょう。

つまり、そこら辺の素人が書いたものでも、その中身については何の保証もなくネットで発信してしまっている可能性があるわけです。

さて、考えてみてください。

この手のサイトを読む人は今現在犬や猫を飼っている人がほとんどでしょう。

犬を飼っているあなたに、犬を飼ったこともない人が、犬の飼い方を教えているとしたら?

ちょっと恐ろしくありませんか?

もちろん私の推測にすぎませんが、この記事内容のレベルから言えば、「なるほど」と思わざるをえません。

ウン百円とかウン千円の原稿料のためにテキトーに書いた記事。初めて犬を飼い始めた人がネットで検索してたまたま最初に目にしたのがその記事で、ずっとその内容を信じていたとしたら?そのために犬が不幸になってしまったとしたら?

本当に悪質だと思いますよ。

全ての情報に対して言えることですが、特にペット情報と言うのは第三者による審査が緩いようで、読む際には十分注意するべきでしょう。さらに、この手のサイトは書く側も読む側も女性がメインのようで、論理とか根拠よりも、なんとなく共感できそうな雰囲気作りに重点が置かれているように感じます。

もちろん、私が今書いているこのブログも同様。まずは疑い、その他のサイトや教本、実際に犬を飼っている人の意見など合わせた上で、客観性や説得力を吟味してください。

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