【参院選】「NHKから国民を守る党」はキワモノ政党などではない

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NHKをぶっ壊す NHK

消費増税予定変更しないまま与党が勝利

参院選が終わりました。

野党は議席を増やしたものの、与党に有意なダメージを与えることもできず、自公連立の勝利。「まあ、いつも通りじゃん」じゃないんです。これ、実はとんでもないことが起きた…と言うか証明してしまったというか。

兼ねてからの重要懸案として消費税増税があったことはこのブログでも書いた通り。その消費増税を選挙までに延期あるいは凍結するのかというところが注目されましたが、結局は行われず選挙に突入しました。

これどういうことかというと、ジャッキー・チェンの映画で出てくる「貴様ごときに手は要らん、足だけで十分だ」という敵みたいなことをやって、実際楽勝してしまったわけですよ。これが今の野党の姿ってことなんですな。

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重度身体障害者が国会議員を務めることの是非

そんな野党の中でも目立ったのが山本太郎率いる「れいわ新選組」と立花孝志率いる「NHKから国民を守る党」でした。

れいわ新選組は立候補者のうち当選者2人の2人ともが重度の身体障害者で、舩後靖彦氏に至っては話すこともできません。さて、この様子を「いろんな人に参政権が認められている証拠、よかったよかった」と喜べるでしょうか。私にはそうは思えません。

いかにも良い事のように映るこの光景ですが、私はかねてより、「政治はその能力のある者がやるべき」と主張している以上、このれいわのやり方には真っ向から反対なんですよ。この場合の能力は、頭脳だけでなく身体能力も含めます。

政治家という仕事は、マジメにやれば激務です。閣僚や党幹部ともなれば、普通の健常者でも体を壊しかねないハードワークでしょう。車椅子が必要な人が土方仕事には就けないのと同様、政治家もやるべきではないのですよ。書面仕事はともかく、持ち時間を決められた質疑にどう参加するのでしょうか。そこで持ち時間を注意されたら今度は「差別だ!障害者は政治に参加できないのか!」とでもやるつもりでしょう。

つまり、山本太郎は彼らをアイコンとして利用し、かつ与党に嫌がらせしたいだけではないのか、と私なんぞは思ってしまう訳ですよ。

障害者を含めて社会的弱者が住みやすい日本を作るべきは健常者なんです。障害者が議席を持たなければ障害者のための政治が為されないのであれば、障害者だけで過半数を獲らなきゃならんのではないか?子供はどうするの?って話にもなります。障害者は常に絶対的少数勢力であって、単なる多数決では負けてしまう存在です。つまり、結局は多数派の健常者が弱者のことまで考えて日本を作っていかなければいけないのですよ。

何より、今回の参院選で見せたあの芝居がかった満面の笑みの正体はこれでしょう。

山本太郎、障碍者を擁立したが過去に安倍首相の持病を揶揄していた – Togetter

人の病気をいじって遊べる人格の持ち主、それが山本太郎であり、2人の障害者候補者は手段に過ぎないのです。……という個人の見解です。

NHKから国民を守る党はキワモノなんかじゃない

さてさて、NHKから国民を守る党です。
NHKの政見放送で「不倫路上カーセックス」を何度も何度も連呼した立花孝志代表をはじめ、よくこれだけ人材をそろえたなと感心するほど個性的な候補者がそれぞれの“ネタ”を披露していました。

見事な戦略ですね。はたしてN国は1議席を獲得。国政の足掛かりをついに手に入れてしまったわけですよ。立花孝志氏の戦術スキルと神経の太さ、おそるべしです。

問題と言えば、この政見放送が目立ってしまったことで、「キワモノ政党」の烙印を押されはしないかということ。実際、ツイッターではそのような見方をする人も結構います。政策をどうのこうの言うまでもなく、「N国なんてものは」とね。

選挙後のメディア出演の際の「NHKのスクランブル化に賛成するなら自民党の会見にも賛成する」と駆け引きを持ち掛け、さらにあの問題児・丸山穂高氏にも声をかけるような振る舞いからもそういう印象を与えてしまうことになるでしょう。

し・か・し、ですよ。
これ、何か国民が困ることありますか?
自民党が「分かりました、じゃあスクランブル化に賛成しましょう」とはならないんですよ。そしてそれで良いんです。立花氏もそうならないことは分かっているはずで、彼が目論んでいるのは断られるのは承知の上で、「はい、皆さん、自民党はこれで正式に“NHKを守る党”になりましたよ」と国民に認識を深めさせることでしょう。

まず第一段階で「自民党に親NHKであることを表明させた」という形を作って、その次に自民党を含めた全国会議員の中からNHK解体論の声を上げさせていけば良いわけです。これまでシカトを決め込んでいたNHK問題を立法府の俎上に乗せることこそ立花氏の目論見なのでしょう。

改憲動機が不純?どうでもいいでしょ、そんなこと。

憲法改正とNHK問題の根っこって同じだと私は思ってまして、その存在理由が「今までこれでやってきたから」以外にないのですよ。我々はすっかり「憲法とは何か」「憲法とはどうあるべきか」「憲法はいつ改正されるべきか」なんて議論をせずに来たわけです。「70年以上これでやってきたんだから」がどういう訳か根拠になり「触ってはいけない」みたいなことになっちゃってるんですね。

NHKの歴史も大体同じでして、相当な金持ちしか持てなかったからこそ意味のあった受信料契約の形態を、テレビ普及率ほぼ100%の現在でも続けていることに何の意味もなく、あるのは利権だけなんです。それが100%徴収できていれば「公平」とも言えるんですが、取ったり取らなかったり、どういうわけか沖縄なんて半分以上の人が払ってなかったりと実に不公平なので、「テレビ税」としても不完全なんですよね。

おっと、この話はさんざんやったのでここでやめておきます。

つまりは、NHKを解体(スクランブル化)する、あるいはその動きは、憲法をはじめ、日本の政治に「今までそうだったから」だけで存続している不合理な慣習を一斉に改革する動きに繋がるんじゃねーのってことです。

保育所不足、大阪都構想、加計問題等々、「今までそうだったから」という抵抗勢力が改革を邪魔しているんです。

「NHKをぶっ壊す」以外に政策がないのは無節操?

じゃあ一人一人の政治家にどのような理念があり、どのような政策を実施できたか精査してみればいいんですよ。N国のようなワンイシュー政党はキワモノに映りますが、だからといってNHK問題以外をいかにもそれっぽく語られたところで白々しい限りです。N国はこれで良いし、立花氏は「NHK問題以外は多数派につく」と何とも清々しい政治理念を表明しています。私はこれを支持します。だって、多数派ですからね。民意ですよ。

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